ネガ電王「だから俺はぁぁぁぁッ!?」
ユウスケ「うわーーーー!?」
士「クソッ! ユウスケ! くそ、なんて強敵だッ」
夏海「そんな、このままじゃ……」
士「こうなったら仕方ない、夏みかん、お前の高校時代の話を話すんだ!」
夏海「え? ちょっと、なんでですか? 士クン、正気ですか」
士「正気も正気だ。夏みかんの青春の輝きは悪の怪人にとっては辛い物に違いない、お前の輝きで相手を浄化するんだ。さあ、頼んだぞ夏みかん。オレは必死で耳栓してるから!」
夏海「わ、わかりました。えーとじゃあ、TGクラブ解散後の話を……」
怪人「グゲェェェェ!? シギャー! グギャー!」
ドガーン!(大爆発)
夏海「え? 終わっちゃったんですか? まだ話はこれからだったのに」
士「よくやったぞ、夏みかん。怪人は心が耐え切れず、自壊の道を選んだ。オマエの黒れき……青春はもはやカタルシスウェーブばりの威力だな。見事な浄化能力だ。いやあ、立派立派」
夏海「なんか釈然としませんね……」
キャラの劣化+唐突な展開+いい加減なパワーアップと井上俊樹全開のお話でした。もちろん悪い意味で。
とりあえずね、あんま一人の脚本家を忌避したりするのは良くないし、前回の感想で触れまくったので、今回この後の感想ではなるたけ氏の名前を出さないようにします。
でも名前を回避したとしても、今回はそれぐらいじゃフォローできねえくらいひっでぇ話だったよなー! というワケで、仮面ライダーディケイド~ネガの世界編後編~の感想。今までほぼ順調で、21話まで来て「ひっでぇ話」なんて表現を使う事になるとは思いもよらず。