日々雑談~5832~

 ここのところ、体調が芳しくないこともあり、更新が不定期気味で申し訳ないです。
 もうそろそろ、予定も空いて、体調も回復といった感じなのですが……どうにもスッキリしないのです。困ったなあ。

 鬼太郎、終わっちゃったなあ。2年ってのも、リアルタイムで追ってると短いし、話数をカウントすると長い。なんにせよ、終わっちゃったなあ。

 鬼太郎って、だいたい10年周期でシリーズ化してるのよね。感覚的には、第3や第4より、第5や第6といった最近のシリーズのほうが世相の変化を感じてるけど。

 例えば田を返せな泥田坊は、区画整理や新幹線や宅地開発やメガソーラーと、毎回田んぼのなくなる理由が社会に直結してるよね。しかし毎回泥田坊は天然自然の代表みたいな顔して出てくるけど、そもそも田んぼは自然じゃなくて人が開発して出来るもんだよな。郷愁や自然保護がごっちゃになった結果、開発競争に負けた妖怪が自然の使者みたいな扱いになってるわけで。第6期の泥田坊は人と相容れない存在になってたけど、そりゃ今の時代、田舎や自然への幻想も変わり始めてるからね……。第7期の頃には、これまた違った形で出てきそうだし、それは他の妖怪も同じ。喧嘩っ早いイメージがあったひでり神も、今回は熱い創作者として完成してたぜ。原作の頃からあった作家としての素養がグーンとね?

 最終回まで来たので、また折返しで最初から見ていこう。いやー、妖怪ってやっぱいいよな!