日々雑談~1288~

 昔、ネタで考えた暁美ほむらの呼び名“ホムッシャー”を何処かで使いたいなと管理者に相談。数分後、「焼肉を焼きながら、上半身裸のマミさんをアイスキャンディーでぺちぺちしながら言葉攻めするほむら」という、マミほむなのかどうかすら分からん所に辿り着く。(本日 Twitterでの発言)

 ホムッシャーで一本書けそうどころか、イベント新刊になるんじゃねえの?と疑う量のネタが出せそうだけど、これ多分マンガ向きのネタだよなあ。俺の手にはちと余る。恐るべし、ホムッシャー。

ライダージェネレーション2

 一時期王道としてゲーム界に君臨した手法及びジャンルである、ドット絵のベルトスクロールアクションゲー。今のところ、最も先が期待できるキャラゲーのシリーズ。
 前作は1号~オーズまでの主人公ライダーと若干数のサブライダー、加えて当時まだ放映前だったフォーゼ(音声&超必殺技なし)が参戦。2では前作登場ライダーに加え、フォーゼがメテオとともに正式参戦。そしてアギト~オーズまでのサブライダーの多数が登場。加えて、ボスとして登場するシャドームーンや地獄兄弟やエターナルも使用でき、前作のフォーゼと同じ扱いでウィザードも参戦と、プレイアブルキャラだけで50体以上登場な、えらく豪華なキャラゲーに。キャラ数を増やし、演出を強化する。実に正統進化です。
 もうプレイアブルになってないライダーの方が少ないので、今後の課題は各所に見えるアラの手直しや、ゲーム性の向上でしょうか。50人それぞれにある程度の個性と演出付きの必殺技を持たせている時点で、キャラゲーとしてはもはや極上。あとはゲームの部分を磨いていくしかないわけで。協力プレイも、制限あるけど楽しかったよ!
 あと、仲間同士の掛け合いはほぼ無いものの、敵との掛け合いは秀逸かつ多彩。原作を知っている人間が書いているのが、見て分かる。ZOが地獄兄弟戦で垣間見せる闇や、OVAの後日談とも言えるエターナルvsW、王蛇ですら見透かす響鬼、これらは実に良い。見習って参考にしたいところ。

日々雑談~1287~

 クロスオーバーにおける、デッドプールのテンプレ? 本家マーベルのチームアップですら「空から落ちてきた」「スーツで決めて、就職イベントに登場」「暗殺ターゲットと間違えられて埋められた」「プロレスに悪役マネージャーとして参戦」と、あまりに導入部が乱雑すぎて、画一化したテンプレが作れねえんだよ!

 纏めて紹介するよりも、バラけさせて紹介したほうが尺が稼げるよね分かりやすいよね。ということで、昨日口にした去年の良作なキャラゲーを少しづつ紹介していきます。

グレイトバトル フルブラスト

 かつてキャラゲーシリーズとして一世を風靡した“コンパチヒーロー”。新生されたコンパチシリーズの一番手となる、横スクロールアクション。ディケイド、1号ら仮面ライダー。メビウス、初代マンらウルトラマン。フリーダム、ガンダム(アムロ機)らガンダム。6人のヒーローを使い分け、巨悪の野望を打ち砕け!
 すごく言い難いのですが、昨日挙げた良作の中で、一番危ない場所にいる作品だったりしますw システムは悪くないし、ストーリーも悪くないものの、何しろ短い。そしてヌルい。最低限の長さしか無いのですぐ終わってしまうし、ほぼノーリスクでアシストキャラが強力すぎる。ディンがなんか変な力で進化してプロヴィデンスガンダムになる流れは最高なんですけどね。MSらしからぬ超進化や地獄王ゴードンの隣が、クルーゼ隊長はよく似合う。
 だがしかし、このゲームは通常版でなく、限定版を買うことで大きく評価が変わる。率直に言うと、おまけでついてくるバトルドッジボール3がフルブラスト以上に長く遊べます。本末転倒って言うなw 初代バトルドッジボールの追加版みたいな物なので、初代バトルドッジボール以上には遊べます。唯一の欠点は、対戦機能がないことぐらい。対戦機能追加して、3000円ぐらいで改めて売ってもいいと思う。
 そして主題歌のWIN THE BATTLEは、名曲。JAM系の歌の中で、1・2を争わせたいぐらいに。この主題歌とEDと登場ヒーロー6人のフルOPが入ったCDも、中々にありがたい品。バトルドッジボールとCDが付いてくる限定版の方が、最終的にはお得です。ゲーム本編だけ(通常版)だと、少し厳しいかも。

日々雑談~1286~

 グレイトバトル・フルブラスト(バトルドッジボール3込)、ライダージェネレーション2、ロストヒーローズ、真・北斗無双、PROJECT X ZONE(プロジェクト クロスゾーン)、Amazing Spider-Man(洋ゲー)。去年のキャラゲーは、結構クオリティが高かったような。少なくとも、入手した中で大外れはなかったなと。

 今までは、漠然と理解していただけで、ここまでの物だとは思っていなかったんですよ。多くの人が使っているので、便利な物であることは分かっていたものの、自分で実際使ってみると想像以上に使いやすく効果抜群。なおかつ自然なまま使えると、イイトコばかり。
 うん。クロスオーバー系の作品において、ハルク超便利。
 無駄な諍いが起こりやすいヒーロー同士の対決でも、片方がハルクなら全く問題無し。悪役同然に暴れても、ハルクなら仕方がないの一言で片がつく。
“暴れだしたハルクを、◯◯が止めにかかる”
 偶然居合わせていても、派遣されても、きっかけはなんでもよし。◯◯に好きなキャラを入れれば、クロスオーバーの完成! プロ(Marvel)も愛用する、一級品のテンプレ!
 ついでにハルク自体も、強さの上下が激しく、更に策略や特殊能力にハマり易いと、隙があり使いやすい強キャラ。きっかけを容易く用意でき、運用の可能性も多岐に渡る。素晴らしいな、ハルクは!

日々雑談~1285~

 ネット回線が不調なので、無事つながっている今のタイミングで更新。実際ついさっきまで、数時間不通でした。回線とルーター、どっちかが不調、もしくは両方共不調なんだろうけど、なんにせよ金も手間もかかるなあ……。

 冬コミのカタログを、しまう前にもう一度読んでみる。マンガレポートは、何度読んでも飽きない。
 去年末参加した冬コミは混雑する東ホールに配置、しかも入り口に近く、当然開場の瞬間が目に入ってきたわけですが。いやー凄いっすね、コミケの一般参加者。入場時に走っている人が居なかったんですよ。みんなしずしずと、早歩きぐらいの速さで入場。急く気を抑え、押さない駆けないの鉄則を守る。アレだけの人数でこの鉄則を順守できていたことは、もうちょっと大々的に評価されてもいい筈。
 んで、夏コミどうしようか。内容を決める上で、2日目が日曜、3日目が月曜と、変則的な日程であることも考慮しないと。月曜参加は、ちょっと難しいなあ。申し込みまで、悩みぬくしかないか。

 一日休んでしまったので、昨日は少しだけ気合を入れて、A+Kのハルク&オーズ編を更新しました。朝方、パンツ繋がりのオチだけ思いついて、なんとか一日で完成に漕ぎ着けたのは、久々によくやったなと多少の実感が。一昨日辺りは、全く違う組み合わせで考えてましたからね。勢いって、スゲエ。新年からだらけ気味だった自分にカツを入れる意味でも、よかったんじゃないかと。
 パンツと伊達さんの部分を少し改造すれば、ハルク&クウガでも行けそうな気がしますが、きっとその場合、ライジングやアルティメットやらの破壊力対決になって、国の一つぐらい消し飛ばすオチになってた。五代くんと映司くんは、キャラ的に似通っているところがあるものの、作風やアイテムの違いで、立ち位置が随分違うのよね。

A+K(ハルク+オーズ編)

 空は、どこでも青い。日本でも、外国でも、見果てぬ地でも。地球である以上変わらないし、長い棒にぶら下げるよう掲げたパンツは、旗のようにバタバタ揺れている。風もまた、変わらぬ物だ。
 火野映司は、今日もまた歩き続けていた。未だ人の手が多く入らぬ荒野。荒れ果てた地で、前を見ながら歩き続けている。久々にある人と出会うために。
 ヒューと甲高い音を聞き、空を見上げる。見れば黒い塊が、自分めがけ飛んで来た。塊は映司の脇を掠め、何度も地面にバウンドし、派手に着地した。
「わっ!? ……また、隕石かな」
 隕石なら爆発して、今頃自分も吹き飛んでいる筈だ。映司は、落下物の正体を確かめるため、駆け寄る。落下物は、珍妙なポーズで泥だらけなものの、活き活きとしていた。
「よっ」
「伊達さん!?」
「戦うドクター伊達明、推参! って、この体勢じゃあカッコ悪いかー」
 プロトバースに変身していつ伊達が、映司に明るく挨拶をする。変身していたからよかったが、生身なら落下の衝撃でとうに死んでいた。そんなことは分かっていても、伊達は明るく元気なままだ。
「何があったんですか!?」
「いやあねえ、そっちが待ちきれなくて、こうして迎えに来ちゃったよ。嘘だけど。久しぶり! 元気してた?」
「変わらないですね、伊達さんは」
「そりゃお互い様だね」
 世界を放浪する研究者と、世界を放浪する医者。映司がここに来たのも、偶然近くの無医村にいた伊達を訪ねるためだ。
「いやあ、でも今日来てくれたよかったよ。大変なことになっててね」
「そんなの、見れば分かりますよ」
「実は、俺のいた村が、ゲリラに襲われてさ。この辺り、治安悪いじゃない。俺達医者が持ち込んだ薬品を狙ってね。でもまあ、こんなこともあろうかと、持ち込んでいたバースドライバーで変身! 装着者も居ませんし、危ない国を回っているアタナにプレゼントです。こんなこと言って、俺にドライバー渡してくれた、里中ちゃんに感謝しないとね」
「なるほど。それでバースに変身していたんですか。って村は!?」
「村は大丈夫! ゲリラも命からがら逃げ出した! でも大きな問題が残っちゃってね。そもそも、ゲリラを追い散らしたのは俺じゃないんだ」
「え? じゃあ誰が?」
 ドスン、ドスンと地面が揺れる。まるで巨像が歩いてきているような、リズム良い振動。それでいて、激しさもある。音も振動も、段々こちらに近づいて来ていた。
「追い散らしたのは、彼だッ!」
 先ほどのプロトバースの着地よりも、激しく雄々しく。とんでもない質量の怪物が、映司たちの目の前に落ちて来た。地面がえぐれ、ツブテが飛び散る。映司は思わず、目と顔を手で覆った。
「ガアアアアアアア!」
 吠えている。緑の巨人が、吠えている。2mを超える身長と緑の肌を持つ、筋肉の塊。パンツ一丁のハルクは、凶暴さを隠さぬ目で、伊達を睨みつけていた。
「いやあ……実は今日、もう一人現地徴用で医者を雇っててね。身元不明で少し暗いところがあるけど、腕も人も悪くないからと思ってたんだけどさ……ゲリラが村に来て、彼がまず捕まって。ゲリラが腹を蹴って顔を踏んづけた瞬間、いきなり大きくなって、ああなっちゃったと。止めようとしたら、ぶん投げられたと」
 説明する伊達めがけ、ハルクがゆっくりと歩み寄っている。自然と、立ちふさがる形となる映司。だが彼は、逃げなかった。むしろ逆に、伊達を守るように、筋肉の災厄の前に立ちはだかる。
「落ち着けって言っても、聞かなそうだな」
「ああ。話すにしろ何にしろ、準備は必要だよ?」
「分かってます。まずは、落ち着いてもらわないと」
 3つのメダルが、映司が腰に巻くオーズドライバーに装填され、手にしたオースキャナーが、ドライバーをなぞる。
「変身!」
“タカ! トラ! バッタ! タ・ト・バ♪ タトバ タトバ!”
 赤、黄、緑。三色の光が、映司の頭と上半身、胴、腰と脚部を染める。眩い光を目にしたハルクが、少しだけ後ずさる。
「ハッ!」
 タカの瞳、トラの爪、バッタの脚部。三つの生物の力を宿す、仮面ライダーオーズ。オーズに変身した映司は、目をパチパチ動かす涙目のハルクの前でポーズを決めた。
「あかとみどりときいろ? みどりのハルクより、えらいつもりか!」
 たどたどしくも迫力ある言葉が、ハルクの口から放たれる。
「ええっ? そんなつもりはないけど。大体、君にだって、立派な紫色のパンツが」
「うるさい! はでなやつ、うるさい!」
 一先ず、傷ついたプロトバースを狙うハルクを止める。この目的は達成した。矛先を、逸らすことで。
 ハルクの狙いが自身になったのを自覚し、オーズはハルクの一撃をかわす。かわした筈なのに、風圧で身体がよろめいた。

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