日々雑談~5792~
高木三四郎、ノア・グローバルエンタテインメント代表取締役社長就任のお知らせhttps://t.co/RqruoHiMgE#ddtpro #noah_ghc pic.twitter.com/N69JRi3R9E
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2020年1月29日
サイバーエージェントの子会社となったプロレスリング・ノアの社長に、同じサイバーエージェント傘下のプロレス団体DDTの社長でもある高木三四郎が就任。もともと、ノアとDDTは繋がりがあったとはいえ……もともと、サイバーエージェントとの仲立ちも高木三四郎がやってそうだな。とにかく、それはそれとして驚きの一言。ノア創設者の三沢光晴も超大物XとしてDDTのリングに参戦、高木三四郎とはタッグマッチで戦っているとは言え、流石に「対角コーナーのあの大社長、将来ノアの社長になりますぜ」と言われたら「え?」となってたと思う。
大社長、自分もレスラーでありつつ、経営に専念して現場にタッチしないことができる人。欲望を制御した上で冷静な経営ができる社長だからね。贔屓目抜きで、業界トップクラスの経営者だと思う。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年1月29日
どうしてもプロレスはショービジネスである以上、レスラーだけでなく裏方含め前に出たい人が多いしね。さらに、レスラーとしての意地もある。例えば力道山はサイドビジネスに手を突っ込んだ結果、死後の日本プロレスの金庫がすっからかんになってるし、アントニオ猪木も永久機関アントン・ハイセルに夢を見た結果、レスラーの大量離脱を招くことに。ジャイアント馬場も自らがメインイベンターである矜持と他人に任せる不安が、ジャンボ鶴田や天龍源一郎へ禅譲するタイミングの遅れを招いたってのはどうしても。傍から見た限り、この辺りの感情の制御が高木三四郎は上手い。WRESTLE-1の最高責任者になった時も、経営に専念してたしね。制御の上手さという点では、三沢さんもまた上手だったんだけどな……。
まあ紆余曲折あったとはいえ、97年の設立から今日までDDTが続いてる以上、大したもんよね。ハッキリ言ってしまえば、メジャー志向のファンやマスコミに軽んじられていた時期もあったし。この経験もあってか、情報の自己発信の必要性を感じた結果、ネットにいち早く適合できたってのもあるでしょう。DDTは、学ぶべきことが多い団体ですぜ。