士「事件関係者の中から仮面ライダーを選出、ライダー同士の決闘の勝者に判決の全てを託す。これがライダー裁判だ」
ユウスケ「うわぁ……まるでメチャクチャ強引な宗教裁判みたいだな」
＼ジャーーーン！／
龍騎「まさか！と言う時にライダー宗教裁判！」
ナイト「俺達のカードはソードベントとシュートベント、この二つ。さらにトリックベント、剣に銃に分身の三つ。ファイナルベントもあった、四つだ……もとい！」
士「……」
ユウスケ「（ ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ」
龍騎「カードはソードにシュート……ダメだ、やりなおし」
ユウスケ「なんでライダー裁判が？」
＼ジャーーーン！／
龍騎「まさかの時にライダー裁判！」
士「帰れ」

　モンティパイソンネタをふって、何人の人間が理解できると言うのだ！
　それでは一風代わったわけでもないディケイド感想が……
　It’s Month Python’s Flying Circus!（はじまるよ！）

　勝者に判決の全てが委ねられるライダー裁判。俺は法の皮を被った究極の野蛮と称し、管理者は法律ではなく掟のようなものと称した。この世界の人々は受け入れているけれども、明らかに法を逸脱したオモシロ制度。弁護士や判事のような法の専門職は、法律を覚えるより何より戦闘技術を磨かないとなれないのだろうか。判事や弁護士は毎回バトル出席が必須のようだし。
　裁判員制度にかけているんだろうけど、ライダー裁判の方が遥かに理不尽だよなー。だって被害者の関係者がランダムで選ばれるんでしょ？　つまり被害者を主軸にした親しい人間が戦いあう可能性が大きいわけで。後々に絶対遺恨を生むし、最悪このライダー裁判を利用して……という輩も生まれかねない。
　この狂った制度の黒幕は、やはり次回予告でナイトと戦ってたオーディンなのか？　あいつ格好がそもそも調停者＝裁判官っぽいし。

　いきなり裁判参加しろって言われて、シザースのデッキ渡されたら全力で逃げ出す。それぐらい弱いイメージが定着しているシザースがついに初勝利するだなんて！　シザースが大好きなみなとそふとのタカヒロさんが大興奮だよ！
　中の人が違うとはいえ倒したのベルデ（得意技：だましうち）なのは微妙ですけど。でもむしろ、卑劣が卑怯を凌駕したって感じでカッコいい。「ヒキョウもラッキョウも大好物さ！」いいねえ、どこかの悪質宇宙人の二代目を思い出すねえ、初代や三代目と比べて二代目の人は本気でダメだったけどさ。
　そしてナイトにあっさり倒される辺りがやっぱりシザース。命乞いする辺りがやっぱりシザース。やっぱり弱い僕らのシザース。

「そうか！それだよ士！ライダーバトルに参加し続けるんだ！　お前が最後まで勝ち残れば夏海ちゃんに無罪判決を言い渡せるし、真犯人が存在するなら、そいつもライダーとして参加している可能性が高い！そこまで考えての行動だったんだろ！？」
　ユウスケ惜しいなーキミに求められてるのは、俺もミラーワールド行けるんじゃね！？って考えてクウガに変身して加賀美鏡に頭ぶつける事だ。頑張れ、第二の加賀美新。ミラーワールド行けそうもないんで、今回頑張りどころが無いけど。
　キバＶＳクウガの平成最新ＶＳ最古の対決の次は、キバＶＳナイトの蝙蝠ライダー対決。いやー世界が変わっても、龍騎よりナイトの方が主人公っぽいねえ。このままアーッ！な変身もナイトがすればいいのに。バッシャーフォームへのツッコミは余所にだいぶあるので黙っておきます。分身を撃ってみるけど当たらないみたいな描写も無しに、ただやられただけって……。
　アビスはデザイン的にとても整っていると思います。普通に１４人目として存在していても違和感が無い程に。ただ彼にはディケイド全体に関わるとてつもない秘密が有ったり。予告でも言わないレベルの秘密が。
　それにしてもサメがモチーフのライダー……
　何故だろう、得意満面な笑みでカニの頭をペシペシ叩いているフカヒレの姿が思い浮かんだ。サソードなスバルや７５３のなごみにも偉そうで、最後はまんま天道な姫のライダーハイキックでフカヒレＫＯ。俺は話に入れないなーと後ろでレオがのほほんとするレオ。
　久々につよきすＳＳでも書いてみるか？　ちなみにオチは「ならお前はウルトラマンレオになれ！」とダン隊長ばりにレオをしごき始める乙女さんです。

　ナツミカン、秘孔を極めていてもまだまだ甘いなと別世界のライダーヒロイン達が猛っております。手錠ぐらい簡単に引きちぎれる人が何人か居ますからね、平成ライダーには。指一本で冷蔵庫を動かすブレイドの栞さんとか、拳王こと電王のハナさんとか。一応彼女らは人間です、多分。
　電王シリーズ再びってオイ、さらば電王の後に続編かよって思ってたけど、尻に矢の突き刺さった状態で農民に追い回されているモモタロスを見たらどうでもよくなった。ホントはよくないんだけどさ。
　やっぱ観てみないと何も言えないと言うのが本音かな。