日々雑談~5781~

 西暦2000年、プロレスリング・ノアが出来て、DDTでは蛇界転生が幅を利かせていた時代。この時代の俺が「ノアに武藤が入る」って聞いたら「マジか!?」って喜んで、「DDTに秋山が入る」と聞いたら「なんで?」ってなるだろうな。まあね、ノアに何が起こるか知らんので、無邪気に三沢と武藤の邂逅に期待するだろうしね。DDTと秋山は、どう考えてもそこに行き着かねえだろうな。頭から煙が出るくらい考えても、たぶんわからんでしょう。

 漫画界に例えたら、鳥山明がサンデーやマガジンで新連載を始めるくらいに凄いことなんだけど、プロレス界の地殻変動がいかんせん派手なせいか、驚いているけど、腰を抜かすほどにはいってない感じ。本当だったらひえええ……と椅子から崩れ落ちてもおかしくないほどの話なんだけどね。

 実際今、業界トップの新日本プロレスが自分のとこの選手とフリーや外国人のレギュラー選手で十分回せる状況なので、そりゃあ今の新日本の枠外にいるレスラーはどうするかって話よね。元新日本の武藤ですら、おそらく今の新日本の流れに無理やり入れるかと言ったら難しいでしょうしね。新日本に追いつき抜かそうとしているノア&DDTが、こうして枠外の優秀なレスラーを集めていくのは、至るための手段の一つ。追い抜こうとすることへの本気さが、今日改めて理解できたわ。

日々雑談~5780~

 ああそうか! そういうことか! となった、ワンオペJOKERの第3話。悪の意外な顔や育児物も珍しくない昨今、どうやって差別化するんだろう……と思ってたら、一気に第三話でロードマップがピカーン!と。1話と2話で「ジョーカーが赤ちゃんになったバットマンを育児する話」とシンプルにキャッチーさを作りつつ、3話で更に踏み込む。いきなり踏み込むと材料が多すぎて読者が混乱するので、順序としては正しいね。なにせコイツは、いろんな層がみる漫画雑誌の作品だからな! HAHAHA!

 なんでワンオペJOKERはJOKERのパロディやオマージュと位置づけたかというと、理由はコレです。ジョニー・フロストって、JOKERにしか出てこないキャラなんですよ。後継作とも言えるバットマン:ダムドで死体が見つかった、映画スーサイド・スクワッドでジョーカーの腹心として名前が使われていた。本当にこれくらいのキャラ。

 数少ないジョニーの特徴の一つが、バツイチで子供もいることなんだけど、よくもまあここに注目したと言うか。ジョニーが子持ちであることからワンオペを思いついたのか、ワンオペのストーリーに適しているからジョニーを使ったのか。卵が先が鶏が先かは、わからんですが。とにかく、ジョーカーの手下は何人かいるけど、そりゃ子持ちとなると数は限られるからなあ。

 いやしかし、日本で邦訳が出ている傑作とはいえ、映画に比べれば一般的な知名度では劣るJOKERをパロディ化するとは……ここ最近の日本発のアメコミ系作品は、とにかく一歩先へと進んでる。

 それはそれとして、モーニング掲載の最新話4話のオチは、思いっきり日本のローカルネタだけど、ちゃんと説明してDCの許可を取ったんだろうか、それともフリーハンドでやっていいですよ!と言われているんだろうか。あんまりにらしい台詞過ぎて、違和感ないっちゃ無いけどさ!

日々雑談~5779~

 こうやって本国の展開を並べると、デッドプール:SAMURAIもまだ大人しく思えてくる不思議。しかしここ数年は、人気が実証されたデッドプールを普通に人気キャラと扱おうとした結果の袋小路に入ってたので、こうして昔のノリに戻り始めてるのは良い流れ。いやほら、人気キャラになると、一大イベントに絡む、もしくは主導する義務とか出てくるし……。そしてデッドプールは、おそらくそっちは向いてない。支部長として自由にやってもらえばとてつもない業績を残すけど、本社に戻して管理職にしたらアレ?っとなるタイプ。わりとスパイダーマンもこういうところがあるんだけど、スパイダーマンは支社を独立運営して本社レベルの規模にしてしまうので。これは年季と人気があってなせる技。

日々雑談~5778~

 麒麟がくる、最終回を観ました。まだ途中に抜けはあるし、最終回も途中からだったものの、ひとまず感想としてはこんな感じ。

 斎藤道三、朝倉義景、織田信長、徳川家康……国主であり、集団の頭であった者たちが持っていた胆力や妖気、自分が方針を決める気概。これらの部分が、光秀には本当に無かったなあと。光秀自身の理想を、理想のビジョンが浮かんでなかった信長に託してしまったのが、悲劇の切っ掛けだったのかも知れない。そりゃ、本能寺は成功しても、秀吉には勝てねえよ。最終回で歩き出した男と、初登場時からとにかくがむしゃらに走っていた男じゃ、勝負になりゃしない。

 戦国時代のドラマで忘れられがちな京都や公家に朝廷に天皇を真ん中においたドラマ作りは斬新でした。コロナ禍で大変な中、やりとげたことをお祝いしつつ、抜けてたところを再度見直すつもりです。実際、コロナが無かったら、あっさり滅んだ朝倉家周りがもうちょっと厚かった可能性は高いな。

日々雑談~5777~

 明日から更新再開と言いつつ、いろいろ突発的なことがあり、結局このタイミングでの更新再開となりました。
 本当に世の中、なかなか上手くいかないし、今リアルタイムで突発的な用事が携帯に来たよ! どうなってんだ最近!

 用事を済ませて帰ってきたので再開。突発的な用事が重なると、どうも腰が据わらなくなるねえ。すぐ立てる状況を意識してしまうというか。

 こちら、今週水曜23時55分くらいのつぶやき。

 そして今週木曜0時のつぶやきにして結果。

 結果は自分の目で確認してもらうとして、そうだよなー、ジャンププラスがアプリである以上、この導線としての使い方は正しいよなー。電子書籍メインのドラキュラズ・ガントレットにゲームブック要素を取り入れたユー・アー・デッドプールと、当人のキャラクター性や読者層の傾向のおかげで、いろいろ実験できるのがデッドプールの土壌としての強み。ただまあ、ここ最近は映画による人気の実証による出世で、なかなか実験的な試みが難しい立場になってますが。そういうのもあり、フリーな日本の市場での連載であるSAMURAIには実験的、挑戦的な試みも期待したいですね。

 というか、ここ数年のマーベルでいろいろデッドプールの適正を試した結果もあってか、最近は大物よりやっぱフリーで扱おう!って方針になってない?