日々雑談~5729~

 まず単体で高クオリティを保ちつつ、超獣に怯える怪獣ベムスターやトサカ繋がりでウルトラマンAと勘違いされ襲われるウインダムのような小ネタを挟む。子供からマニアまで幅広い層に応えようとする、満点の作りでありました。このクオリティの映像を、TV番組で流すんだからスゲエわ。もしウルトラマンZ劇場版なんてのがあったら、どうなっちまうんだ。

 スペースZ、威力があるというか、くらったバラバの死に様が悲惨すぎて怖いよアレ。スペースQってああいう技だったんですね! とゼットに無邪気に聞かれたウルトラ兄弟が「知らん、なにそれ……」と困る域。やっぱ、エースが撃つのではなく、エースのパワーを受け取った影響なんだろうか。あと、こんな悲惨な状況でも、痛みより恨みが先にくるヤプールは本当に手に負えんな。

 ウルトラマンAといえば情け容赦ないファイトスタイルが有名だったものの、それは敵が感情なき戦闘兵器超獣であったから致し方のないこと。いやでも、たとえばエースに真っ二つにされて内臓ばらまいたメトロン星人Jrは宇宙人……それはそれとして! 実にスッキリとした見解でしたね。感情がないからこそ、ドスを持ったエースとレッドマンによく似たベータスマッシュが槍を持って並んでいても、尻尾を巻いて逃げ出さない。俺これからひどい死に方をするんだと、これまで自覚できる相手、そうそういねえよ。