日々雑談~2347~

 お。 永久凍土帝国 アナスタシアのマンモスマン超大物ことイヴァン雷帝がガチャに追加か。敵専用だと思っていたので、コイツはサプライズ。こういう力こそパワーが伝わってくるキャラは大好きなので、是非とも欲しい所。だって、雷帝ですよ、雷帝。雷帝の名称は和訳の際に生じたものらしいけど、イヴァン雷帝の性格や人生の苛烈さを見るに、この名称は相応しすぎる。

 というわけでガチャに挑んだものの、出なかったんですけどね! 手持ちの石で出てきたのは、もうひとりの目玉であるアントニオ・サリエリと、アーチャーのアタランテ(二人目)。せめてアタランテは、バーサーカーがよかったなあ! 

 それはそれとして、アントニオ・サリエリ。彼もまた、『アマデウス・モーツァルト』を殺した男のイメージに生前から死後まで狂わされた、複雑な人物……それはそれとして、モーションもビジュアルも超かっこいい。レアリティも含め、この点では汎用モーションなアマデウスに勝ってるよ! ただ、アマデウスのモーションの地味さやレアリティの低さに、一番文句言いそうなのはサリエリなんだよな。

 コツコツと石を貯めて、もう一回ぐらい10連に挑戦する気ではいますが……今月、新潟で欲しくて欲しくてたまらんかったケツァル・コアトルがあっさり出てきたからなあ。星5がポンポン出るというイメージがどうにもあんまり持てんし、これ以上の幸運をノット重課金で求めるのは、バチが当たる事案な気がする。

殺生院キアラの使い方について考えよう!(非R18)

 FGOの1200万DL突破キャンペーンで、CCCの元凶にしてコラボイベントのラスボスこと、殺生院キアラの強化や復刻ガチャが噂されている様子。運用に癖があるせいか、低い評価もされがちなキアラですが、きっちり向き合ってみれば非常に使えるサーヴァントなのです。向き合わないとバットエンドだというのは、所持している全マスターがバレンタインイベで身に沁みたはず。

 実際、復刻されるか強化されるかはわかりませんが、どういうサーヴァントなのかを軽く書いてみます。FGOのサーヴァントは、ただ強いのと、癖がある強さなのと、下ごしらえをしておけば強いのと。ぶっちゃけ、どんな局面でも使えないハズレは居ないと思ってます。サーヴァントを上手く運用するのは、むしろプレイヤーたるマスターのお仕事よ。

 ちなみに、データー的なことは薄い、ざっとした話をしているので、もっと詳しい話は他のサイトを頼って頂ければ。まずこういう使い方があるから、手元にあるなら触ってみようぜ! ぐらいのノリです。

 

 

その1:アルター・エゴの皮を被ったビースト

 CCCコラボイベントでビーストⅢ/Rとして登場したキアラ。サーヴァントとしてカルデアに訪れた際には、クラス“アルターエゴ”としてサーヴァント化しております。アルターエゴなものの、実のところクラススキルも保有スキルもビースト時代とあまり変わっていません。クラススキルではルーラー特攻のネガ・セイヴァーや人型の敵からの防御力をアップするロゴスイーターと、現状オンリーワンなスキルをそのまま持っています。隠し属性の「天属性」「地属性」「人属性」の分類においても、希少な「星属性」以上にレアな(現状)唯一の「獣属性」です。

 アルターエゴはアサシンやライダーやキャスターやフォーリナーに攻撃面で有利なクラスですが、キアラの場合はここにルーラーも加わるわけですね。そしてアルターエゴは防御面での有利はありませんが、キアラはロゴスイーターのおかげでタフです。スケルトンにゾンビにケンタウロスに粛清騎士にチンピラと人型の対象は雑魚でも多く、更に全サーヴァントが該当します。

 この能力の特殊性と、別に改心はしていないという立ち位置、キアラに関してはサーヴァントではなく、仲間になったボスキャラと思ってください。スパロボで数度の説得とフラグ立ての末に、主にHP周りがダウングレードして仲間になる敵キャラみたいなものです。こう思えば、保有スキルの効果相応の重さや、他サーヴァントとは一味違う使い方の考案も上手くいくってもんよ。

 

その2:あいつ、山育ちだから。

 キアラは肉体派です。実は前衛タイプです。人をぶん殴るタイプです。クラススキルである獣の権能と単独顕現、保有スキルの女神変性EXと、キアラは本気を出すとクリティカル威力アップが3重がけになります。キアラのクリティカルヒットは、宝具威力の低さやアルターエゴのあと一歩な火力を十分に賄える威力。他サーヴァントによるクリティカル威力の補助やスター供給や、クリティカル礼装による補強をおこなえば、もはや第二宝具と読んでいいレベル。宝具レベルと関係なく火力が出せるというのも良い点。星5サーヴァントを何枚も引くのは、色々とキツイんじゃよ。

 宝具の快楽天・胎蔵曼荼羅の威力自体は低いものの、無敵貫通付与&敵全体に防御無視攻撃&自身のHP回復と付与する効果はなかなかのもの。無敵貫通や防御力無視は敵のステータスを選ばず、HP回復はもともとタフなキアラの継戦能力を更に上乗せ。Arts宝具かつ本人もArtsカードを多く所持しているので、Artsチェインで他のサーヴァントのNPを補助しやすいというのもポイント。キアラ当人のスキルやモーションによるNP効率の良さも見逃せないトコ。つまりキアラの宝具の特徴は、回転率や物持ちの良さと場を選ばぬこと、Arts宝具からのArtsチェイン狙いで他のサーヴァントのサポートもできること。ボスまで取っておくのではなく、雑魚を蹴散らすのに向いているということです。

 つまり、普通のサーヴァントは「敵を通常攻撃で蹴散らし、強敵やボスは宝具で一気にかたをつける」となるところ、キアラの場合は「敵を宝具で蹴散らし、強敵やボスはクリティカル攻撃で一気にかたをつける」という、ある意味真逆の運用になります。クリティカルを出すことは、NP効率の良さにも繋がるので、それに期待しての宝具連発も実用的。キアラはNPチャージ持ちということで宝物庫や種火の周回に向いているように見えますが、実際は長期戦向きのサーヴァントです。なので、宝物庫や種火の周回のような瞬発的な宝具火力が求められるフィールドは、キアラとは根本的に相性が良くないです。敵も扉に腕と、得意な人型でもないですし。サーヴァントに適したフィールドを選ぶのは、マスターの仕事ですね。

 アルターエゴのスターの集中率は並程度なので、スター集中礼装をつけると一気にクリティカル運用がしやすくなります。キアラは女神変生EXでクリティカル威力は更にアップできるものの、スター集中系のスキルは持ってないので。ここはパーティー編成や魔術礼装で、フォローしてあげたいところです。

※追記:サーヴァント強化クエスト 第10弾にてスキル五停心観が強化され、チャージターンの短縮だけでなく強化状態の解除も追加されました。もともと、無敵貫通付与の宝具を持つキアラでしたが、これで宝具が打てない状況でも無敵や回避の解除が可能になるだけでなく、相手の強力なバフを剥がして殴り倒すという運用も出来るようになりました。もっともこれは、CCCやサバフェスで出てくる敵のキアラが、さらなる強敵となったということでもあります。強力なキャスターに頼っての持久戦は、ほぼ無理でしょう。

 

その3:真デンジャラス・ビースト

 簡単にまとめると、キアラの使い方は以下のようになります。

「人型の敵やルーラーに強い。ビースト寄りの性能。このような、キアラならではの特性を理解する」
「宝具は雑魚散らしやサポートに使い、火力はクリティカルで補う」

 癖と個性のある性能ですが、理解した上で使えば他の星5サーヴァントにも劣らぬ活躍ができます。スターを稼ぎやすいアサシンと組むのならば、キアラがアタッカーに。Artsパーティーを組むのならば、全体攻撃担当に。一度使い方を理解すれば、あとは手持ちと相談してパーティーを組むだけです。何気にデバフに関してもレベルが高いので、とりあえずデバフをばらまいて宝具を打ってから、オーダーチェンジで撤退というのもアリです。サポーターかアタッカーのどちらで使うか。両立型を目指すのではなく、どちらかに割り切ったほうがおそらく動けますね。個人的には、Artsパーティーにただ組み込むとコスト相応の働きができない可能性があるので、クリティカルアタッカーでの運用が推奨です。

 そしてキアラのポイントとしては、もともとCCCで彼女のサーヴァントだったアンデルセンとの相性がいいことです。クリティカル威力アップにスター供給にサポート宝具と、噛み合いすぎて困るレベル。スターの集中率においても並より低いキャスターなので、キアラの星集めの邪魔にもなりません。アンデルセンは低レアリティなため、狙われるとあっさり落ちたりしてしまうのですが、そこは防御型サーヴァントや礼装でサポートを……キアラで先手を打って殺られる前に殺るってのも、アリですけどね!

 

 上記の「アンデルセンでサポートをして、キアラが殴る」というやり方は、実は既に二人の初登場作品であるCCCで既に確立しております。当時はマスターだったキアラをサーヴァントのアンデルセンがサポートすることで、サクラ迷宮に蔓延るエネミーに対抗する。なんてことはない、FGOでのキアラの使い方はCCCまんまということです。

 そして、キアラをメインにした運用を考えた場合、自分の最適解としては「キアラ一人にスターを集中させて、クリティカルでダメージとNPをガンガン稼ぐ。宝具は回転数と無敵貫通やHP回復などの付属効果で勝負。他のパーティーメンバーは、アンデルセンのようなバフ型サポートやスターの稼ぎ役で固める」となるのですが、これもまた、他者もスターも自分のためにあると割り切れる自己愛、抑え気味の威力で何度も敵に叩きつける“嬲る”ような宝具、更に宝具のたびに生ずる快楽というエクスタシーと、殺生院キアラのあり方そのものです。

 そのキャラクターを知ることで、適した運用法が見つけ出せる。版権アリなゲームキャラクターとしての完成度の高さにおいて、ハイレベル。殺生院キアラとは、そんなサーヴァントです。

  

日々雑談~2308~

 最近はなんとなくTVでオリンピックを流しているけど、今日は女子カーリングとスノーボードクロスが凄かったねえ。

 カーリングはまさに静。じっと石の位置を見極め、戦略を立てつつ狙った所に滑らせる。昔は正直見ていて飽きるスポーツだったんだが、今回はなんだかこの緊張感がたまらなくてねえ。自分自身が緊張感を楽しめるぐらいに成熟したのでしょう。簡単に言うと、年を取って落ち着いたということです。今回は日本対韓国の対戦ということで、韓国への応援は大声援。あの声援の中、冷静に務めるだけでも大変なこと。それでいて、勝ったのだから凄いですよ。ただ、声援がすごすぎて、韓国チームにもプレッシャーかかっていた気もする。

 スノーボードクロスは動そのもの。複数人がスノーボードで一斉に走るレース、そりゃ転倒もざらだわ……世界の一流選手が参加者全員全滅レベルで転倒することがあるんだから、もうこれはクラッシュを前提としたスポーツだよな。雪の格闘技と呼ばれるだけはある、激しい展開。冬季オリンピックの種目の中で、一番攻撃的なんじゃなかろうか。ある程度の接触もルール上しょうがないしな。

 

【開催中】コラボレーションイベントリバイバル「復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-」開催!

 何故、リバイバルイベントに以前居なかった新キャラが追加されているのか。好きなキャラでも、いきなり来られたらビックリよ!?

 しかし、浅上藤乃がここで来たか……琥珀さんがマジカルステッキ、桜が依代やモデル元と変則的な形でFGOに参加する中、浅上藤乃は当人で参加している辺り、流石は大本であり元祖と言えましょう。琥珀さんと桜といったい何の関係があるのか、そもそもなんの大本で元祖なのか、知らない人は自分でググって見てください。

 でも昔は一種の鉄板だったこの三人の並びも、それぞれ後発作品で緩和されたり暴走したりで、今となってはピンとこないファンも多いのかもしれん。アメコミで言うところの、マブカプぐらいにしかもはや痕跡が残っていないMARVELのマーブル呼びみたいなものかね。もうMARVEL自身がマーベルと言っているので、今後マーブル読みが広まることはないでしょうしなあ。

 さて、なんとかフリクエでガチャの算段をつけるか。課金は、最後の武器だ!

 

日々雑談~2305~

 お。FGOの空の境界イベントが復刻か。2月中旬開始で、今やっているバレンタインイベントは15日まで。これはおそらく、バレンタインイベント終了直後、期間が空いたとしても数日後ぐらいには始まるな。

 元のイベントが開催されたのが2016年の2月~3月なので、だいたい二年ぶりの復刻ということに。二年前はプレイ開始から3ヶ月しか経ってなくて戦力不足でヒィーヒィー言ってたが、今ならそれなりに上手く立ち回れるはず。

 今、空の境界イベントまでに持ってたサーヴァント確認したら、星5サーヴァントはギルガメッシュとオリオンとジャンヌ・ダルクの三人で、星4も配布除けば6人だったわ。全クラスなんとか整えた陣容で、ギリギリのとこを乗り切っていた記憶。前のイベントで配られた配布サーヴァントのサンタオルタとハロウィンエリちゃんの二人が居なければ、詰んでいたかもしれない。あの当時、ライダーとキャスターは特に不足していたからなあ。なお、本能寺イベントの配布ノッブはイベントをサボっていた結果、再臨も出来ねえし宝具レベルも足りないということで倉庫番でした。すまねえノッブ、復刻本能寺できっちり仕上げたから許してくれ。

 そして手持ちのアサシンも不足していたので、空の境界イベントの配布枠な両儀式にこの後随分と助けられたのよね……つーか、今でも現役で助かっている。ガチャ枠とは違う配布枠のキャラが、ガチャ枠に見劣りしない強さや不足しがちな能力を補いつつ、いつまでも一線級で戦える。この配布枠のキャラクターの強さは、ソシャゲ内におけるFGOの美点と言ってもよいのではないかと。ガチャ枠(課金)のキャラが強すぎたり、難易度が恐竜的な進化を続けた結果手に負えなくなったアレとかソレとかに比べれば、FGOのゲームバランスはまだマシな方ですよ。たぶん。

 ただ、イベント配布が強いというのは、イベントに参加できない後続組との差が開くということでもありますが。もうそろそろFGOも、過去のイベントに何時でも挑めるライブラリー的なものが必要よねえ……ハロウィンとか、三年分は流石にスケジュール的に厳しいだろうしな。
 

日々雑談~2294~

 FGO鬼楽百重塔イベント、今までのイベントの定形だった周回とは違った形を持ってきていて、いいとは思うのよ。手持ちの全サーヴァントを使うシステムは2部開始直前の振り返りにも能力の再発見にもなるし、そのクラスのサーヴァントが運用しやすいよう敵のクラスもボス級以外はだいたい統一されている。疲労という概念を加えることも、テンプレパーティー化の抑制になっている。育成が足りない人のために、攻撃力を補強するイベント礼装もあるし、全種火や全修練場開放で育成しやすい状況でもある。

 新しい試みとしては、サーバーの重さ以外、大抵の部分の評価は高いんだけど……イベント期間が一週間しかないことが、すべての評価を覆してしまう。全部で百階あってそこに裏ステージも含めて、総計200ステージ。1日30ステージ挑む時間を捻出するのは、中々に時間も体力もしんどいよ!? 序盤はともかく、塔を上がるたびに難易度も上がっててペース落ちてるし。このイベント期間の短さと回復に数時間かかる疲労度の概念は噛み合わないし、育成しやすい環境になっていても、その育成に使う時間を捻出する余裕が無いんだよなあ……。

 イケるところまではいくけど、正直完走できるかどうかはわからない。バランス的に、画竜点睛を欠く状態になってしまったという感じはします。イベント期間の短さが、抜けたネジのようになって他の部分の不具合も引き起こしてしまったような。せめて、10日あってもいいと思うんだけどな。

 とりあえず、酒呑&イバラギンのメガネ礼装が限界突破できるくらいには頑張るよ……あと、今回のイベントガチャのピックアップサーヴァントは誰も持っていないので、ガチャ引きたい(率直