日々雑談~162~
プロレスはやらせ? そうだ、アレはヤラセだ。ただ勘違いするな、ヤラセではあるが八百長ではない。八百長が絡むほどに勝敗が崇高かよ。
ヤラセだからって楽なわけじゃあないぞ。
史上最強の格闘家サマ達は試合中に指でも折ればマミーマミーと泣き叫んで、聞きつけたレフェリーが慌ててドクターストップ。スポーツ選手な分、己を労わる権利が彼らにはある。怪我を負ったら泣き叫べる。
反面ヤラセのプロレスラー殿は、明らかに重症を負わない限りは台本通りの事をやらねばならない。彼らはエンターティナー、脚本の厳守は当然。レフェリーだって助けちゃくれない、色々誤魔化すのに力を貸してくれるだけ。プロレスラーには己を労わる権利は無い。怪我を負ったら、それ以上のド派手な事をして誤魔化さねばならない。
台本があればその通りに絶対遂行しなければならない、ヤラセの方がキツイって理屈もあるのさ。
プロレスのやらせ云々をB級映画口調で語るテストってネタだったんですけどねー、暖めているうちに三沢さんの悲劇がおこってしまった。
今、図らずもプロレス自体が注目されている状況なので、あえてアップしました。これを読んで、やらせという行為のある種の厳しさを知ってくれれば幸いです。