日々雑談~2144~

 昨日は映画デッドプールの試写に参加してきたわけですが、今日は普通に映画観に出かけてました。映画は文化、観ることで己の知性に影響があるわけですよ。

変態仮面~アブノーマル・クライシス~

 影響とは、プラスだけとは限らない! そう、IQががっつり減ることも、また影響!
 というわけで、HK/変態仮面 アブノーマル・クライシスを観て来ました。公開は14日からなので、試写に行けなかったら、普通にこっち行ってたと思います。つまり、ヘンタイなスパイダーマン(もどき)からは逃れられない運命だったってことさ! 逃れたい!

 アブノーマル・クライシスの感想としては、すっげえスパイダーマンでした。もう、完全にスパイダーマン。東映スパイダーマンに続く、日本の実写版スパイダーマン。スパイダーバースに混ざってもいいぐらいスパイダーマン。
 アクションとかビジュアルとかそういうのが似ているというレベルではなく、ホントにスパイダーマンですから。あんまりにスパイダーマンすぎて、途中何回か悶絶しましたから。そうね、サム・ライミ版のスパイダーマン2、出来れば3も見返しておくと、一層ヒドいことになるかと。むしろ逆だと、スパイダーマンのある名シーンを観た瞬間、変態仮面を思い出すという大惨事になるよ! やってくれたな、コンチクショウ!

 頭が疲れて上手く纏まらないので、今日はここまでにさせていただきますが、6月1日のファーストデーを狙ってのデッドプールと変態仮面の同時視聴は、精神もしくは腹筋が持たないから、覚悟を決めてからやるんだ……。両方共、人類の発想では思いつくのが難しいシーンや、地雷原でブレイクダンスするようなネタがてんこ盛り。
 これ両作品の監督、絶対二人で旨い酒が飲めるわ。きっと、根っこが同じタイプだから。

映画デッドプール感想~試写会ver~

 運良く機会に恵まれ、立川で5月14日に開催された映画デッドプールの試写会に行ってきました。

極爆デッドプール

 立川シネマシティでの開催ということで、マッド・マックスやガールズアンドパンツァーで名を馳せた極上爆音上映での試写会。先に言ってしまいますが、ノリノリのBGMに、ところどころ音が身体にまで響くシーン有りと、音のクオリティと迫力を追求した爆音上映とデッドプールの相性は中々に上等でした。そもそもBGM担当がマッド・マックスも担当したジャンキーXLですしね。ノリの良さは保証済み。立川シネマシティに足を運べるようであれば、シネマシティは有力な選択肢となる劇場かと。

 肝心の映画デッドプールですが……この映画を見て、いきり立たないボンクラはおるまいよ。いやね、全編通してシリアスさんが5分に一回は死ぬ薬師寺天膳もビックリな死にっぷりなんですが、ネタの半分ぐらいがもうボンクラ。試写会終わって、家に帰って風呂で思い出して爆笑するぐらいのネタもちらほらあったんだけど、落ち着いて考えてみれば一般受けとかそういうの一切ない、ボンクラなネタだよなあと。
 その一方、ビジュアルやトークでガツンガツン笑わせてくるネタも多数あり、ストーリーもバイオレンスでセクシーでファニー、それらを爽快さで纏めているので、ボンクラ特化型にしつつ、他の客層を決して置いて行かない造り。だからこその、世界的大ヒットなのでしょう。すっげえベタなネタを、恥ずかしげもなくぶっこんできたりするからね!?

 御存知の通り、映画デッドプールはR15指定。といっても、残虐度はそれほどではなく。まあ脳漿炸裂ボーイだったり、腕とか足がコキャっと逝きますがそれほどでもなく。指定の理由は、きっと残虐度+下ネタの合わせ技ですね。乳首とか乳首とか乳首とか、わりとためらいなく出てくるよ! そして乳首を武器にする修羅のスタイル。
 いやこりゃあ確かに、中国も規制無理! 上映無理!とさじを投げるしかねえわ。そして、このデッドプールが見れない15歳未満と中国の在住の人は、まず不幸だなあと。公開は遅れたものの、デッドプールが観れる15際以上の日本人でよかった。日本のボンクラを狙い撃ちにするネタがあるので、ホント良かった。

 映画デッドプールは、全米での2月を皮切りに世界中で早期公開されていたものの、日本では4ヶ月ほど遅れて6月公開に。結果、3月公開のバットマンVSスーパーマンや4月公開のシビル・ウォー:キャプテン・アメリカよりも後の公開ということに相成りました。
 でも映画デッドプールを観た今、この二大ヒーローの激突作より公開が後になったことも、それはそれで良かったんだとの考えも出来るようになりました。バットマンVSスーパーマンもシビル・ウォーも、正義の対決という構図により、わりと重く鑑賞後もスッキリしないところがあるのですが、デッドプールは前述のとおり、爽快な作品。肉!といった感じのメインディッシュの後の、爽やかなシャーベットと言いますか。このさっぱりとした後味を楽しめるのは、今のところ日本ぐらいのもの。
 ヒーロー映画が大作志向となり食傷気味な人に効果を発揮するのが、映画デッドプールかもしれませぬ。

 それと今日、立川を歩いていたら映画のプロモーションとして造られた巨大デッドプール像に遭遇しました。またの名を、涅槃プール。ストリートファイターIIのサガットステージの背景に居る仏様のアレ。正直存在を忘れていたので、信号待ちで目の前を通った時は、びっくらこきました。おかげで写真、めっちゃブレてます。

巨大デッドプール

 いきなり街中に現れたデケえ赤タイツということで、自然と集まる通行人の視線。「なにアレ?」と隣で呟く、女子高生たち。ネットでの人気はあるものの、未だ大勢のヒーローに世間一般への知名度では劣るデッドプール。こうして衆目を集めるのは大事なことです。6月1日までどれだけ注目を浴びることが出来るのか、勝負の2週間であり、是非とも作品の出来に相応しいだけの人気を得て欲しいものです。
「うーんと、スーパーマンと戦うヒト?」
 落ち着け、隣の女子高生! せめて、スパイダーマンと間違えてやるんだ!
 道を歩いていてそんな不安を覚えつつ。6月1日の公開後には、是非ともまた観に行きたいと思っています。つーか、行く。特に吹き替えは絶対行く。 

日々雑談~2143~

 デッドプール邦訳奇譚をアップする予定だったのですが、ちと緊急性のあるニュースというか、え? マジかよ!?というか、気が狂ったような話が舞い込んできましたので、こちら先にさせていただきます。

EXCLUSIVE!: DC COMICS ANNOUNCES NEW SIX-PACK AND DOGWELDER: HARD-TRAVELING HEROZ MINI-SERIES

シックス・パック&犬溶接マン

 ヒットマンにて鮮烈なるデビューを果たした、酒瓶で頭を殴るマンことシックス・パック率いるヒーローチーム、セクション・エイト。その中でも、ヒットマン邦訳の起爆剤とも言われたドックウェルダー、日本での名を犬溶接マン。そんな二人を主人公とした、ミニシリーズが決定――! 変態性欲マンことブエノに、新生セクション・エイトにてメンバー入りした悪魔ベイターと内臓人間ガッツ(♀)も参戦!
 新生セクション・エイトの連載はついこの間までおこなわれていたものの、それが好評だったのか、DCコミックス編集部の気が触れたのか、新たに犬溶接マンを主人公の一人にしたシリーズが開始。インパクトの有る脇キャラとして世に出て、チームごと主人公になって、その後こうしてミニシリーズの主人公に。まるでウルヴァリンやデッドプールのような、堅実な出世街道。こりゃあ、10年後くらいには、犬溶接マン・ザ・ムービーが公開されてるね!
 公開は8月と、近いような遠いような。とにかく、またどうなるんだろうね、コレは。いや世の中、ホント何があるかわかんねえわ。

日々雑談~2142~

 暑い。扇風機を出す算段を立てるくらいに、暑い。なんというか今年、長袖から一気に半袖になるような、突発的な気候ね。もっと、半袖の上に一枚羽織るとかの、工夫が出来る猶予が欲しい。

 石器時代FPSファークライ プライマルを一先ずクリア。武器は弓矢や棍棒や槍で、武器の補給のメインは、木を切ったり石を拾ったりの現地調達と、武器弾薬の複雑化が激しい昨今には珍しいシンプルさでした。正統進化とは別の方向性を目指しているだけでその気概は買いだし、きっとコレ、後々シリーズにいい影響を与えると思うのよ。

 デッドプール邦訳奇譚を書き始めたものの、中々に今回はハードというか纏めるのが難しく。今回、デッドプール Vol.1:デッド・プレジデントから始まるレギュラーシリーズは、マーベル ナウ!シリーズとして、一纏めにします。ある程度傾向は似ている上に、一冊ずつだと流石に時間が……。別口で、一冊ずつ語ってみたい本ではありますが。
 一応こちら、明日にはアップする予定です。明後日はきっと更新できないと言うか、ちと立川まで行ってきます。目的は、立川で開催される、デッドプールの試写会です。この試写会、爆音ですよ! 爆音! ガルパン以来の爆音!
 ……はしゃぐより先に、上記のこと含め、色々片付けておかないとな。つーか、おそらく当日も午前中はしっかり働かんと休めんのよなあ。

日々雑談~2141~

 昨日、艦これアーケードの筐体の少なさを嘆きつつ、5月の筐体増設に希望を持っていたものの……なんかその、筐体の生産に遅れが出て、各ゲームセンターでの増設が遅れるという噂が。噂であってほしいというか、セー……ガー……。

 というわけで、映画デッドプールにおけるデッドプール(ウェイド・ウィルソン)役は、加瀬康之さんとのことです。ウルヴァリン: X-MEN ZERO以来のデッドプールということになりますが、あの映画だとウェイドではバリバリ喋ってデッドプールでは無言と変則的な出演だったので、ある意味始めてのデッドプールということに。傭兵ウェイド・ウィルソン時代の喋りっぷりはまんまだったので、改めてのデッドプールがどうなるか、期待値はえらく高いです。
 えーと、これでデッドプールのCVは……映画だと加瀬康之さんで、ディスク・ウォーズだと子安武人さんで、アルティメット・スパイダーマンだと内田岳志さんで、ウルヴァリンVSハルクのデッドプールは落合弘治さん。マッドハウスのアニメは声無しだから除くとして、あとはゲームのレゴマーベルか。レゴマーベルは、クレジットに日本語版のCVついてこないから、ちょっと断言が出来ないな。雰囲気的には落合さんに似ていた気もするのですが。

 しかし、巨大デッドプールトラックに各所で始まりつつある試写会といい、公開まで一ヶ月を切って、そろそろ本格的にデッドプールが動き始めてきたな。俺もいい加減、デッドプール邦訳奇譚諸々を完成させておかないと。乗るしか無い、このビッグウェーブに。