日々雑談~6606~
AbemaTVでキャプテン・アメリカ/シビルウォーをやっていたので視聴。5月5日には地上波初のアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンもあると、ゴールデンウィークのアベンジャーズは熱いね。そもそも、エンドゲームが絶好調だし。
シビルウォーは、正義と正義のヒーローめいた正面対決というより、小さなすれ違いが徐々に、やがて本人たちですら手に負えなくなっていく現実よね。ここはコミックスも映画も、変わらんと思う。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年5月2日
コミックスと映画ではシビルウォーにおける超人登録法のウェイトや参戦人数と言った状況に大きな違いはあるものの、この水面に投じられた一石の波紋がやがて大波になりすべてを飲み込むという一点は同じだと思うのですよ。空港での対決も、ローディーが争いの犠牲者になるまでの過程、戦っているうちに互いがヒートアップしていく流れがしっかり描かれていたもんな。
互いを信じている分、そこに甘えてしまい、やがて理解は怒りとなり亀裂となる。ヒーローや超人登録法というと特別感ありますが、このタイプのすれ違いは現実でもよくある話ですからね……。コミックスのシビルウォーがエゲツないなーと感じるのは、超人登録法のようなキーワードで物語としつつ、ヒーローたちにあえて普通の人間でもあり得る、我々が身近に感じるようないさかいをさせたことよ。市民に寄り添う者であり、特別ではないマーベルヒーローだからこその、身近さってのもあるけどね。
まあ、コミックスに比べれば、映画はまだ爽やかです。コミックスのシビルウォー、アイアンマンとスパイダーマンの関係一つとっても、決別後の怒り、父性を利用したと糾弾させるトニー・スタークと、なかなかドロドロだもんな。映画は健全な師弟or擬似的な父子関係でよかった……!