日々雑談~5629~
96~97年の辺り、日本ではシャンゼリオンやカーレンジャーが放映される一方、アメリカでもデッドプール初のレギュラーシーズンの開始や犬溶接マンらセクションエイトも誕生と、なんかこう世界的にヒーロー業界で面白シンクロニシティが起こってるんだよな……。
— 藤井三打 (@nikuzousui) August 5, 2020
「グリーン・ランタンから始まって、ゾンビ水族館だろ。地獄の悪魔とキャッツで、クリスマスイブには放射能サンタときたもんだ。1997年は、神様がヤクでもやってたのかね」トミー・モナハン(ヒットマン)談
97年は神様がヤクをやってた説、わりと当たってたんじゃねえかな。
— 藤井三打 (@nikuzousui) August 5, 2020
You Tubeでの東映公式配信カーレンジャーが最終回を迎えたと聞いた瞬間に頭をよぎった、96~97年は日本だけでなく世界的にヤバかった説。今のとこ、97年は神様がヤクをやってた説が一番信憑性が高い。しかしモナハンの中では、グリーン・ランタンとゾンビ水族館が並ぶのか……。
カーレンジャーの浦沢義雄。ヒットマンのガース・エニス。この二人に絞っても、今現在ロボコンやザ・ボーイズで名を馳せているんだから、ただ変な年だった――では片付けられんよね。https://t.co/HkgVgNsuAR
— 藤井三打 (@nikuzousui) August 5, 2020
挙げた名前は作品の脚本家でありライターですが、細かにスタッフを見れば、もっと沢山挙げられるでしょう。例えばシャンゼリオンの井上敏樹は、浦沢義雄やガース・エニスと並べていいはず。もう20年以上前の話ではありますが、その20年前と今は確かに繋がっていて続いている。カーレンジャーもヒットマンもシャンゼリオンも、突飛な作品に見えて、完成度すげえ高いんだよな。作品とテーマの芯が、実にしっかりしている。
あと97年に始まったデッドプール初のレギュラーシーズンは、今まで他人の作品の脇役や数話構成のミニシリーズの主人公だったデッドプールにとっての出世作となり、2001年まで続く全69号の連載となります。カーレンジャーからガオレンジャーまでって感じですね。長いな。
— 藤井三打 (@nikuzousui) August 5, 2020
同じ時期に名前が世に出始めたというならデッドプールも入るけど、デッドプールの場合はこの時点ではまだ発展途上って感じかな。実際、今のデッドプールらしさが身についてくるのって、第一レギュラーシーズン終了後に始まったケーブル&デッドプールの終盤なんじゃないかと思いますし。そもそも、デッドプールらしさってなんなんだろうね?
多少成長タイプは違えども、デッドプールもロボコンやザ・ボーイズと並ぶ今のコンテンツと言っていいでしょう。
96~97年は、面白おかしいヒーローが生まれた年にして、どう実をつけるか予想もできない種まきの季節だったんだなあ。でっかく実ってよかった。