日々雑談~1793~

 冬コミより帰還しました。本日、当サークルに来てくださった皆様、来れなくとも応援してくださった皆様方、本当にどうもありがとうございます。わりと好き放題フリーダムなまま、当サークルがやっていけるのもご支援あってこそです。
 今日は正直しんどいため、一先ず御礼と無事終わったという報告のみで。次回イベントは、来年1月大阪で開催されるこみっくトレジャーです。数年ぶりの肉雑炊、西へ! 前日入りする予定なので……今回は通天閣行くか!
 明日の今年最後の更新を残しつつ、それでは失礼をば。大晦日は例年通り夜通し出かけるので、昼から夕方にかけての更新になるかと。フリーダムにやっている事を自覚していても、コレ大丈夫なんだろうか!?という気持ちは常にあり。しかしとりあえず、大きく間違えては居ないことを痛感できる冬コミでした。突き進むためのガソリンとなる応援のお言葉、本当にありがたく……!

日々雑談~1792~

 Twitterの連投用アカウントを使ってのグダグダトークな2014年のデッドプール誌を振り返るを、Togetterで纏めておきました。とりあえず、上半期分のみで、下半期分は来年で。いやあ、なんとか一年一気に行けるかとは思いましたが、流石に無理でしたね。まだまだ下半期には、専門店であるブリスターで今年度アメコミ売上(マーベルの)1位と2位をもぎ取った、デッドプール アニュアル2冊も待ってるんだぜ……!

 というわけで明日は、コミケ3日目。当サークルの参加日です。
 場所は西ホール し-09b 『肉雑炊』。新刊はアメコミカタツキ:ウォードッグス。新刊情報はこちらに。当日のお品書きはコレです。今年最後の大祭り、楽しみましょう!と言うだけでなく、自分も楽しむ気満々です。それでは明日来場される方は、是非会場でお会いしましょう!

アメコミカタツキWD告知用

日々雑談~1791~

 いよいよ、明後日。日付的にはもう明日がコミケ3日目にして当サークルの参加日。
 場所は、西ホール し-09b 『肉雑炊』。頒布する新刊はアメコミカタツキ:ウォードッグス。当日おしながきは、以下の通りになっております。

新刊
アメコミカタツキ WAR DOGS 1000円
既刊
アメコミカタツキシリーズ
アメコミカタツキ2 1000円
アメコミカタツキ3 1000円
アメコミカタツキⅣ 1000円
アメコミカタツキ EX 300円
アメコミカタツキ EX2 400円
アメコミカタツキ MAXIMUM CHAOS 300円
アメコミカタツキ Gorilla/stay night 600円
涼宮ハルヒ×ウルトラシリーズ
涼宮ハルヒの問答 500円
涼宮ハルヒの侵略 500円
涼宮ハルヒVS異次元人 200円
涼宮ハルヒの大決戦 600円
その他
MoonSaltoPress 800円
S+A ~Return of Ten-Faced Demon~ 300円
バットマン:ザ・ボーイ・サバイブド 300円
10&10 200円
東方文々録 500円

 以前にも話しましたが、既刊アメコミカタツキ(第一作)は家捜ししても頒布出来るだけの在庫が確保できなかったため、完売扱いとなります。唐突な品切れ、申し訳ないです。あと、アメコミカタツキ2も危険水域です。場合によっては今回の冬コミで完売、来年大阪のこみっくトレジャーに持っていけるかどうかも微妙なラインといったところかと。なお1~4はナンバリングしてはありますが、それぞれ独立した中編のため、いきなり3を読んだり、4から手を出してみても大丈夫です。この辺り非常にややこしかったので、それを避けるために、今年夏のGorilla/stay nightからナンバリング廃止の副題方式に変わっております。
 以上が大体の、冬コミ情報となります。それでは30日、ご来場される方は是非ともお会いしましょう!

 ……あ、いえ。明日も更新しますし、コミケ後の31日にも今年最後のご挨拶はする予定ですよ?

やさしいサンタさん

 クリスマス当日、家に帰ると。
「うん。お帰り」
 玄関の前で、姉さんが芋を焼いていた。枯れ葉と炎の間に見える、銀色のアルミホイル。
 ああなんて、クリスマスっぽくない光景なんだろう。そしてこの人は、適齢期と呼ばれる年代に差し掛かっている姉さんは、このロマンちっくな日になんで一人自宅で芋を頬張っているのだろう。
「どうした? 今日は帰らないって言ってたのに。フラれた? フラれた?」
 姉さんは、ワクワクした顔で負けワンコ仲間の誕生を望んでいた。
「なんでそこで、フッたって選択肢がないんだよ」
「あんないい娘をフルような贅沢者を、弟に持った覚えはないし。付き合ってるってだけで、分不相応なのに」
 チクチクチクーと、火掻き棒代わりにしている枝の先端を向けてくる。この間、偶然街で会った時、彼女のことをえらく気に入っていたからなあ。何故か俺に嫉妬の芽を向けてくるぐらいに。
「分不相応で悪かったな。でも、このまま貫かせてもらうよ。今は一回帰って来ただけだから、荷物を置いたら、改めて集合と」
 担いできたカバンを、玄関に投げ入れる。なんで今日わざわざこの日に、別れの辛さを体験しなくてはいけないのか。だいいちそんな流れを味わってたら、号泣しつつ帰って来ている。
「え? 何処に?」
「なんでソレを聞きたがるのさ」
「若者に気前よく奢る大人、欲しいと思わない?」
 いやゴメン、欲しいどころか、凄くいらない。
「弟が彼女と楽しくクリスマスを過ごす中、私は一人ホールケーキを家で。寂しすぎてウサギでなくても死んじゃいそう」
 だったら、自分も相手を……いかん、これはきっと火に油だ。僕に出来るのは、焚き火を挟んで、姉さんの向かい側にしゃがむことだけだった。
「まだ少し時間があるから付き合うよ。家族と過ごすっていうのも、大事だし」
「……うん。私は、いい弟を持ったみたい」
 姉さんは、嬉しそうに微笑んだ。実はちょっと小腹がすいてるから、芋を頂戴したくなったのがメインで、とは言えない空気だ。まあ芋はいただくけど。
 枝で枯れ葉をかき分け、アルミホイルを見つけたと思ったその時、予想外の物を見つけ、一気に肝が冷えた。
 いやゴメン、流石にコレはないや……。
「姉さん。いくらクリスマスと縁がないからって、コレは無いと思う」
 燃え盛る火の中に見えたのは、残骸。赤と白の長靴とサンタクロースを象ったブローチ、更には「サンタさんへ」との書き出しがある手紙。思い出を処分するのはアリでも、いくらなんでもクリスマス当日にやる事じゃないだろ。
「んん!? いや、違うのよ。これは焼かなきゃいけなかったと言うか、むしろ焼き芋がおまけで、サンタ関係の品を焼くのがメインで。ヒマだからって、押入れの掃除なんてするんじゃなかった」
「即座に焼くほどサンタが忌々しいって、もっと根が深いよ!?」
「うーん……あまり説明したくないというか、知って欲しくなかったんだけど」
「僕だって、実の姉のそんな一面知りたくなかったよ!?」
「ああもう、そうじゃなくて! いいわもう、1から説明するから」
 姉さんは残り一欠片の芋を頬張ると、新聞紙を追加した上で、更に火をくべた。落ち葉の中のクリスマスアイテム一式が火の中に消えて行く。時折突くため息は、最初からこうしておけばよかったと言わんばかりの、後悔を感じさせてくれた。
「この一式はね、サンタクロースへ願いを届ける手段なの。必ず、絶対、届けるための」
 クリスマスの夜、プレゼントを枕元に置いてくれるサンタクロース。そんな善き人への連絡手段。夢の様な話を語っているのに、姉さんの顔は暗い物であった。

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日々雑談~1790~

 昨日のディスクウォーズのニック・フューリー解説。ある意味代名詞的なライフ・デコイや老いた近況について語れなかったな。特に前者は「フューリーが死んだらだいたいデコイ」なお約束もあるし、ちょっとでも触れておくべきか。ニック・フューリー死亡は主に身代わりデコイのせいで、◯年ぶり△回目と、甲子園みたいな書き方をするしかないですからね!

 うーむ。クリスマス用のSSを組み立てていたけど、間に合わなかった。仕方ないので、明日アップします。明日コイツをアップして、明後日にはアメコミカタツキ:ウォードッグスの予告編をアップ。そのままコミケにつなげていく感じですかね。
 ああちなみに、クリスマスSSですが、デッドプール関係の物ではないです。クリスマス+デッドプールでしたら、すでに今年発の良作があるわけで。

マッチ売りの少女とデッドプール【短編マンガ 20ページ】

 この全編通しての優しげな空気がいいですよね。デッドプール+名作童話=キルズという修羅場を見てきたせいか、より一層ほっこりとします。ディスクウォーズや邦訳、デッドプールというキャラクターが目立つことにより、こうして良作が生まれ出るようになる。良循環ってヤツですね。