日々雑談~2325~
【Twitterで話題沸騰!】『本田鹿の子の本棚』/佐藤将(著)
思春期の愛娘の気持ちが知りたくて父は娘の蔵書を手に取る(無断で)。鹿の子ちゃんの愛蔵書のセンスと、それを脳内で映像化する父!リイドカフェの連載&単行本『本田鹿の子の本棚~暗黒文学少女篇~』要チェック!https://t.co/tAxzPqzsk9 pic.twitter.com/LbiGXymatq— リイド社広報室[公式] (@LEED_PR) 2018年3月12日
本田鹿の子の本棚は、娘の愛蔵書の内容とそれを読む父親をつなぎとすることで、本来ならアイディア止まりになりそうなネタをきっちり一話に仕上げてくる、新時代の短編集とも言ってよい漫画です。読み切りでも、このオチは許されるのかというのも、ちらほら。
作中作の絵柄をテーマごとにちゃんと寄せているのも高ポイントです。上のツイートにおける画像の元ネタは、えらくわかりやすいですが……ある意味、世界観の違う作品のVSモノなので、宮下あ◯ら先生似の絵だけではなく、別の先生の絵っぽいトコもあります。いやー、細けえや。
今は雑誌だけでなくWEB含め、漫画戦国時代続行中ですが、その中でもリイドカフェはどの作品も尖り気味でオンリーワンと、かなり異彩を放っているWEB漫画サイト。実験場という評価は、このサイトにこそ相応しいんじゃないかな。挑戦をモノに仕上げるやる気、そこに結果が伴ってこその、実験場ですよ。
様々な作家さんのツウな作品を載せてくれる、劇画狼のエクストリームマンガ学園。
リアリティと硬派を追求した時代劇漫画、柳生連也武芸帖。
ノリと勢いが限界突破な、魔装番長バンガイスト。
おもてなし漫画の極地、セレベスト織田信長。
他にもいろいろというか、だいたいサイト内の作品には目を通していますが、この辺りは特におすすめです。全部作風がかぶってねえのがすげえ。歴史上の人物の名前を使っているのは、柳生とセレベストだけど、この二つを同じカテゴリーに入れたら、ぶっ飛ばされる気がする。
全部無料でさくっと読めるので、時間がある時にでもぜひ読んで頂ければ。面白いものを勧める時の高揚感は、男子の本懐よ!