日々雑談~6735~

 超闘士激伝新章は、本筋をしっかりしつつスパイスとしてマニアックなネタを加える作例のお手本というべき作品だと思う。本筋がしっかりしてないと新規層がまったく見込めなくなるし、隠し味のスパイスが上手く使われてないとディープな層が物足りんのよね。

 旧激伝でメフィラス星人はメフィラス大魔王としてボス化後に頼れる味方となり、OVAで死亡。ヤプールはエースが撃退したヤプールが小物の尖兵となり、その背後にいた最強のヤプール王が登場。エンペラ星人はすでに別デザインで登場し敗退と、新章でエンペラ星人と暗黒四天王を出すのは難しいのでは……? となる状況の中、エンペラ軍団は見事に復活。メフィラスは、死者として手駒にされていた状況から蘇生し完全復活。小物の尖兵が憎悪をたぎらせ強大化したヤプールは、尻ぬぐいのためにあらわれたヤプール王の一撃で死亡。エンペラ星人は現行ウルトラマン準拠の姿となり復活、最強の敵として君臨と、見事にまとめられております。

 なにせ旧激伝のガチャポン(ストーリー)展開の最後って、ゼアスやティガだからなあ。そりゃ、本家ウルトラマン周りの設定も変わるよ。そんな変化に適応して連載をやりきったのは、やはり凄いことです。いやあ、楽しみつつも勉強になったぜ。

日々雑談~2168~

 最近、ガルパン劇場版を流しつつ、ハーフスクワットや筋トレをしているけど、きちんとした時間や回数を決めるよりこなしやすくていいねえ。大洗エキシビジョンマッチでハーフスクワットをして一区切り、どんぐり小隊VSカール自走臼砲でダンベル運動をして一区切り。これを繰り返すだけで、きっちり汗がかける。
 頭を効率よく働かせるには、適度に身体も動かしておかんとな。頭と身体は、両方動かしてナンボよ。

 

 

 ウルトラマン超闘士激伝新章。20年前にオリジナルデザインとして登場したエンペラ星人とそのエピソードと、ウルトラマンメビウスにて登場したエンペラ星人と新章エピソードとのすり合わせが、実に見事。

 普通だったら、旧作での最終決戦(打ち切りで未漫画化)でのエンペラ星人はメビウス準拠の最終形態を残していた!との流れになるところを、旧作での敗北は当時のエンペラ星人の実力負けであり、自身に勝った最強の男ウルトラマンを倒すために雌伏の時を過ごし、その結果、メビウス準拠のエンペラ星人に変貌したとの流れに。

 旧作でのエンペラ星人が本気でなかったとしてしまうと、あの死闘はなんだったんだコンチクショウ! てな気分になってしまいますからね。あの死闘ですら次なる戦いの前座だった! というのもそれはそれで燃えるシュチュエーションなので、難しいところではあるのですが。ただ、今回のエンペラ星人のつなげ方は、少年漫画の常道となっているやり方をあえて取らず、めんどくささが生じるであろうやり方をあえて取ってくれたなあと。

 だいたい、20年前に打ち切りとなった上に、メビウスで全く違うデザインで出てしまったエンペラ星人を無かったことにせず、こうして組み込もうとしているだけでスゲエんだ。それにしても超闘士激伝ももう、20年前の作品だとお!? 時間、怖えよ……。