特別編 バイオレンス・ドーパントの謎を追え!

ふじい(以下F)「めちゃイケでやった怪獣達のスリラーを見て理解した。怪獣には愛嬌があるが、仮面ライダーの怪人には愛嬌がない。ミストがかかったスタジオで怪人が踊ってみろ、ホラーだ。怪奇くも男だ」
サイレン(以下S)「肩を落として帰るカネゴンのシーンをゲバコンドル辺りにやらせたら、なんか後日呪われそうで怖いよな」
F「んで、バイオレンス・ドーパントの正体に関してなんだけど」
S「マネージャーしか居ないだろ」
F「そりゃあそうだな。今回は容疑者が少ない、マネージャーと先輩タレントしか居ない。だがあえて、捻り切ってみせる。ストレートにマネージャーが犯人というのはありきたりすぎて、つまらん」
S「俺は今回理由は特に思いつかん」
F「そうだな、俺の案としては、マネージャーが現在の主犯で、そそのかしているのが先輩かな」
S「現在?」
F「バイオレンスのメモリの真の持ち主は先輩で、現状はマネージャーが借りているだけ。予告でマシンバトルを繰り広げているのは、真バイオレンスドーパント、先輩がメモリを取り戻して変身したバイオレンスじゃないかと。あのムキムキ具合が男性と誤認させるトリックのような気がして」
S「スイーツやティーレックスみたいにか」
F「あとは冴子が裏で糸を引いている説かな。若菜の部屋の事情を知れるのは、園咲関係者しか居ないような気が。妹がアイドルを続ける事自体が苦々しそうだしねえ」
S「待て。その推理の場合、霧彦さんは嫁から何も知らされていないことにならないか? 普通に若菜のことを心配してたぞ」
F「……別に霧彦さんが何も教えて貰えなくても、自然じゃないか?」
S「ですよねー」