日々雑談~2383~

 ここ最近、スポーツ方面のパワハラが定期的に話題になっているけど、だいたい訴えられた指導者側の腰が引けて泥沼化するのはなんでだろうな。反省や反論以前に、雲隠れもしくはお茶を濁す会見で済まそうとしてしまうというか。その結果、泥沼どころか炎上してしまうのが昨今。雄弁は銀、沈黙は金と言っても、中途半端な沈黙は金でなく金メッキですな。

 矢面に立っている役職を捨てて、他を死守。そしてほとぼりが冷めるまでこっそり耐える。偉い人は沢山の立場があるのが常。結構この手で生き延びた人がいるとはいえ、ちと保身が透けててなあ。しかし、普段強気でも、いざという時にヘタれると判明した時点で、統率者や責任者としての立場はもう危ういんじゃなかろうか。責任を疎かにする責任者について行くのは、辛い話ですぜ。
 
 

 ニンジャバットマンのヴィランが勢揃い。武田ペンギン信玄に上杉アイビー謙信に伊達デスストローク政宗に……他の連中に比べて、明智トゥー・フェイス光秀は本当に光秀でいいのかという感じはあります。近江の戦国大名って、明智光秀に豊臣秀吉に浅井長政に丹羽長秀に石田三成と、京に近いだけあって有名どころが多いからなあ。織田ジョーカー信長に近い立場と鎧のデザインから、浅井トゥー・フェイス長政の可能性もあるぜ?

 トゥー・フェイスのコイントス、二者択一の乾坤一擲は多くの戦国大名が経験してきたこと。そういう意味じゃあ、明智光秀も浅井長政も後世の人が悩むほどの大胆な裏切りを経験しているってえのが、トゥー・フェイスに見える理由かねえ。

日々雑談~2310~

 昨日は更新できず、申し訳ありませんでした。
 最近、少しバタバタしておりまして……もし更新が無理でも、更新不可のアナウンスだけは出せるようにしておきます。

 

 この件に関する詳細な話は上記ツイートをクリックすればずらーっと出て来るリプを追ってもらうとして、CVに関する話で「おおっ!」と思った話を一つ。

 昨今様々なアメコミ系映画が出る中、これは十中八九当たりな映画だぜ!と思っているレゴ®バットマン ザ・ムービー。レゴシリーズの映画やアニメやゲームは、シリアス方面に振り切っているバットマンにあえて笑いを持ち込んだり、レゴだからこその破壊描写をガンガン盛り込んでみると、レゴでしか出来ないことを追求している結果、子供向けという第一印象の枠に押し込めるのが本当にもったいないシリーズに。むしろ、サメよけスプレーからバットマンVSスーパーマンまでネタとして網羅する守備範囲の広さを持ち、ハルクの攻撃で敵が爆発四散! ナムアミダブツ!な描写がグロ一切抜きで出来るのレゴシリーズオンリーじゃなかろうか。

 レゴバットマン・ザ・ムービーはCGアニメなので、当然CVが必要となるわけです。そんな中注目株というかやってくれたのう!というかスタッフ馬鹿じゃないの!と花束を手渡したいというか……とにかく俺の心を貫いた配役がありまして。それは日本ではなく、本国でトゥー・フェイスのCVを務める、ビリー・ディー・ウィリアムズ氏です。

 ビリーさんの何がズギュンと来たかというと、この方はティム・バートンの映画バットマンにおけるハービー・デント役だったんですよ。このままティム・バートンがバットマンシリーズを撮っていたらビリーさんはトゥー・フェイスとしてスクリーンに登場していたのですが、リターンズを最後にティム・バートンが降板してしまったため、その話はおじゃんとなりました。元々、トゥー・フェイスを志望していたビリーさんが前準備のハービー・デントとして映画バットマンに出たのは、1989年の話。つまり、28年かけてビリー・ディー・ウィリアムズはトゥー・フェイスに変貌したわけです。これは、関係者全てにグッジョブ!とサムズアップするしかないでしょう。

 なのでレゴバットマン ザ・ムービーのトゥー・フェイスは、ティム・バートン風な仕様に。ノーマルタイプにダークナイトタイプにと、意外とレゴのバリエーションも多いトゥー・フェイス。ビリーさんは黒人であり、ティム・バートン版トゥー・フェイスの構想は「右半分が黒人で左半分が白人」だったそうですが、なるほど、白い頭蓋骨が露出して白人に見えるってことだったのか……骸骨に薄っすら肉が乗ったダークナイトのトゥー・フェイスもスゴかったけど、こっちのフリークス感も捨てがたいのう。