外面似菩薩、内面如夜叉。真面菩薩?

翔太郎「なあ亜樹子、今の時代にチリトリとホウキはねえよ」
亜樹子「そうかなあ、電気使わないし、小回りは効くし、文明社会に依存しちゃダメだよ」
翔太郎「だから掃除機にしようぜ、掃除機」
フィリップ「二人とも、なんの話をしてるんだい?」
亜樹子「なんだっけ、クレイドール? 今度あのドーパントが粉々になったら、粉を掃除しちゃおうかと思って。そうすれば再生できないでしょ」
翔太郎「やっぱ掃除機だよなー。なんてったって、サイクロン式だぜ、サイクロン式。いっそサイクロンのメモリを差し込んでパワーアップできるように改造をって。フィリップ、なんで俺たちを殺意満々の目で睨んでるんだ?」

 さらば!クレイドール・ドーパントよ! って言い切ったらマズいよね。でもこれでしばらくクレイドールは退場でしょう。あのヒキで来週しれっとメモリ持ってたら、素でヒクわ。
 本当に怖いのは恐ろしい怪物ではなく、ごく普通の人間なんですよ。こんなありきたりなセリフで表現できるのに内容は上出来だった、仮面ライダーW(ダブル)第14話感想。レギュラーキャラはみんな株が上がって、反面下がる人は誰もいなかったという好景気ぶり。

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クレイは滅びぬ、何度でも甦るさ!(byテラー)

フィリップ「いけない、ハードボイルド分が足りない」
翔太郎「ハードボイルド……ぶん?」
フィリップ「そうだよ、ハードボイルド分だ」
翔太郎「それは糖分や塩分みたいなものか?」
フィリップ「その通りだ。翔太郎がコミカルなことをするごとに減っていく。ハードボイルド分が足りなくなると、ボクがメインキャラをやらなきゃいけなくなる。それは非常に面倒だ」
翔太郎「それはおやっさんなら、十分に足りている成分なのか?」
フィリップ「ハハハ、当たり前じゃないか」
翔太郎「大変だ! 俺が……俺がもうダメだ!」
亜樹子「とりあえず落ち着け」

 今回のネタはあずまんが大王をリスペクト。あずまんが大王公式ファンブック『大阪万博』好評発売中!
 それにしてもハーフボイルド翔太郎め、前回で溜めに溜めたハードボイルド分を開始五分で消化しやがった。翔太郎がダメなら、主役はフィリップ。仮面ライダーW(ダブル)第13話感想。若菜姫の風は(事務所的)に迷惑な風だって、ドレイク風間さんが言ってた。現時点で悪と正義、お互いの本拠地に自覚無く乗り込みあっているとは。まるで最終回直前の展開のようだ。

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誰が殺したバイラス・ドーパント

翔太郎「入り組んだ謎、やりきれない痛み、悲しい結末。最初、ナスカに負けた時はどーも不安だったが、なんとか解決出来たか」
フィリップ「ベストではなく、ベターな解決だったけどね。ただ、この事件のベストな解決方法は思いつかない。つまり、現状ではベターが最上級なんだよ。翔太郎、ハーフボイルドらしさも見えたし、名誉挽回だね」

霧彦「精神体ドーパント、感染する悪意、貴重なサンプル。最初、Wに勝った時は汚名返上確実と思っていたのに」
若菜「クスッ……汚名挽回ですわね」
霧彦「!?」

 霧彦さん、スパロボや真マジンガーのあしゅら男爵みたいな扱いになってきた。毎日が汚名挽回。
 誰も救えず、誰も罰せなかったのか? それとも、僅かに救え、苛烈に罰したのか? ただし、どう解釈をしても、翔太郎はやるべきことはやった筈。スッキリしないけど面白かった、仮面ライダーW(ダブル)第12話感想。子供に今回の話が分かるか?と結構言われているけれども、意外と子供ってポイントは理解しているものよ。

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四輪VS二輪乗りのデスレース2009

亜樹子「う~鼻水止まんない。バカは風邪ひかないから、バカは高いところが好きにまで検索の範囲を広げるだなんて、さすがはフィリップくん。へっくし」
フィリップ「それほどでもないよ」
亜樹子「でもさあ、惜しいよねえ。今回の事件は、珍しく怖さの方向で面白い検索ワードが多いのに」
フィリップ「へえ」
亜樹子「幽霊カーを掘り下げれば、ホラー的なキーワードを探せるし、ウイルスってキーワードにはパニック映画的な要素が混じってる。珍しいよ、うちに持ち込まれるホラー風味の事件って。風邪なんて、冬ならいつでも引っかかりそうなキーワードじゃん。おしい、おしいねえ」

翔太郎「あ~き~こ~! お前、なんでだ、なんか俺に恨みでもあるんか!?」
亜樹子「いやあ、ゴメン、ゴメン。ついつい口が……」
フィリップ「なるほど、今回のウイルスは伝染力は低いから、パニック映画の切っ掛けにはならないのか。口直しに、幽霊カーについて検索して見よう。これは!? 翔太郎、首なしライダーって、僕たちの仲間なのかい? だったら、歴代ライダーの情報と照らし合わせて見るよ」
翔太郎「ちげーよ……どうすんだこれ、キーワードが連鎖して、終わりそうにねーぞ」
亜樹子「と、年明けまでに終わるかなあ?」

 仮面ライダーとは違うし、ましてやウルトラマンではない。えーと、えーと、そうだ! 怪奇大作戦だ! そんな感じでホラー風味な仮面ライダーW(ダブル)第11話感想。下半身が車の怪人や、車での轢き逃げが大好きな怪人は居たけど、まさか真面目に車VS仮面ライダーが行われる日が来るとは。

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扉全開のシャワーシーンに全く違和感を感じない

・状況も読まずに乱入して、雑魚に一撃くらう
・侵入者ごと義父に殺されかける
・Wにあしらわれる
・嫁に虐待される
・尻

霧彦「今週は散々だった。しかし、これ以上の屈辱は今後早々あるまい。園咲霧彦のサクセスストーリーは、まだまだこれからだ」
若菜「あら、お義兄様。まだまだ、下はありますよ。なんなら、やってみせてあげましょうか? えーと、確か須藤さんでしたよね?」
霧彦「ぐはぁ! きゅ、旧姓……!?」
琉兵衛「おやおや、どうしたのかね須藤君。油汗なんか出して」
ミック「にゃーん」
霧彦「ううっ……義父さまやミック君までもが、私を婿入り前の名で。おのれW。こうなったのも全部ディケイドWのせいだ!」

冴子(なんであの人、ミックに須藤呼ばわりされたのが分かるのかしら……)

 血は繋がってないが思い出は繋がっている翔太郎、血は繋がっているものの思い出がない亜樹子。鳴海壮吉を巡る、人間模様。
 軽い話と見せかけて、結構なターニングポイントだった仮面ライダーW(ダブル)第十話感想。最初、亜樹子と御当主様でちゅるやさんネタやろうと思ったら、2CHに大量にあったのでやめた。
例:「ねえねえ、アキコくん。サプライズってすごいお菓子だよね?」
  「推理です」
  「ざき~~ん」
 やっぱみんな考えつくよなー。

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