日々雑談~5589~

 攻略サイトとかで低得点付けられていて低く見られるサーヴァントは何人か居るけど、おそらく水着獅子王ことバニ上もその一人。そもそも、バニ上のHPって、全サーヴァント中で1位のジナコさんに次いでの2位ですからね。ジナコさんはムーンキャンサーなので、ルーラーのバニ上はスペック上での最硬サーヴァントといってもいいでしょう。3位のジャンヌ(ルーラー)は、バニ上と攻撃力は同じなのにHPで負けてますし。つーか、攻撃スキルてんこ盛りかつ、三色カードの性能アップ(OC対応)と防御力無視とNP20%リチャージの全体バスター宝具がついてくる構成で、いくらルーラーとは言え攻撃力寄りの能力値だったらアカンと思うんだけど。

 

 亡くなったデニス・オニールの作品を読みたくなり、手元にあったバットマン ノーマンズ・ランドのアズラエルパート(アズラエル:エージェント・オブ・バット)を一気読み。一時期バットマンを継いだものの失敗、聖デュマ教団の記憶と幻覚に悩みつつ再起を図るアズラエルもまたデニス・オニールの生み出したキャラクターの一人。

 もともとアズラエルが精神的に不安定というのもあるけど、アズラエルパートは登場人物が定期的にダイスでSAN値チェックしている危うさが漂ってるわ。もともと、スキル煽動家全振りなスクラッチや舞う殺人鬼アルビン・コザーズと、出てくるヴィランのじめっとした派手さもあるけど、ジョーカーも普段よりちょっとねちっこいんだよな……明るいネアカなジョーカーも、デニス・オニールは書いてるんだけどね? アズラエルの固有結界かよ。

日々雑談~2322~

 自分の中でのアメコミは、この作品、このシリーズから始まった――というわけで、バットマン:ノーマンズランド3を購入。インフルのゴタゴタで、ちょっと買うのが遅れてしまいました。
 大地震により、壊滅したゴッサム・シティ。アメリカ合衆国より隔離され法も常識も無くなったゴッサムにて、バットマンは前代未聞の戦いに挑む! もう何回も解説している気がしますが、このロマン溢れる設定の紹介は欠かせないぜコンチクショウ。設定の面白さ、針の振り切れ方、そして広域的なアメコミのイベント展開。全てがカッチリとハマっております。いいもんはいい! 面白いものは面白い!

 ノーマンズランドは全四巻、そして今回は第三巻。後半戦突入ですね。バットマンも孤軍奮闘から仲間たちとの協力にスイッチし、少なくない数のヴィランが投獄されている状況。1~2巻のバットマンも手探りで、数多のヴィランが大暴れしていた、混沌極まりない状況に比べれば安定し始めています。だからこそ、ノーマンズランド特有のルールが生まれ、理屈に沿った狂気が吹き出るわけですが。何も間違っちゃいない。ただ、正否の判定が既に狂っているだけだ。
 あえて街に戻ってきたベインと、彼の背後に居る黒幕。その野望は、壮大かつ誰も考えつかなかった計画。終焉が、近づいております。

 ノーマンズランドの主演は名も無き市民であり、バットマンですら助演。だがバットマン以外に最優秀助演俳優を決めるのであれば……スーパーマンは候補に入るでしょう。ノーマンズランド初期、ヒーローとして振る舞った結果、失敗と絶望を味わったスーパーマン。だが彼は、3巻で帰って来た。天上より街を見下ろすスーパーマンではなく、地上で生きるクラーク・ケントとして。スーパーマンが今のゴッサム・シティを理解し、本当に必要なやり方を模索していく過程こそ、ノーマンズランドの絶望が氷解していく過程そのものだと思うのですよ。やはりスーパーマンは、不屈の誇るべき英雄なのです。

日々雑談~2026~

>ふじいさんもゲームマーケットに来てたんですね。アークライトブースで売ってた「ラブレター:バットマン」は買いましたか?ラブレターのゲームシステムがバットマンのフレイバーにあそこまでマッチするとは…

 うわー! 見逃してました! システム的に、ラブレターはバットマンと上手く噛み合いそうですよね。読み合い系のゲームは、バットマンによく似合う。なお、アナログゲーではないですが、ウチの管理者は定期的に「バットマンのノーマンズ・ランド大悪司(R18)をベースにゲーム化したら、絶対面白いって!」と主張してきます。その気持ちは、分かるぜ……。

 FGOで本日より開催のイベント「ぐだぐだ本能寺」。サーバーまでぐだぐだでどうするんですか!?というのはさておき、このイベント、アレだ。アベンジャーズとかX-MENが死闘を繰り広げているのと同時期に、それはそれとしてパーティーやろうぜ!なデッドプール的立ち位置や。ネタでもメタでもなんでも来い!

 キャプテン・アメリカ第三作、キャプテン・アメリカ:シビル・ウォーの予告編がついに公開。
 自分を捨てアメリカの英雄となった男、スティーブ・ロジャース。そんな彼が再開する過去からの親友、バッキー・バーンズ。彼との出会い、うつりゆく政情、ヒドラの残骸、全てが絡みあった時、ヒーロー達は二分される。敵は、トニー・スターク。彼こそが、アイアンマン――
 バッキー(ウィンター・ソルジャー)の帰還と共闘、アイアンマンとの戦いにブラックパンサーの登場。現時点で、既に熱い! ここにスパイダーマンやクロスボーンズの登場が上乗せされるんだから、恐ろしい話だぜ……。
 シリーズを積み重ねてのキャプテン・アメリカVSアイアンマン。未知へのサプライズ感があるバットマンVSスーパーマン。来年公開される二つの映画、二大巨塔同士の対決がそれぞれどう描かれて、どう受け入れられるのか。並べるだけで、ドキわくです。
 そしてそんな大物同士の対決に負けじと、2016年の先駆けを務めようとしているヒーローが約一名。

世の中、クリスマスより大事なこともあるヨ!?

 安心しろ。ある意味お前は、客層被っているようで被らないようで被ってるから。

日々雑談~1846~

>こんにちは。いつも楽しく読ませていただいております。ふじいさんの記事がきっかけでデッドプールを読み、すっかりはまってしまいました。ただ、日本では、他のキャラクターを原書で読む場合、どれから手をつければいいかわかりにくいのが実情です。それで、お手隙の際で結構ですので、ふじいさんおすすめの原書紹介なんかもやっていただけるとうれしいですね。どのキャラクターも魅力的ながら、なにしろ歴史がどれも長いので、まったくどこから手をつけたらいいか見当もつかないので…

 おお、このサイトが一つのきっかけになったのならば幸いです! ありがとうございます!
 なるほど、原書の紹介ですか。オススメと言うのはありますが、実のところ結構な数がもう邦訳化されてるんですよね。例えば、扱い始めた、読み始めた頃、最初期のオススメしていた原書というか作品はデッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスバットマン:ノーマンズ・ランドですし。そうですね、今度「こういうタイプの原書が読み易いよ!」「このシリーズはオススメですよ!」という個人的なコツをここで纏めてみます。ひとまず、英語が出来なくてもどうにかなる!を目標に。ただ最近、新刊作業と繁忙期が重なってバタバタしておりますので、しばしお待ちくだされば幸いです。
 ウルトラマンの映画も、観に行けるといいなあ……。

 今週も試合無いのにむっちゃ面白かったキン肉マン。ストロング・ザ・武道。超人閻魔。数々の姿と名を持つ強大な男、その真名は“始まりの男“ザ・マン! この“超人“スーパーマンに並ぶシンプルさ。零式を名乗る男に、相応しいとしか言いようがなく。
 悪魔将軍とストロング・ザ・武道。二つの超巨星の間に割って入ったのはネメシス。ネメシスの一言が、今後のカードを決めるきっかけとなるのは、十中八九間違いなく。しかし「自分で調べた」からこそ、いったい何処までネメシスは現状を知っているのかが分からず。実のところ、グリムリパーの正体がサイコマンであることを知っていた(回想シーンでサイコマンと接している)ネプチューン・キングの方が、情報的な優遇度合いではネメシス以上だったというのが興味深い。マグネットパワーを教わったこと、無量大数軍所属時の称号“完潔“の立派さ、離脱した後も幹部扱いはされていた事実。今では小物と蔑まれてはいるものの、当時のネプチューン・キングへの期待値、コレ相当な物ですよ。

日々雑談~1728~

 バットマン:ノーマンズ・ランド 1を入手。厚く単価の高い本だけあって、地元で扱っている本屋を探すのに時間がかかった上に、読み込むのにも時間がかかり……。なるべく本は地元の店で買いたいと思っているものの、こういう苦労を経てしまうと、もうAmazonでいいかなあとも考えてしまい。見つからなかったら、もっと本屋の無い地域に住んでいたら、多分諦めているわけで。これが、Amazonの強みか……。
 それはそれとして、ノーマンズ・ランド。合衆国によるゴッサムの隔離と封鎖、無法地帯でのヒーローやヴィランや人々を描く、一大シリーズ。リアルタイムでも1999~2000年と、丸一年続きました。ゴッサムはさながら戦国! 誰が勝ち抜ける? 鍵は開けられてしまった!
 このノーマンズ・ランド1巻の厚さ、収録されているのは本筋だけでなくタイイン誌も、そしてサブエピソードも満載。一時期バットマンを務めていた男、アズラエルの奔走やジョーカーとの対峙。無法地帯に現れた史上最強の超人スーパーマン。ヒーローやヴィランだけではなく、忠実なる執事アルフレッドの物語や一市民の奮闘や悲劇も収録。横に幅広く、並列の展開で一大シリーズを創り上げるアメリカンコミックスのシステム。このノーマンズ・ランドは、その冥利を思う存分味わうことが出来ます。
 ノーマンズ・ランド前日譚、致死性エボラウイルスがゴッサムに蔓延する『コンテイジョン』。大震災により街すらも壊滅する『カタクリズム』。この二シリーズは解説として収録されているのですが……コンテイジョンの一編だけ、一話だけが邦訳されています。その一話が収録されているのはヒットマン1。バットマンとヒットマン(トミー・モナハン)、二人のヒーロー初の邂逅回。アレはコンテイジョンでの話です。この話自体、ヒットマンの連載開始前日譚でもあります。意外と近場なゴッサム界隈。
 単純な正義や悪意は通じぬ、狂乱の無法地帯。話は、まだ始まったばかりなのです。