日々雑談~2387~
昨日、フューチャー・アベンジャーズなコラム~その3~をアップしました。先週のうちに1週遅れ状態をどうにかしたかったけど、どうしても色々あってねえ……。いけねえ、冬コミの申込みもさっさとしないと。郵送は16日、ネットも決済が17日締切と、今回タイトなスケジュールだからなあ。気をつけておかないと。
ウィンター・ソルジャーに関しては「映画でもコミックスでも、ウィンター・ソルジャーと名の付いた作品を読めばいいんじゃないかな!?」でOKな気がします。両方とも、おもしれえし。https://t.co/2vclskEl7S
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2017年8月15日
コミックスも映画も「ウィンター・ソルジャー」はキレキレなものの、コミックスにおけるウィンター・ソルジャーと映画のウィンター・ソルジャーの去就はだいぶ違います。具体的には、双方復活直後に起こった、シビル・ウォーへのスタンス。マーベル・シネマティック・ユニバースのウィンター・ソルジャーは当人が原因の一つということもあり、シビル・ウォーに参戦してますが、コミックスのウィンター・ソルジャーはシビル・ウォー不参加です。
同じくシビル・ウォーと距離を置いていたニック・フューリーに雇われていた。
シビル・ウォーを隠れ蓑にし暗躍していたレッド・スカルらを追っていた。
蘇ったばかりで、現代の争いに参加できる状態ではなかった。
理由は色々ありますが、一番大きなのは、当人が自分のことをシビル・ウォーという表舞台に立つ人間(ヒーロー)ではないと思っていたからじゃないかと。バッキーとしての記憶が蘇った後のウィンター・ソルジャーは、キャプテン・アメリカへの信頼を持ちつつも、汚れた自分をあえてキャップから遠ざけているフシがあります。昔のスパロボにおける劇場版ナデシコのホシノ・ルリとテンカワ・アキトみたいな距離感、あんな感じ。心情的には寄り添えても、あえて距離を取る。任侠映画の如き、自己犠牲と秘めた熱さのある友情です。
映画だと尺の関係もあって、早期和解ルート。じっくりと連載するコミックスだと、様々な事件を経て変わりゆく関係性。ウィンター・ソルジャーとキャプテン・アメリカとの関係から生じる物語は、どちらも実に魅力的。新たな物語である、フューチャー・アベンジャーズにおける二人の関係は、果たしてどうなるのか……?