日々雑談~3444~
いろいろと作業をしながら、地上波でやっていたアントマンを観てました。
今こうして改めて観ると、続編であるアントマン&ワスプとは若干作風が違う気がする。アレかね、シビル・ウォーという外部と明確に関わったことで、話や人間関係のスケール感がかわったのかね。いや、物理的にスケール感がデカくなるようになったけどさ!
『アントマン(スコット)のヴィランであるダレン・クロスがベース』
『ハンク・ピムの粗暴な面であるイエロージャケットの名』
『次世代アントマン(エリック)のスーツデザイン』
この3つの原作要素を組み合わせて、ダレンを映画アントマンのヴィランとして完成させたのは、ホント凄いと思う。 pic.twitter.com/BjSnUJnuEb— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年9月7日
ハッキリ言ってしまえば、ダレンもイエロージャケットもアントマン(エリック)も、原作通りのままでは上手く映画のボスを務めることは難しいキャラです。ダレンは単純に知名度が無いし、イエロージャケットはハンク・ピムの内面が絡み複雑化するし、アントマン(エリック)は映画の時点ではそこまで悪いやつじゃないというか、いい方向に向かっていた。悪役としては、三人共足りない、もしくは難解過ぎる感じですね。
そんな単独での実写化やヴィラン化が難しい三人の要素を組み合わせて、一人のキャラとして昇華する。実写化やアニメ化といったメディア展開の教科書に載せてもいいぐらいに、映画アントマンは鮮やかな結果を出したかと。勇気と知恵がなきゃ、この見事な思い切りは無理だわー……。