日々雑談~2305~

キン肉マン 第196話 頂上決戦、開幕!の巻

 悪魔超人の頂点である悪魔将軍と完璧超人の頂点であるストロング・ザ・武道(ザ・マン)の戦いが、いよいよ開始。両勢力のトップ同士の戦いであり、一番弟子と師匠の戦いであり、何より二人の信念をぶつけ合う戦い。これは、面白くならなかったら嘘だぜ。

 キン肉マン作中にてトップクラスのチートと言えば悪魔将軍だったものの、その悪魔将軍すら圧倒するザ・マンの超チートっぷり。ガンマンのパワーにシングマンの強靭さって、この時点でもはや並大抵じゃねえよ。この完璧始祖全員を凌駕する武道の強さへの例えもまた、悪魔六騎士の集合体である悪魔将軍と対になっております。始祖の集合体に勝てるのかどうかって話ですが、悪魔六騎士も始祖を数人倒しているので、出来ない話じゃないんですよね。

 作中、武道はまだ魔雲天の1試合しかしておらず、この悪魔将軍戦が2試合目となるわけですが、たった1試合でしか強さを見せつけていないのに、2試合目でチートな悪魔将軍を圧倒する光景が自然なのが凄い。直系の弟子である完璧始祖の凄まじさや神話の如き過去の物語と、試合以外で武道の凄まじさが補強された結果でしょう。

 超大物同士の対決はどうなるのか。格闘技団体のシームレス化が進んでいる昨今、これほどのトップ同士の対決は現実でもそうそうあるめえよ。

日々雑談~2304~

 鉄は熱いうちに打てということで、映画ドクター・ストレンジを観てきました。なんとか時間が作れるならば、映画は早く観たほうがいい……予定や上映期間の都合もあるけど、観ないとなんかズルズル行きにくくなっちゃったりするのよね。

 今までのアベンジャーズ含めての十数作は「物質世界の戦い」であり、ドクター・ストレンジが挑むのは「精神世界の戦い」。口で言うのは簡単だけど、じゃあ物質と精神の違いってなんなのさ? このドクター・ストレンジを描く上で最も大事な疑問に、真摯に答えようとしているのがこの映画。アベンジャーズタワーが映り込み、スタン・リーがうろついていて、見知った単語が出て来る、既に知っているはずなマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観。それなのに、魔術を介することで、知っている世界はまるで見たことのない世界となる。前衛的、サイケデリック、挑戦的、どの撮り方も「魔術」というアイテムにかっちりとハマっており、凄いモン見せられた……としか言いようのない映像がバンバン出てきます。アントマンやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもそうだったけど、MCUの単体ヒーローは毎回テーマが「挑戦」よね。未知の実現と、新機軸の確立。

 細かなことは後日に回すとして、映画ドクター・ストレンジはMCUユニバースの血を継ぎつつも、少し変わった作風に仕上がっているので、実に興味深い作品かと。そもそも、ドクター・ストレンジ自体がヒーローの定石から若干外れた立ち位置ですしね。その個性を映像化しようとすれば、そりゃちょっと違った形になるよ。

ののさん

※注:このSSは公式的なものでは一切ない、私的なカオチャネタです。

 

乃々「拓留。そろそろ練習しなくていいの? もう、何時必要になってもおかしくないでしょう?」

拓留「練習って、何の?」

乃々「何って、アニメになった以上、みんなでバンドを組むんでしょう? 早く分担を決めないと……」

拓留「それ何処情報!? てか、微妙に古いし!」

乃々「ボーカルは、世莉架か私よね?」

拓留「意外と乗り気だ!?」

 

 

拓留「でも、来栖はバンドやアイドルの格好より、着物の方が……(ヒソヒソ

伊藤「分かる。副部長は演歌枠っぽい(ヒソヒソ

世莉架「のんちゃん、演歌のコブシ? ああいうのすっごく似合いそう(ヒソヒソ

 

乃々「拓留、ちょっとこっち来なさい」

拓留「いいっ!? な、なんで僕だけ!?」

 

 

久野里「誰が恨み節が似合いそうな女だ」

雛絵「人のコトを、なんでもやりそうな面白枠担当だなんて思っているとー……貴方、殺されますよ?」

神成「二人共、いきなりどうしたんだ?」

久野里&雛絵「「いや、なんとなく」」

日々雑談~2303~

SIXPACK AND DOGWELDER: HARD-TRAVELIN’ HEROZ #6

SIXPACK AND DOGWELDER HARD-TRAVELIN’ HEROZ #6

 犬を溶接する。犬溶接マンの能力はそれだけであった。だが犬を溶接することで、救われる星と生命がある。空前絶後の犬溶接が宇宙をも震わし、彼は伝説となる――

 本日発売(配信開始)された、セクションエイトの仲間たちの旅路を描くシックスパック&犬溶接マンのシリーズ最終話。ゴッサムから始まり、エジプトやNASA、最終的には宇宙にまで到達した彼らの旅の終焉とは。さっき読んだばかりなのですが、これはまるで作者であるガース・エニスの原液のような話。字面だけでも面白い馬鹿らしさを磨き上げ、馬鹿らしさとは相反しているように見える、ほろ苦さも内包。笑い転げつつも泣けるストーリの、強烈な読後感。ああ、濃厚なガース・エニスだ。普通のヒーローへの冷めた目線も、世間一般に流通する本にこんなシーン入れて大丈夫なんですか!?という危うさも、全部ひっくるめてガース・エニスだ。

 今日は凄いものを、読んでしまった。あまりに凄さに頭が働かないので、詳しい話はまた、別の機会に。すごい。ほんと、すごい(語彙消失

日々雑談~2302~

第89回アカデミー賞ノミネーション

エイジャックス「あー……確かにお前は、前哨戦のゴールデングローブ賞やら何やらに、沢山ノミネートされたよ。でもな、残念ながらアカデミー賞へのノミネートは、0だ」

フランシス(コミックス)

 ううむ、イケると思ったけどダメだったかーとなりつつも、これは実にらしいオチが付いたなという感情も。制作準備段階からここまで、無理からの大逆転を重ねてきたのだから、ここで順等からの逆転負けをくらってもしゃあない。下手にこれ以上権威が付くと、めんどくさくなって持ち味殺されるんじゃないかというのもあり。 自分の速度(ペース)で近づけばいいよネ。心に冒険を!

アベンジャーズ アッセンブル!

 それはそれとして、視覚効果賞のドクター・ストレンジ、メーキャップ&ヘアスタイリング賞にスーサイド・スクワッドと、アメコミ系映画が皆無のオスカーでは無いのよね。ドクター・ストレンジはCMを観ただけで、3D推しなのが分かるほどに不思議な映像。なんかめっちゃ酔いそうだけどどうすっかな。そしてスーサイド・スクワッドは……エンチャントレスの妖しさやキラークロックのグロさはスゴかったけど、あとひと押しなにかが……やはり、ハーレイ・クインのツインテールが決め手なのか。きっとそうだ、いよいよツインテールが天下を取る瞬間が来てるんじゃないかなー!(青森方面に叫びつつ