日々雑談~1112~

 絶望先生、面白かった。見ていて、ほっこりとする明るさや暖かさがあるラストでした。なんかいいなあ、こういうの。

 今日のウルトラマン列伝は、ウルトラマンマックスの「狙われない街」だったので、きっちり録画。ウルトラセブン人気ナンバーワンの宇宙人、メトロン星人再臨のお話。
 ウルトラマンで五本の指に入るぐらいに、好きなエピソードなものの、何がいいかと聞かれると、答えようが無いですw 強いて言うなら、故実相寺昭雄監督が作り上げた空気でしょうか。脚本、演出、演技、全てが相まっての空気が堪らないんですよ。夕焼け空も、過去作とのほんのりとしたリンクも、見捨てられた人類も、何もかもが愛おしい。
 実はうちのサークルが一番初めに作った二次創作本は、この狙われない街をベースにハルヒをぶち込んだクロスオーバー小説「狙われない神」でした。コピー本として作成したコレが完売したので、ウルトラマン×ハルヒはイケる!と確信し、問答や侵略と言った、ついこの間までの、ウチのサークルの路線に繋がるわけです。完売したって言っても、10部以下でしたけど。確か。
 この作品の空気を味わって無ければ、今のうちのサークルの在り方も、結構変わっていたと思います。ちなみに「狙われない神」自体は、当サークル刊行の「涼宮ハルヒの問答」に収録されてます。
 でも実は、今回の再放送には、少しだけ不満があったり。作品自体には文句をつけるところがないんですが、ウルトラマン列伝という環境がマズかった。

ウルトラマンゼロ「俺の親父と戦った後、メトロン星人は~~」

ウルトラマンゼロ「でも信じてるぜ! 俺は人類を!」

 ゼロさんがポジティブな上、ぶっちゃけすぎで辛い。セブンの存在はボヤかされてたし、今後の暗雲を感じさせるラストだったのに、なんかこうね、上等な料理にはちみつをぶっかけるかのような……。でもおそらく、子どもに見せる上でこの話は、ちょっと生のままじゃキツいので、これぐらい薄めた方が。でもなあ(以下堂々巡り)