めざせ一番! 頑張れ一等賞!
つい先日から会社員ですよ、俺も。
これで一社会人というわけです。楽しかった学生生活よさらば。
今現在シコシコとメーカー研修とかに従事中。
「メーカ研修なんて眠いだろ? まあバレないように寝るのがコツだな」
って社長が言ってました。
働くことで一日に充足感があるのはありがたいんですが、実際通勤がピンチ。結構終電のラインが早いんで研修終わって仕事が本チャンに入ったら、残業=帰宅不可になってしまう……
再び引越しすべきか考え中。でも勤務地が決まってないんですよねー
関東近郊ならまだしも関西とか九州だったらシャレにならんぞ。
しかし新入社員の皆さんは輝いていますね。
みなさん同期で成績一番になると息巻いていますよ。でも漠然と宣言するんではなく一位になるために~~したいとか具体的な目標立てればいいのに。まるでいきなり海賊王と言い出した連載当初のルフィのようです。
あとA君、エライ人に最低三年勤めるとか宣言しない方がいいですよ。
俺の哲学は№1より№2なのでコツコツやっていきます。上を見るよりキチンとした実力を持つのが第一。確固たる足場を持ってから上を見ても良いと思うんだ。
……でだ。成績一位を夢見るオマエら、他人からの問いかけにわかりませんって条件反射で答える奴が一位になれんのか?
五人連続でそれが続いて、問題出した講師のメーカー社員ちょっとキレてたぞ、アレ。六人目なんて一言も発さずに首横にプルプル振っていたからな。
向こうは順繰りにヒント出してくれているんだからそれに応えろよ。頭使おうぜ! って思ってたら俺のところに順番回ってきました。俺もわかりませんで済まそうかと思った逃げてもしゃあないのでヒントから答えを推測してみたら何とか正解。えがったえがった。
しかし言うだけならタダだが、言いっぱなしはよくねえよなファックッ!!
俺がキレてるかって?
キレてないッスよ。
Typhoon party
古ぼけた田舎の村の通りに軽快な音楽が鳴り響く。
その音源には陰鬱な街に華やかな気を撒こうとする踊り子の姿があった。
短髪としなやかな体付きは健康美を感じさせ、化粧に頼らずとも魅せられる顔立ちはみずみずしい美しさを感じさせる。きわどく創られた布のごとき衣装は扇情を掻き立てるにふさわしく、腕にはめた半壊気味のブレスレットも鮮やかさの中で逆に際立つ。そして、後ろに控えた大柄な演奏者が奏でる軽快な音に合わせ派手なステップのダンスも息一つ乱さずにこなしてみせる。
街頭で踊るには勿体無いほどの踊り手――しかしである
その目の前に置かれた小銭集め用の空き缶には小銭の一銭も無かったりするワケで。
四月馬鹿パートⅡ
嘘つきます。
オリジナルSS書いてみました。
…あ、もう四月一日じゃねえやって事でホントです。
ちゃんと1から書いてみました。というわけで公開。
なんか不備の際は人知れずこっそり直しています。
なお、この小説で目指したものはジャンプの面白いけど子供の人気が取れずに打ち切られるような微妙なポジションの作品です(エー
四月馬鹿
「そういや管理人よ。お前さん今日は教習所で効果測定受けるって言ってたよな、結果どうだったんだ?」
「……」
そうか、駄目だったのか。○×といえどもコケる時はコケるもんだししゃあないよな。五ヶ月たって未だ仮免がとれていない上に見極め五回落ちるとか駄目人間過ぎるけど、ここで負け犬とかなじったら流石に悪いものな。人間得手不得手があって当然なんだ。
「落ち込む事はないぞ。夏に俺の車に乗った際の『俺は免許持っていないけどアンタよりは絶対運転うまい』とかの暴言も忘れてやるから気を落とすな」
「いや……実はな」
「ああん? 受かったのか? それなら何故にふさぎこんでいるんだ」
「いや、怖くてうけられなかったんだ」
「……?」
「いや、落ちるのが怖くて受けられなかったんだよ。ほら、俺さ、シスアドとかで連敗したじゃん。その記憶がトラウマになって」
「負け犬がぁッ!!」
なんでしょうこの男は。免許とる気があるのでしょうか? なんかタチバナ臭がただよってきましたよ?
教習所に通い始めたのが11月、教習期限が八月まで、現在仮免未取得で五ヶ月経過……仮免取得で約半分の習得とするなら理屈的に間に合いません。
とりあえずですねエイプリルフールネタではココに勝てないと思いましたので、変化球で四月の只の馬鹿の話をしてみました。あと一発勝負のネタも用意してあるのですが日付が変わるまでに完成できるかどうか……
おまけ
「コミックキャッスル行きたいんだけどさー午後から会社の就職試験があるんだよな」
「ははは、午前中に行けばいいじゃない。スーツ姿で」
「……」
「その手があったかって顔するなよ!!」