日々雑談~5781~

 西暦2000年、プロレスリング・ノアが出来て、DDTでは蛇界転生が幅を利かせていた時代。この時代の俺が「ノアに武藤が入る」って聞いたら「マジか!?」って喜んで、「DDTに秋山が入る」と聞いたら「なんで?」ってなるだろうな。まあね、ノアに何が起こるか知らんので、無邪気に三沢と武藤の邂逅に期待するだろうしね。DDTと秋山は、どう考えてもそこに行き着かねえだろうな。頭から煙が出るくらい考えても、たぶんわからんでしょう。

 漫画界に例えたら、鳥山明がサンデーやマガジンで新連載を始めるくらいに凄いことなんだけど、プロレス界の地殻変動がいかんせん派手なせいか、驚いているけど、腰を抜かすほどにはいってない感じ。本当だったらひえええ……と椅子から崩れ落ちてもおかしくないほどの話なんだけどね。

 実際今、業界トップの新日本プロレスが自分のとこの選手とフリーや外国人のレギュラー選手で十分回せる状況なので、そりゃあ今の新日本の枠外にいるレスラーはどうするかって話よね。元新日本の武藤ですら、おそらく今の新日本の流れに無理やり入れるかと言ったら難しいでしょうしね。新日本に追いつき抜かそうとしているノア&DDTが、こうして枠外の優秀なレスラーを集めていくのは、至るための手段の一つ。追い抜こうとすることへの本気さが、今日改めて理解できたわ。

日々雑談~5792~

 サイバーエージェントの子会社となったプロレスリング・ノアの社長に、同じサイバーエージェント傘下のプロレス団体DDTの社長でもある高木三四郎が就任。もともと、ノアとDDTは繋がりがあったとはいえ……もともと、サイバーエージェントとの仲立ちも高木三四郎がやってそうだな。とにかく、それはそれとして驚きの一言。ノア創設者の三沢光晴も超大物XとしてDDTのリングに参戦、高木三四郎とはタッグマッチで戦っているとは言え、流石に「対角コーナーのあの大社長、将来ノアの社長になりますぜ」と言われたら「え?」となってたと思う。

 どうしてもプロレスはショービジネスである以上、レスラーだけでなく裏方含め前に出たい人が多いしね。さらに、レスラーとしての意地もある。例えば力道山はサイドビジネスに手を突っ込んだ結果、死後の日本プロレスの金庫がすっからかんになってるし、アントニオ猪木も永久機関アントン・ハイセルに夢を見た結果、レスラーの大量離脱を招くことに。ジャイアント馬場も自らがメインイベンターである矜持と他人に任せる不安が、ジャンボ鶴田や天龍源一郎へ禅譲するタイミングの遅れを招いたってのはどうしても。傍から見た限り、この辺りの感情の制御が高木三四郎は上手い。WRESTLE-1の最高責任者になった時も、経営に専念してたしね。制御の上手さという点では、三沢さんもまた上手だったんだけどな……。

 まあ紆余曲折あったとはいえ、97年の設立から今日までDDTが続いてる以上、大したもんよね。ハッキリ言ってしまえば、メジャー志向のファンやマスコミに軽んじられていた時期もあったし。この経験もあってか、情報の自己発信の必要性を感じた結果、ネットにいち早く適合できたってのもあるでしょう。DDTは、学ぶべきことが多い団体ですぜ。