キャサリンのプレシャスか!
士「ここがデカレンジャーの世界か……」
翔太郎「違うから帰れ。確かにデカイエローに似た人がいて、しかも刑事やってるけどよ。今度ヒマな時にでもそっちに行ってやるから、こっちの世界に来るなよ」
フィリップ「そんなに無碍にする必要はないと思うけど。早急に帰さなければいけないのは、あっちじゃないかい?」
翔太郎「ああん?」
トゥーフェイス「悪徳刑事への復讐、動機は分かるが不公平だ。裁きは司法ではなく、唯一無二な公正、運に委ねるべきである。そう、例えばコイントスに」
亜樹子「ギャー! 元祖はんぶんこ怪人ー!」
翔太郎「ギャー! 怖ぇぇぇ!」
フィリップ「アレはダークナイトの彼だね。アニメやコミックス、フォーエヴァーの彼なら、まだ愛嬌があるんだけど、よりによって……」
小悪党にフリークスの組織、そして汚職警官。ひょっとして風都ってもはやゴッサムシティレベル? 悪党共もゴミためと吐き捨てる街だぜーフハハー。アクセル&Wの共闘路線がまぶしい、仮面ライダーW(ダブル)21話感想。キャサリンが出たのにディランの出番が無かったでゴザル、の巻。とてもとても良く似た人はいたけど。
マスカレードって、ひょっとして証拠隠滅の役割も果たしてるのか? 撃破さた場合、身体は塵芥となり証拠は何も残らない。Wもアクセルも、メモリブレイクどころかオールブレイクしてたし、何らかの仕掛けがあると考えた方が。
護身用のアイテムでもあり、自決用の毒でもあるメモリーを構成員に配布。そうか、ミュージアムの正体は、白土三平や横山光輝が語り継いできた、あまりにシビアすぎる忍者一族だったのか。
それにしても真倉さんとのコンビで密談現場に乗り込むとは。ミスターリュウは命がけすぎる。あんまゾロゾロ引き連れていくと、アクセル変身の邪魔になるからだろうけどさー。風都署のメンツはシフトを聞いた時に、照井ハンパねえと思ったのか、ツッコミ損ねたのか。
最近の世の中の流れに沿えば、普段はダメ探偵扱いしている翔太郎の実力を、実はこっそり認めていた真倉刑事をツンデレと呼べるのだろうか。いくら溺れても、中々ワラにはしがみつかんものですよ。
それにしても、一目ぼれに都合の良い正義感と、真倉刑事の底の浅さは素晴らしい。けなしてんじゃなくて、褒めてます。だって、全員が壮絶な過去持ちだと話が重くなるじゃないですか。いやー真倉刑事は一服の清涼剤ですよ。ダメ刑事であることは代わりねーけど。
「照井には一度ガツンと思い知らせてやる必要があるな!」
壮絶な過去持ちなのに、清涼剤並みの翔太郎もスゲーな。ハードボイルドってなんですか?
ミックさまが、ミックさまが光臨されたぞー! みんなひざまずけー!
小悪党一人を助けるにはあまりに強力すぎるお方。トリガーの銃弾ひょいひょい避けてる時点でものすげえ、コックローチの素早さどころかナスカの超加速をも凌駕してるんじゃねえの? 別格のテラー、超絶再生能力持ちのクレイドール、プカプカ浮いてショットするだけのタブー。どう見ても冴子がピンチです、本当にありがとうございました。
若菜がビンタされたのは、屋敷に控えておられるべきミックさまを連れ出すという不敬行為のせいか。それなら納得だぜ。
照井と綾のやり取りも深かったけど、フィリップの「正論は時として暴論より人を怒らせる」というセリフも深かった。正論を振りかざして相手(主に翔太郎)を怒らせるのは、フィリップがさんざんやらかしていることでありまして。序盤しかりビギンズナイトしかり。
処刑者ならば復讐で完結できるのに、ヒーローは復讐の先をみいださなければならない。難儀な商売だぜ。
最近さー、犯人を当てる機会が減ってさー、対談ネタが書けないのよー。というわけで、復讐者トライセラトップス・ドーパントの正体は女刑事九条綾でした。なんというスマートなデザイン、女性かつ同じ恐竜系のティーレックス・ドーパントの立場が無い。死神バッファローとスーパー1くらい違うじゃないか。
しかし、彼女にメモリを渡したのは誰だ? 次回予告を見る限り、冴子じゃなさそうだし。スイーツやバイオレンスの時みたいに、下っ端が知らないで売ってしまったのかもしれないけど。そうだとしたら、まず冴子さんがやるべき仕事は、部下の厳正な管理だろ。園咲家は支配者のはずなのに、ドーパントの被害をやけに多く受けている気がするぜ。