二対一の公平なギャンブル

フィリップ「仮面ライダーとギャンブルについて調べて見たけど、流石に情報が無いね」
翔太郎「そりゃそうだろ。てーかこの流れで、調べたのは家族じゃないのかよ」
フィリップ「家族は後にもう一回ぐらい、調べる機会がありそうだから」
翔太郎「……まあ、敵がそもそも家族だしな」
フィリップ「なんの事だい、それは?」
翔太郎「え!? えーっと、なんでもないぜ、なんでも!」

 ミュージアムもWも、お互い微妙に距離を置いている気がする。園咲家は積極的にWを倒そうとしていないし、Wもまず黒幕の存在には気づいている筈。なのにお互い、積極的に相手に踏み入れない。この距離感がどうも気にかかかるな。
 ひねた大人は帰るべしな、W(ダブル)第四話感想。ルーレットのアウトサイドにインサイド? OKどうでもいい。ギャンブルの詳細にこだわるなら、ライダー見ないで、カイジの再放送でも見てろよ……。

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金霊の恐怖 霊魂カジノ

フィリップ「仮面ライダーとお金について検索してみたよ」
翔太郎「止めてくれ、聞くと悲しくなりそうだ」
フィリップ「平成ライダーはみんな職を持っているね。仮面ライダー自体を職業としている人は少ないけど」
翔太郎「何処かの組織に所属していれば、職業か副業と呼んでいいんじゃないか? 猛士にBOARDに青空の会に。それに所謂悪のライダーは、大抵どっかの組織に所属してるよな」
フィリップ「問題は昭和ライダーだね。彼ら、どうやって収入を得ているんだろうか」
翔太郎「オートレースとかじゃ?」
フリップ「ストロンガーの城茂は風来坊以外に適した言葉が見つからないし、アマゾンにいたっては野生児だよ野生児。もう職業どころじゃないよね」
翔太郎「密入国、無免許運転、不法滞在。もはや儲かる儲からないの話じゃなくて、捕まる捕まらないの話だな……」

 昭和ライダーがそれなりの暮らしを出来ていたのは、きっとおやっさんのおかげ。でもおやっさん、作品が進むごとにどんどん働いている描写が……。ストロンガーの頃には、もはやライダーと同じ、なんで生活できてるか分からない風来坊。家はあるので、ホームレスじゃないけれども。
 仮面ライダーという要素を取っ払ってみると、これ鬼太郎じゃね?な仮面ライダーW(ダブル)第三話感想。被害者の有様が普通に怖かったんですけど。

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全てを破壊し 全てを繋げ!(ただし全裸で)

フィリップ「全裸ライダーについて調べてみたよ」
翔太郎「いいから、それは調べなくていいから」
フィリップ「公共での露出=犯罪行為。なので当然ながら、公共の場で全裸になったライダーはそんなに居ない」
翔太郎「だろ? 居ないに決まってる。ちょっと待て、“そんな”に?」
フィリップ「鬼と呼ばれる仮面ライダー達。彼らは変身時に衣服を弾き飛ばしてしまうからね。ただ、テントが用意してあったりして、人前で無闇に晒すことはないけど。ただ突発的な事故でやむなくというのは有る。轟鬼、斬鬼、そして女の子の天美あきら。この三人ぐらいだね、全裸経験者」
翔太郎「……約一名、とても詳しく知りたい人物がいるな」
フィリップ「そう言うと思ったよ。斬鬼という人は、クールで渋いハードボイルドな雰囲気とは逆に実はお茶目で、「斬」と大きく書いてある前張りだけを貼って、撮影現場を尻丸出しの半裸で闊歩。その上」
翔太郎「全力でそいつじゃねーよ! てーか、人前で思いっきり無闇に晒してるじゃねーか!」

 前回、結婚宣言でなんで変身wとか思ってたら、今回は婿と父の挨拶で婿が全裸って。第二話でこのアグレッシブさ、最終回とか登場人物みんな全裸なんじゃねえの?
 よし、大丈夫。相関図も用意されていて掴みはOKな仮面ライダーW(ダブル)第二話感想。一話につき怪人一人を撃破。なんという久々の贅沢さか。

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ブロロンでズババンな新ライダー

フリップ「仮面ライダーと風。初期の1号ライダーはベルトに風を受けないと変身できなかったんだ。変身ポーズが出来るまではね」
翔太郎「風を由来とする俺達は原点に近い、って事か」
フィリップ「ダブルのマフラー、これも風の象徴だね。たなびく事で、風を連想させる。昭和ライダー、1号からZXまではマフラーは必須のアイテムだった。BLACK以降、僕らまでマフラーを付けるライダーは居なかった筈だよ。でも、グロンギのゴー・バダゴーやアンデッドが変身した偽ブレイドはマフラーをしていた。平成では、偽物の分かりやすいライダーのイメージとして使われてきた記録がある」
翔太郎「ま、つまり。俺達がマフラーを復権させればいいって事だな。そして、平成には風をモチーフにするまで前面に押し出したライダーも居なかったと」

???「僕は花から花へ渡る風、残念ながらその……か、かなんとかには僕が居る」
幼女「風上」
???「そう、それ」

翔太郎「……おい、幼女連れのメイクアップアーティストが何か言ってるぞ」
フィリップ「仮面ライダードレイクが水中戦に強いって設定、どうもドレイクごと世間の知識には無いようだね。キャラは濃いのに、あの影の薄さ。実に興味深い」

 なんだろう、この第一話の安定感。ポイントポイントを押さえてあって、理解もしやすい上に、伏線がないわけでもない。なにこの土台のしっかり具合、これホントに平成ライダー? 戦隊ヒーローレベルの安定感よ?
 前作最終回の暴投をなんとかキャッチングした、仮面ライダーW(ダブル)第一話感想。あー、チーフプロデューサーがデカレンジャーの塚田さんで、脚本がダイの大冒険原作の三条陸さん。そりゃ安定感あるわな。納得。

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どうすんだ、コレ

「ディケイドの物語は終わり、劇場版へと進むワケだ」
「12月ってのは、先すぎると思うけどな。ああいう終わり方をするなら、せめて秋口にはやるべきだ。どっかの新聞のコラムにも、ガッカリ最終回だったって書かれちゃったし。子供が口をあんぐりとって」
「まあいいじゃないか。ああいう終わり方をして、最終回にはオリジナルライダーが二人、剣崎一真と紅渡。限界まで風呂敷は広げたんだ。あとは上手く畳むだけさ」

椿隆之の奇抜!?~今日はオーデションに~
>てか、ディケイドの映画出たいな(笑) 

「「がふっ!(吐血)」」

「出たいなって、むしろ逆に聞くけど、椿さん出ないの!?」
「え、え? これマズくない? さらりと言ってるけど、爆弾発言じゃない? 現状では、参加の予定も無いってことだよね?」
「もう撮影終わってるんじゃないか、劇場版。このタイミングで出たいじゃ、色々無理だろ」
「アフレコだけの参加にしても、香港行ったら難しいよなあ……」
「おいおい、どうすんだよ。剣崎不在、風呂敷にデカい穴が」
「あのヒキで剣崎も渡も出なかったら、まずそれだけで炎上するよな」
「まだわかんないよ! まだわかんないよ! 現状、ガソリンぶっ掛けられて、火種を待つような状況だけど、まだわかんないよ! ちょっとでも火が点いたら、大炎上の状態だけど!」
「ううっ、気づかなきゃ良かった。それくらいの事を、さらりとブログに」
「やはり元祖ブレイド出演者のド天然ぶりは凄まじいの一言だ。それ以上は、無い」

 あのヒキで、ディケイド出演者だけで作るような、とてもせせこましい映画だとしたら。うわ、考えたくない。だってコンビナート火災レベルの大炎上確定じゃん。