日々雑談~1777~

 アニメFate実況を聞きつつ、Fate本新刊作業を進める夜。まあ、ウチの聖杯戦争、デッドプールとかフットルースとか、よく分からん単語が大量に出てくるので、どうしたもんかこの野郎!な新刊ですけどね! ガハハー!(開き直り

 今月18日にPS3で発売されるゲーム版ゴジラの体験版が配信されていたので、ダウンロード。おそらく、1~2ステージぐらいしか遊べないんだろうなあと思っていたら、難易度分岐込の序盤数ステージ、実質5ステージ以上10ステージ以下ぐらいと豪華。ほとんどのモードが開放されていないのは当たり前として、本来入り口ながらもこういう時にカットされがちなチュートリアルが収録されているのは有難く。
 ……いやあ、ハリウッド版に合わせて出したってことは、映画準拠なのかなーと思っていたらええ、チュートリアルステージモノクロ風です。場所は東京です。時代は60年前です。プレイの始まりは、ゴジラの始まり。平行して語られる、芹沢博士の活躍とGフォースの設立。この世界は初代ゴジラから最新作までを、一本にまとめてみた世界か! だいたい分かった!
 触ってみた感じ、ステージの広さとゴジラの重厚感のバランスを保っているのがまずいい感じ。多少移動は面倒なものの、これ以上広いとゴジラにマグロ食うレベルの俊敏性が求められるし、逆に狭いと窮屈。公式サイトに書かれている破壊による巨大化や成長によるスキル追加があれば、破壊力も機動力も補えそう。いやでもシェーって、放射能で飛行って、よくまあこんなムーブを収録したなあ!(花束を手に
 序盤は爪や尻尾での攻撃に組付きからのカミツキに放射熱線にタックルぐらいしか使えませんが、これだけでも十分ゴジラらしい動きを保ちつつのコンボが出来ますね。爪攻撃からの尻尾振り回しや、少しすると使えるようになる投げを組み込んでの、爪攻撃→組付き→投げ→ダウンした相手に放射熱線なんてのも。そして有難いのは、こういうコンボを叩きこむだけの相手、ライバル怪獣たちも体験版の時点で数匹参戦してくれること。モスラ幼虫&成虫! ヘドラ! モスラはともかく、ヘドラは隠しておいてサプライズ的に使ったほうがいいんじゃなかろうかと思いつつも、まず参戦の時点で嬉しい! あ。ノーマルルートに出てくるくせに、ハードルートのヘドラより数十倍は強いんじゃねえの!?なキングギドラさんは製品版という宇宙にお帰り下さい。一応、パターンを読めば、なんとか勝てるようですが、コイツに関しては体験版のレベルじゃ無え……!
 感想としてましては、おそらくゴジラが好きな人なら、ああ俺ゴジラ動かしてるんだなあ!と実感出来るだけの可能性を十分以上に持ったゲームかと。これは、思った以上に買いのゲームかも? 少しステージのワンパターン化が怖いけど、ゴジラらしさやジオラマ的な美学の追求は、出来そうですしねえ。
 しかし昔はキャラゲー=クソゲーのイメージが付いていたけど、今のキャラゲーはなりきりゲーとしては高水準なものが結構な数あり。既存のキャラに頼っている以上、分かる人は分かる路線を邁進すること、間違っていないかと。路線を貫き続けると、偶に殻をぶち破ってむしろキャラを引っ張ってやるぜ!な名作ゲーや歴史的なゲームが誕生したりしますしね!

お知らせ

 本日は、都合で更新の方休ませていただきます。申し訳ありません。

日々雑談~1776~

「俺さあ、アンディの顔見るたびに、フローラ選びたくなるんだよね」
「お前、人妻系のエロゲーやる才能あるから、もっとそういうのやった方がいいよ」
 アメトークのDQ芸人見ながらスカイプしてたら、管理者からすげえアドバイス貰った! どういう才能の見出し方なんだコレ……。あ。最近は自分、デボラ派なんで。ツンデレって、あれぐらいツンが長くてデレが少ないほうが、デレが出た時その希少さに心震えていいと思うんですよ。

>いつも楽しく読ませてもらっています。アメコミを読み始めて十年にも満たない若輩者の自分には、特集記事は新鮮な情報ばかりで助かります。一つ質問なのですが、シンビオートがパニッシャーに取り付いた時の呼称はパニッシャー・ヴェノムなのですか? What ifのタイトルを読んだ時から、個人的にはヴェノムパニッシャーの方が響きが良くてこっちを使ってるのですが、矢張り正式な名称を知りたく思い、お聞きした次第です。お教えいただけると幸いです。

 まずすみません。自分も、読み始めて四年経ってるかどうかなんです……。キャリアとか渡航経験とか語学力は、一先ず脇に置いとくとして。まずホワット・イフ「もし共生体が宿主にパニッシャーを選んでいたら?」のヴェノムはこちらですね。

Venom as the Punisher

 凶悪なパニッシャーと凶暴な共生体が手を組んだ! マフィアもヴィランも滅多打ち、キングピンも殺っちまったぜ!な、もうお前正史でもエディの代わりに宿主やれよなヴェノム。このヴェノムはフィギュア化しているのですが、商品名はVenom as the Punisherとなっています。直訳すると、パニッシャーとしてのヴェノム。少し纏めると、ヴェノム(パニッシャーVer)と言った感じですかね。パニッシャーヴェノムとヴェノムパニッシャーに関しましては、判別基準がない都合上、言いやすいほうでいいと思います。パニッシャーだって、訳者によってはパニシャーですし、これはどちらも間違いではないですしね。余程無い読み方で無ければ、こういう時は好きな方でいいかと。
 あえて言うなら、アニメや映画が参考にしていると聞く、小プロ発行のDCキャラクター大事典やマーベル・アベンジャーズ事典に沿えば、一般的に使われているイメージに繋がる気はします。載ってないものは、どうしょうもないですけど。

 このパニッシャーなヴェノム。短編登場とは言えインパクトが有ったのか、前述のようにフィギュアが発売。かのMUGENに参戦しているパニッシャーの一人にも、スパコンとして登場。そしておそらく銃器を使うヴェノムのイメージとして、エージェント・ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)の下敷きの一つになっているんじゃないかな?とも。

ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)

 そしてヴェノムになったわけではないですが、正史におけるパニッシャーも、後に共生体入りのコスチュームを一時期着用。処刑人と共生体、もし?では惜しいぐらいに似合いの二人かもしれません。

パニッシャー(シンビオートコスチューム)

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その36~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第36話。
 アナウンサーによるヒーローたちの実況、何やらデジャブが……と、とら……う……さぎ……?

 比較的不遇であり、生活もままならない時もあり、正しいことをしている筈なのに石を投げられる。ハッキリ言って、いつヒーローを辞めたって文句を言われないくらいの理不尽とともに在るのがスパイダーマン。そんな彼が、今でもヒーローを続けていられる理由の一つが「誰かが信じていてくれた」事だと思うのですよ。石を投げる人が居ても、庇おうとしてくれる人がいる。だからこそ、親愛なる隣人を続けていられるんだ。そう思わせてくれるスパイダーマン像でした。そして、ヴェノムに寄生された事を言い訳にせず、自ら責任を取ろうとする姿に、アキラ達の説得で使命を背負い続けることを決意する姿。序盤に今回の出番、ディスクウォーズのスパイダーマンは、スパイダーマンがなぜ強いのか、なぜ戦い続けられるのかを、きっちり描こうとしてますね。

 本編登場は無いかと思われていたものの、ハルクへの寄生という変化球で出てきた怪人としてのヴェノム。魂ロワイヤルでアニメ絵で出てきた時、すげえマッスルだと思ってはいたものの、まさかハルクがベースになったことによるマッスルだったとは! 90年代、スパイダーマンの好敵手としてマブカプに現れた、ベノムそのもののマッシブさよ……!

ベノム(マプカプ)

 実際、原作におけるヴェノムの中の人(主にエディ、マック、フラッシュ)の未登場を嘆く声もあるのですが、個人的には今回の共生体ヴェノムとしての登場は、悪くないどころか良い落とし所じゃないかなあと。
 物語を創る上でキーワードとして、例えば黒いスパイダーマンの登場やヴェノムの登場、ここに更にエディの登場を加えてもいいとして。スパイダーマンやヴェノムの粋を先週と今週、合わせて一時間に全て入れるのは無理です。なるべく削って磨いて、スマートにしないと一つの話として成立しません。
 そして実のところ、一番簡単にするのは、雑にすること。一番簡単なのは、黒いスパイダーマン=ヴェノムが化けていた偽物、もしくは暴走するスパイダーマンの裏で「スパイダーマンの野郎を乗っ取ってやったぜ、ウッシッシ」とほくそ笑ます事、キャラ付けの余裕もないほど唐突に出た取材記者のエディが偶然寄生される事だと思いますが、これはヴェノムの出番が増えても、おそらくファンの人が望む形ではないし、初めて見る人にとっても良くない形ですよね。だとしたら、ここを削ってしまい、ヴェノムの脅威と、日本人が思うヴェノムのイメージを補強追求するのは、悪くない選択肢なんじゃないかと。無理に出して余計なファンサービスとなるよりは、シュっとさせて分かりやすさを。この分かりやすさの追求は、ディスクウォーズが第一話から抱え続けている命題の一つです。
 コレに関してはいくら考察してもキリがない、例えばキング・リュウさんがTwitterで口にしていた「多のヒーロー対一人のヴィランのリンチにならないような構図」の一部としてのハルクヴェノム化もあるでしょうし、もしかしたら契約のような大人の都合で中の人が出せない事による変化球の登場なのかもしれない。ただひとつ言えるのは、今までの書き方や今週のスパイダーマンを見るに、共生体ヴェノムと中の人の未登場が手を抜いたり雑にしたり、ヴェノムなんかどうでもいいと思っての結果ということは、0に等しい話だと思うのですよ。

と いうわけで、今日の紹介は、ガッツリとヴェノムを。従来のヴェノムのイメージと、今回のヴェノムをつなげる、ミッシングリンクになれれば。実はベノムに関しては、まだまだ書きたいというか、最強形態マッドネス・ヴェノムや変則的なヴェノムプールやパニッシャー・ヴェノムを紹介したかったというのもあるんですが、長くなりすぎるのでそこは今回控えます。この知識の湧き方、ひょっとしたら思っている以上に、自分の中にヴェノムへの興味があるのかもしれませぬ。

ヴェノム(ベノム)

ヴェノム

 スパイダーマンに力を与える代わりに、寄生し感情を餌にしようとしていた共生体。共生体の企みに気付いたスパイダーマンは、決死の覚悟で分離。共生体と分離することに成功した。
※上記の経緯については、前回の記事参照。

 共生体分離の時より、時計の針は少し巻き戻る。静かなる殺人鬼、シン・イーターによる連続殺人事件。通称シン・イーター事件。最も早く殺人鬼の尻尾を掴み、シン・イーターの独占インタビューに成功したのはデイリー・グローブの記者、エディ・ブロックだった。脚光を浴びるエディであったが、栄光は容易く崩れ去ることとなる。スパイダーマンによる、本物のシン・イーターの逮捕。エディがインタビューした相手は、なりすましの狂人であり、偽物だったのだ。
偽者を見抜けぬまま、誤報を出してしまったエディは仕事もなくし、妻にも逃げられる。

「スパイダーマンが真犯人を捕まえた事により、全てを失った」

 思わずこんな事を考えてしまうエディだったが、これが逆恨みであることは自分自身が分かっていた。気を紛らわせるためボディビルに打ち込んだエディだったが、体は鍛えられても気は晴れず。スパイダーマンへの憎悪を捨てきれないエディは、神にすがり始め教会を巡るようになる。辿り着いた聖母マリア教会。この教会こそ、スパイダーマンが共生体と分離した教会であり、離れた共生体は教会に潜んでいた。
 共生体は祈るエディに覆いかぶさると、彼の身体を乗っ取ろうとする。対処できぬエディ、共生体の興奮作用が心をねじ曲げ、エディは自身が最もしてはいけないと思っていた考えに至る。ヒーローのように、自在に力を振るいたいとの潜在意識も、それを後押しした。

「スパイダーマンだ! アイツがオレを、いやオレたちを否定したからこうなったんだ!」

 完全に一体化したエディと共生体。スパイダーマンの大敵となる、ヴェノムの誕生である。映画スパイダーマン3では、記事は分かっていての捏造、感情も最初からエディの逆恨みであったが、原作におけるエディは、同情の余地が十分ある男となっている。

ヴェノム(エディ・ブロック)

 ヴェノムの能力は、共生体由来。黒いスパイダーマンとしてピーターと一体化した事により、スパイダーマンの能力をコピーした結果、ウェブの生成や擬態能力と、エイリアンコスチュームを纏っていた時のスパイダーマンと同じ力を持っている。ただ、ベースとなったエディがピーターより逞しいことも含め、パワーとタフネスはスパイダーマン以上。そして最も恐ろしい対スパイダーマンへのスキルとして、彼の生命線である全方位レーダー、スパイダーセンスを無効化することが出来る。スパイダーマンが蜘蛛なら、自分はスパイダーマンを刺す毒針。ヴェノムのこの言葉は、正しい。

 自称弱者の庇護者として、憎い怪物スパイダーマンと何度も戦い続けるヴェノムであったが、それら戦いと自分のせいで誕生した最凶の殺人鬼を止めるための共闘にて、ヴェノムはスパイダーマンが自分たちと同じ庇護者だと悟り、復讐心を捨てた。その後は、スパイダーマンのトモダチやサンフランシスコに居を移してのヒーローとしての活動。精神的に不安定になってのヒールターン等を繰り返すことになる。

スパイダーマン&ヴェノム

 共生体と共に生きていたエディだったが、元より抱えていた持病のガンが悪化。エディは共生体との別れを選び、分離した共生体をオークションで売り払う。共生体を買い取ったギャングの親分は、息子に共生体をプレゼントし、新たなヴェノムにするが、共生体は精神的に強かったピーターや肉体的に強かったエディと違い、何ら強いところのない少年との共生を拒否。ビルの谷間を飛んでる時に分離という、えらいタイミングで息子から離れ、新たな宿主を探し始めた。なお当たり前の話ですが、親分の息子は転落死しました。ヒドい。
 共生体が新たに見出した宿主は、エディを軽く凌駕するほどに、スパイダーマンへの憎悪を抱いた男だった。男の名は、マック・ガーガン。鉄の尾とスパイダーマンの倍以上の攻撃力を持つと言われているヴィラン。スコーピオンだった。

スコーピオン

 スコーピオンは共生体を受け入れ、新たなヴェノムに。エディ以上にタガがなく、凶悪な本性を持つスコーピオンと融合した結果、ヴェノムは更に危険な怪物となる。スパイダーマンが対ヴェノム相手に積み上げた戦術も、新たな宿主の冷酷さにより、ほぼ無意味に。そのまま食人衝動まで得てしまったヴェノムは凶暴性も身体も肥大化。もはや、誰にも手に負えない存在と化した。

ヴェノム(マック・ガーガン)

 ヴェノムが囚人部隊サンダーボルツやノーマン・オズボーン(グリーン・ゴブリン)が作り上げたダークアベンジャーズに参加することで、国家もヴェノムの能力を知るが、精神を歪める中毒性や何でも喰らう凶暴性は許容できる物ではなかった。国家のためになる、正義のヴェノムを創るための極秘プロジェクトが開始され、やがて軍は実用化に成功。マック・ガーガンがスコーピオンに戻り、空席となっていたヴェノムの座に座る被験者として選ばれたのは、スパイダーマン、ピーター・パーカーの同級生であるフラッシュ・トンプソンだった。
 フラッシュは高校時代、ピーターをいじめていたが、スパイダーマンとなったピーターが活躍する姿を見て徐々に改心。スパイダーマンの正体を知らぬまま、彼と同じ善人でありヒーロー足りえる男になろうと努めてきた。フラッシュは軍に志願し、戦場に赴くが、仲間を守ろうとした結果、両足を失ってしまう。帰国し失意のどん底に居たフラッシュに軍が声をかけたのは、そんな時だった。ヴェノム変身時という条件はあるが、両足が一時的にでも戻り、なおかつ憧れていたスパイダーマンのようなヒーローになれる。フラッシュは以来を承諾、エージェント・ヴェノムはこうして誕生した。

ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)

 他のヴェノムに比べ、抑制された共生体により外見はスマート。ヴェノムの能力だけでなく、フラッシュが軍隊で身につけた格闘術や銃火器を駆使して戦う。フラッシュの精神力は高く、共生体を押さえつけるだけの意志の強さを持っていた。スパイダーマンに憧れた男の強さは、スパイダーマンの行いが無駄でなかった事の証明といえよう。ただ、スパイダーマン本人も蝕むだけの暴力性を持つ共生体。フラッシュの精神も蝕まれ、時折暴走とも言える姿を見せるようになる。ただ、歴代のヴェノムに比べればまだ安定しているし、新生されたヒーローチームサンダーボルツにスカウトされた事を切っ掛けに少しマシになっている。サンダーボルツの他のメンバーが、パニッシャーやデッドプールと言った「ヴェノムの狂気? なにそれ美味しいの?」レベルでアレな方々なので、あまりヴェノムが暴れたままだと話崩壊するのでしゃあない。

 朱き狂気カーネイジを始め、髪の如き触手を操るスクリーム、最大級のパワーを持つトキシンと、共生体より派生したキャラは枚挙にいとまがない。だがしかし、スパイダーマンのライバル、スパイダーマンキラーとして産まれたヴェノムは、忘れ得ぬ名である。

 最初のヴェノム、エディのその後についても少し記しておく。
 共生体と別れたエディ・ブロックはその後やせ細り、余命いくばくもないと思われていたが、奇跡と謳われる治療法により、回復。だがそ治療のせいで、エディの体内に僅かに残っていた共生体と免疫機能が融合してしまう。そのまま暮らしていたエディは、偶然ヴェノム(スコーピオン)と対峙。共生体はエディを覚えており、彼の元に戻ろうとする。これを切っ掛けに覚醒するエディ体内の、共生体への免疫機能を持つ細胞。こうしてエディは黒いヴェノムとは真逆の白い身体を持つ、対ヴェノム特化型生物アンチ・ヴェノムとして還って来た――。

アンチ・ベノム

日々雑談~1775~

 昨日の行列のできる法律相談所における天野浩成大暴れを見逃した管理者がヘコみ中。「なぜ俺は、あんな無駄な時間を……」ってスラムダンクの三井みたいな事言ってるけど、貴方その時間、俺と長崎ちゃんぽんリンガーハットで飯食ってましたよね!? なにこの人ヒドい!

 もう12月、今年も残り一ヶ月切ったのかよ……! 洒落になんねえなオイ!
 今年の流行語大賞も出た今、色々な所で“今年”を振り返る企画が行われる予感。良くあるのは映画や漫画のランキングなのですが、これ個人でやるとどうしてもブレるというか、1月に出た物よりもついこの間の11月に出た物の方が、どうしても鮮度で上に行きがちですしねえ。そもそも、去年末に出た物と今年の始めに出た物が、ごっちゃになっているというか。
 ランキングは、一年の初めから点数をつけておくようなきっちりさか、多くの人による投票がないと、難しいっすね。そもそも、作品に順位をつけるというのからして難しく。評価基準を個人的にするか相対的にするかでも難しいよ!
 でも例えば……個人的に今年最も滾った映画は、今年1月の獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦。まず初めて触れた戦隊であるジュウレンジャーと、特撮を再び見始めた時期のアバレンジャー、去年のゴーバスターズに(当時)現役のキョウリュウジャーとちょっと出演陣への思い入れが強すぎて、もうこれだけで、これだけで……なレベル。トッキュウジャーは初出だったので流石に思い入れは事前になかったけど、アイツら俺達の心ごと全部持ってったよな!
 アバレブラックやアバレキラーやドラゴンレンジャーも観たかったなーというのはありますが、出来る限りのことを枠の中に収めていることをひしひしと感じられるマニアックさと楽しさを感じたので、もうガッツポーズ以外、やれる事は無いですよ。今でも、三大恐竜戦隊VS悪の連合軍のクライマックスで流れる劇中歌KA・MI・TSU・KE(歌:串田アキラ)は定期的に作業用BGMにしてます。
 また何時か、出会える日を 信じてた、その眼差し!
 ……うーむ、今年の様々なメディアを思い出して振り返るというのは、やってみてもいいかもしれないし、出来ないことではない感じですね。