日々雑談~1693~

 魂ロワイヤルの第二弾に、新レアリティのアメイジングレア登場……。アメイジングと言えばスパイダーマン。第二弾からスパイダーマン参戦するらしいし、きっとスパイダーマンの事でしょうよ→オマエノシワザダタノカ!
 すっげえ! 公式なのに、最後尾一人だけ色違うから超コラっぽい! そしてつまりコレは……ディスクウォーズ本編への登場、期待してもいいってことでしょうか? ワクワクが止まらねえ!

大惨事

 夏コミ新刊、アメコミカタツキ Gorilla/stay night、9割りがた完成しました。ちくしょう、表記ゆれチェックが大惨事だ! Wordの限界を超えている! あとはもう、入稿するだけです。最も、新刊の準備が終わっても、搬入や当日の荷造りとやることはまだまだあるのですが。
 今日はひとまず、休んで明日に備えます。しっかし今日はまた、格段に暑いな!

『S+A~Return of Ten-Faced Demon~』予告

予兆から始まった物語は、大都会を舞台にしての死闘に。仮面ライダーとアメリカンヒーロー、ここに邂逅――。

 

自他共に認める至高の狩人、クレイブン・ザ・ハンターは南米アマゾンにて古代インカにまつわる様々な力を盗み出す。彼の目的は、己の手から逃れ続けている究極の獲物、スパイダーマンを狩ることにあった。秘宝ガガの腕輪により強化されたクレイブンと、人と獣、禁忌の呪術により創りだされたクモ獣人の暗躍によりスパイダーマンは追い詰められる。

 

「どうだ。蜘蛛糸に捕らえられる気分は?」
「……思ったより悪くないね。君たちが何度も縛られるような事をする気持ち、分かるような気がするよ」
「ショワーッ!」

 

窮地のスパイダーマンを救ったのは、ガガの腕輪と対になる、ギギの腕輪を装備した野生児アマゾンだった。彼は秘宝を盗んだクレイブンを、ニューヨークまで追ってきたのだ。互いの善性を信じ合い、スパイダーマンとアマゾンはトモダチとなる。

 

「スパイダーマン。タキに聞いた。助けて欲しい。アマゾン、クレイブン捕まえたい。腕輪取り返したい」
「ああ。君の言うことなら、何でも聞くよ。それに、彼の相手は、僕のほうが慣れている。君も今日から、スパイダーフレンズだ」
「フレンズ……トモダチ?」
「そうそう、アメイジングなトモダチ」

 

一方、スパイダーマン打倒を掲げ、スパイダーマンの敵を招集したクレイブンであったが、彼の目的はスパイダーマンを狩猟することから逸脱しようとしていた。毒を飲まされ、倒れるスパイダーマンの宿敵達。唯一耐えたサイ男ライノは、謎の女、赤ジューシャを従えたクレイブンの変わりように、戦慄する。

 

「生き残ったのなら、ちょうどいい。お前には、二人を誘き出すための花火となってもらおう。そしてその後は、十のうちの一となる」
「何を言っていやがる。お前、本当にクレイブンなのか?」

 

クレイブンに付けられた毒のせいで動けぬスパイダーマンに変わり、街中で突如暴走を始めたライノと対峙するアマゾン。やがて駆けつけたスパイダーマンは目撃する。アマゾンもう一つの姿、仮面ライダーアマゾンを!

 

「スパイダーマン!?」
「デアデビルじゃないのか!?」
「ケイザーでもない、日本人だ!」
「じゃあ誰だよ、アイツ!? 新人!?」
「サイ獣人 覚悟! ウゥゥゥゥ……アーマーゾーン!」

 

協力してライノと戦う、スパイダーマンとアマゾン。ガガの腕輪に憑いた執念と呪いに突き動かされていたクレイブンは、自身の身体と魂、八の悪しき魂を用いて、仮面ライダーアマゾンが斃した十面鬼ゴルゴスを復活させてしまう。

 

「ゴルゴス! 蘇ったのか!」
「ゴルゴス?」
「ゴルゴス、裏切り者! 初めに、ガガの腕輪を盗んだ男!」
「見よ、ゴルゴス真の姿を! 復活、十面鬼ぃ!」
「あ」
「どうした!? スパイダーマン!」
「いや、ちょっと気づいちゃってさ。あの岩に埋め込められた九人の悪人、全部僕の知り合いだよ……」
「トモダチ?」
「全然。むしろ、ノットトモダチ」

 

現れた獣人軍団と共に、自身が支配しアマゾンに壊滅させられた秘密結社ゲドンの復活を宣言するゴルゴス。コンクリートジャングルにて、二人のヒーローが、積もり続ける悪の執念に立ち向かう!

 

「大切断!」
「馬鹿な、我ら恨みの軍勢が! 貴様らの息の合いようはなんだ! テレパシーでも使えるのか、そこの蜘蛛!」
「君、部下もこんなに居て、十人も集まってるのに、分からないの? アメイジング・フレンズは、言葉を使わなくても相通じているのさ」
「貴様は……貴様は……ふざけたことしか言えんのかあ!?」
「悪いね瞬間湯沸器。僕の口は、君みたいなのには止まらないんだよ!」

 

COMIC1☆8 せ13b 肉雑炊
新刊『S+A~Return of Ten-Faced Demon~』300円にて頒布!

S+A 表紙

 

「ニューヨーク市民の優しさにむせび泣く男、スパイダーマン! ……なんてね」

アメコミカタツキ4 予告

アメコミカタツキ4表紙

 

※予告として、本作収録のプロローグを掲載します。その後、予告です。

 

衛宮士郎。特徴的なのは、ブラウンがかった髪くらいな、お人好しの高校生。彼は今、後輩と共に、市内を散策していた。
「うーん。虎柄は無いとしても、この青色か紫色かで、悩みます。先輩はどっちが良いと思います? ……先輩?」
新しいエプロンを買いたいから、相談に乗って欲しい。その申し出の通り、店の軒先にかけられたエプロンを見ている、後輩の間桐桜。一方、快く引き受けた先輩は、心ここにあらずで空を眺めていた。
「ああ。ゴメン、桜。ちょっとあの雲がさ、気になって」
青空に浮かぶ、二筋の飛行機雲。細長い雲が、風以上の速さで青空に白を描いていた。
「速いですね」
「ああ。まるでジェット機だ。機影なんて、見えないけど」
「……それで先輩は、どちらの柄が良いと思います?」
「あ。うん。そうだな、青かな」
「私的には紫なんですけど」
「俺が自分で着るんだったら、赤なんだけどさ」
士郎の興味は、あっさりと本来の物、可愛らしい後輩が求めているエプロンへと移る。
もし彼が、飛行機雲の正体を知っていたら、エプロンどころでは無かっただろうに。
飛行機雲の一つが、妹だと知っていたら。

 

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アメコミカタツキEX 予告

有り得る未来であり、有り得ぬ未来。
人は、月を手に入れるため、殺しあう。
仮想でありながら、痛々しい現実。虚構でありながら、流れる血涙。儚く生命が散り、勝者は涙と血を吐き出す。
非現実であっても、生きる者の魂は現実であった。虚構の学園、月海原学園。今日もまた、聖杯戦争という名の、コロシアイが始まる――。
「てな真面目な感じなんですけどー。これはこれ、それはそれ。私としては、ご主人様が勝ち残ってくれれば無問題です! ついでに、喜びのおこぼれをいただければ、良妻狐としては幸せです」

 

自分のペース(+ご主人様のペース)で生きるキャスターに降りかかるはh、極大の不幸。

 

「ご主人様のお帰り~♪」
「デッドプールって知ってるかい? 昔、マーベルで暴れまわってたって言うぜ? 今も月海原は荒れ放題、ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ。どっちも、どっちも。どっちも……どっちも! この厚さじゃあ、前説スペース貰えないって言うから、1P目からオレ参上! 待たせたな、フォックス! デッドプールさん、新たなご主人様として登場だぜ!」

 

不幸にめげず、キャスターはセラフに突如現れたバグのような男、デッドプールに立ち向かう。

 

「一つ積んではご主人様のためー、二つ積んではご主人様のためー」
「ソロバン板の上に正座、そして積まれる石。これがジャパニーズトラディショナル!? テレパスがいるX‐MENじゃゴウモンって味わえないよね!? やべえ、ちょっと気持ちいい! ご主人様は行ってしまったわ、円環の理に……石の追加ありがとうございまーす!」

 

一体、本物のご主人様は何処に消えたのか。何も分からぬまま、事態はどんどんと推移していく。

 

「彼は深刻な様子で、こう呟いていた。“キャスター選ぶと、イージーモードでもハードだよな”って。そう言いながら、彼はおもむろにニューゲームを」
「行き詰ってのやりなおしじゃないですかー! やだー!」

 

新たな赤いマスターと、やる気のない青いサーヴァント。二人は一体、何処に向かおうとしているのか。それは誰にも分からない。ただハッキリとしていることがあるとしたら、他のマスターやサーヴァントにとって、それはきっと全てがとばっちり――。

 

「そんなにオレちゃんの大ファンなら、もっと見て見て。ほらほら、こうやってピターっとくっついてあげるからあ! ほーら、デッドプールさんだぞぉ?」
「うわあああああん! もう、やだぁぁぁ! こいつぅ!」
「8歳児に、トラウマ植え付ける気ですか。アンタは」

 

「哀しみの連鎖は、早く終わらせないと! まずは教会、次に校舎に火をかける! アリーナ入り口に、たんまりトラップを仕掛けた上で! そうすれば、聖杯はオレちゃんの手に!」
「必殺の陣形じゃないですか、やだー! てえか、無理ですよ無理! セラフに止められて、ペナルティくらっちゃいますよ?」
「止められるのが早いか、オレ以外が全滅するのが早いか。チマチマと決勝まで戦うより、早いのは確実だ!」

 

「またまた。連れてるサーヴァントも、相変わらずのスレた顔した兄ちゃんじゃないですか。流石は遠坂凛、Fateのメインヒロインなだけのことはある。ウルヴィーやスパイディに負けないぐらい大忙しだね!」

 

「金が無いのに、弾を撃たなきゃ商売にならない。トリガーハッピーには、キツい時代だぜ」
「全くさ」

 

FateExtra×デッドプールの危険なコラボ。アメコミカタツキEX、4月30日開催、COMIC1☆6にて頒布決定。

アメコミカタツキEX

※予定価格300円

 

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