日々雑談~2155~

 なるほど。遊園地戦でうさぎさんチームが観覧車を使ったミフネ作戦を思いついたのは、前日夜に戦車映画を観て研究していたからか……。ポン!と元ネタが映画「1941」な作戦を思いついたのではなく、前日に映画を観ていたという伏線がきっちり張られていたんだな(ガルパン劇場版鑑賞中
 やはりガルパンは、作劇の参考にもなるねえ。なんでガルパンが流行ったかと言えば「ミリタリーが好きで詳しい人間が、しっかりと物づくりをした」という、奇抜さや奇跡よりも、地道さや王道に通ずる結論なのでしょう。努力研鑽の果てにたどり着いたと考えれば、色々と頑張る気持ちが湧いてくるものよ。

 

デッドプール「映画デッドプールには、人生の大切なすべてのことが詰まってるんだよ」(バンジョーをかき鳴らしつつ

ミカ「あまりにわかりやすすぎる模倣には、賛成出来ないね」(カンテレをかき鳴らして

デッドプール「サルミアッキ食べりゅ?」(バンジョーをかき以下略

ミカ「こちらに合わせてくれたのには感謝するよ。けどそちらの流儀、チミチャンガも食べてみたいな」(カンテレ以下略

 

アキ「なんで会話が成立してるのかな、あの二人……」

スパイダーマン「最大限に言葉を選ばせてもらうとして、お互い変わり者だからじゃないかな」

 

 

 ふうむ。おそらく今週末、映画デッドプールの全米興行収入がシビル・ウォー:キャプテン・アメリカに抜かれるな。うん、シビル・ウォーが公開されてから一ヶ月近くよく持った。そしてこれで、2016年公開の映画ナンバーワンの座からも滑り落ちるわけか。
 全世界興行収入では既に負けていて全米限定とはいえ、ここまでバットマンVSスーパーマンやズートピア相手に、よく持ちこたえたものだ……。中国市場が、仕方ないとはいえ、中国市場を使えていれば。
 しかし制作費や宣伝費が桁違いな作品を抑えてたって、デッドプールがんばったよりもまず、全米で何が起こってるんですか!?な気分になるな。
 

日々雑談~2154~

 将軍から神へ――松平健が「X-MEN:アポカリプス」で洋画吹き替え初挑戦

 この記事のタイトル、いいなあ。将軍から神への、問答無用さがいい。
 というわけで、X-MEN:アポカリプスのメインヴィランとなるアポカリプスの吹き替えは、松平健さんに決定しました。暴れん坊力士!!松太郎で主人公の松太郎を演じた経験があるものの、アニメへの参加はまだ少なく、吹き替えもおそらく今回が初挑戦。ドラマや時代劇でのアフレコ経験を活かしつつ、新しい仕事に挑戦している段階なのかもしれません。マツケンサンバといい、これだけの大物が隙あらばと模索しているのは、すさまじいことです。
 それにしても、アポカリプス。松平健さんの純然たる悪役のCVは始めてなので、興味がありますね。松太郎の大暴れっぷりは正直ヴィランよりだったんじゃないかということは、忘れよう! 一応カテゴリー的には芸能人吹き替えなのでしょうが、ここまで未知の組み合わせだとカテゴリーなんてどうでもよく、どんな声なんだろうという結果が気になってしゃあないな。

日々雑談~2152~

>アルティメット スパイダーマンウェブウォリアーズでメイおばさんがピーターがスパイダーマンだと知っていたのが発覚するシーンの時、アイアンスパイダーマンとエージェント ヴェノムはそれを聞いてます。

>前作の最終エピソードの中でメイおばさんがピーターだと知ってたってのが分かるシーンで、フラッシュはすぐ近くでその会話を聴いてて驚いてたような気がします。

 あー、そうだ! 前シリーズのアルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズのこと忘れてた!と思い出し、録画してあるアルティメット・スパイダーマンを確認してきました。最終回一話前の真のチャンピオン決定戦 パート3で、スパイダーマンの正体がピーターであることが、チョとフラッシュにバレてますね。ご指摘、ありがとうございます!

 

>DCリバース すっげえ展開来ましたね……近頃の流れで伏線はあったけどあれを正史に組み込むかって感じです

 数年前、リランチにて新生したDCコミックスの世界に再び訪れる改変“DC Rebirth”。

DC Rebirth

 自分も電子書籍で配信されたものをチェックしましたが、中々のサプライズをぶちこんできました。おそらくDCコミックスが持ちうる手札の中でも、とっておきと言って良いカードではないでしょうか。
 流石に今日のことなので、細かな言及は避けますが……このカードを切った上で、ここ数年で築き上げた流れの差し戻し、いわば三歩進んで二歩下がってみるような戦略。DCコミックスの覚悟と危機感を、ひしひしと感じます。

日々雑談~2151~

デルザー>最近だとキン肉マンのオリジンもそうですかね?

 大いなる男(大首領orザ・マン)に近い信頼できる部下であり、一騎当千の実力者揃いと、デルザー軍団と完璧始祖は、中々に立ち位置が近いですね。
 最も完璧始祖は、仲が悪い用に見えて奥底に確かな絆があったと、マジで仲悪かったデルザーに比べて、だいぶまともですが。サイコマンがなー、ああいう死に方した以上、もうねー……。

 

 ハリー・オズボーンのアンチ・ヴェノム化とその影響でエージェント・ヴェノムであるフラッシュ・トンプソンが離脱。そんな、今週のアルティメット・スパイダーマン VS シニスター・シックス

 ヴェノムに対しめっちゃハリーが怯えていましたが、アルティメット・スパイダーマンの世界だと、様々なキャラに寄生し暴れまわったヴェノムを、ハリーが密かに回収。そのヴェノムを利用してブラックスパイダーマン化、そしてヴェノムの宿主にと、ある意味エージェント・ヴェノムであるフラッシュよりも長くヴェノムと付き合ってきました。だからこそ、アンチ・ヴェノムへと変貌できたのでしょう。原作における、初代ヴェノムことエディ・ブロックがアンチ・ヴェノムに変貌したのも、彼が長年ヴェノムであったことが大きな理由の一つでした。

 シールドアカデミーに転校したことにより、普通の高校生ピーター・パーカーの学生生活はあまり描かれなくなったのですが、ヒーロー活動を通し同級生であるハリーやフラッシュとのやり取りが描かれるというのも、中々に遠回りで妙手。
 しかし今週、普通に正体絡みの会話をしていたけど、スパイダーマンって、フラッシュに正体明かしてたっけか……? 

 

ホークアイ VS. デッドプール

ホークアイ-VS.-デッドプール

 というわけで、5月25日、ホークアイ VS. デッドプールの発売でごぜえますです。月末の5月30日にはケーブル&デッドプール:青の洗礼が発売。そして6月1日には映画デッドプールが公開と、いよいよの時が近づいてまいりました。

 シビル・ウォー:キャプテン・アメリカに登場したホークアイ。そして映画デッドプールの主役をはるデッドプール。今年の二大ヒーロー映画の登場キャラが夢のコラボ! 実は時間軸的にはデッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプールよりも結構先の話になってしまうものの、こまけえこたぁいいんだよ! おもしれえし、これ!

 最近、キャプテン・アメリカやウルヴァリンと、友人が増え続けているデッドプール。そんな彼が新たに組むのは、アベンジャーズの主要メンバーでありながらイリーガル色の強いホークアイ。悪魔と仮装が跋扈するハロウィンを舞台に、二大ヒーローが手を組み悪を追う。ボケとツッコミを使いこなす二人の男の爆走に、ひとっ走りつきあえよ!

日々雑談~2150~

 仮面ライダーSPIRITSの最新刊、暗黒大将軍の計画が破綻した理由の一つが言うこと聞かないヘビ女と鋼鉄参謀で、巻中の戦闘シーンも半分くらいこの二人の仲間割れにさかれていると、デルザー軍団の本領発揮っぷりが凄かった。デルザー名物と言えば内ゲバ!
 仮面ライダーストロンガーの敵組織であるデルザー軍団は、全員幹部怪人クラスの強豪という設定で登場したものの、全員実力と個性が強すぎて統率力が無いという、組織として最大の欠陥を抱えておりました。

 まあ、こいつらにちょっとでも協力意識があったら、ストロンガーおそらく詰んでましたが。序盤に倒した荒ワシ師団長や鋼鉄参謀は、仲間割れのスキを付いての奇作での勝利だもんなあ……相棒である電波人間タックルの命と引き換えに倒したドクター・ケイトも加え、奇作や玉砕で立ち向かう序盤のデルザー軍団戦は、絶望そしてデルザー軍団の脅威に満ち満ちておりました。

 この絶望があったからこそ、仮面ライダー初の強化フォームとも呼ばれるチャージアップの登場や先輩ライダーたちの帰還という希望が一層輝いたのでしょう。

 デルザー軍団の登場以降、一騎当千の敵組織を“デルザー軍団”と呼ぶ例も出てきたのですが、おそらくこのデルザー軍団にもっとも肉薄した組織の一つがマジレンジャーの冥府十神。デルザー軍団よりは数十倍組織としてはマシなのですが、自己にルールを課す戒律や絶対神の復活という命題により、作劇上、上手くヒーローとの関係を維持してましたね。裏切り者は出ているのですが、内ゲバでしかなかったデルザーとは違い、自己の信念を持った上でのヒーロー側と和解なので、イメージ的にはマシです。あとマシーン元帥のように、在庫一掃セールみたいな片付けられ方したメンバーも居ないし!

 冥府十神。ストロンガー当時のデルザー軍団で構想にはあったものの、時間や予算のような都合で出来なかったことを叶えてみた感じもします。幻の魔神ジェットコンドルといい、デルザー含めストロンガーの終盤、かなりタイトだったの、ビンビン伝わってくるもんな……。