日々雑談~5899~
— 藤井三打 (@nikuzousui) August 24, 2024
そりゃあまあ、どうにかするよ……!
特にドブることもなく、30連=ハフバ記念配布石の範囲でスッと来たので、気持ちもお財布もだいぶ穏やか。ドリームジャーニーと新シナリオがセットで来た時は、キャラガチャは120連ぐらい星3皆無&サポカガチャも悲惨でゴリゴリ削られたので、アレに比べりゃ天国よ。そもそも、あんな悲惨な状況、一年に何度も来てたまるか。
とりあえずサッと育成してみたけど、引き換え券での対象外なだけあって、流石は三冠牝馬といった性能と適正。激戦区の中距離バ界隈でも、おそらくトップクラスのスキル持ち。持ってるスキルだけで強いし噛み合うと、雑に育てても強いタイプなのは間違いない。一応は中距離~長距離(有馬記念2500Mまで)がメインだけど、当然マイル適正もAだし、長距離適性Aである以上天皇賞・春のような長めの長距離も走れないわけじゃない。ダートと短距離は不得手なものの、それにしたって踏み込んだ距離適性。
いやほら、有馬で勝ってりゃ長距離適正Aなら、通常衣装は長距離BのダイワスカーレットもAでいいはずだし、1回落としているとはいえ有馬で二回勝ってるオグリキャップも長距離Aでいいんじゃないかと。なので、今までのウマ娘と比べた場合、強いと言うより、踏み込んでみせた距離適性だなあと。星2のダスカやダートも走れるオグリが長距離Bなのは、おそらくゲームバランスの問題もあったんでしょうし。そんな中、既存のバランスを無視してみせた、ジェンティルドンナ。らしいと言えば、らしい。
史実で無法なまでに強かったウマ娘は、もはや輝ける才能の持ち主を通り越して、居るだけで他者の心をへし折る一種の怪物性持ちとなっているんだけど、当然ジェンティルドンナもそのライン。そんな怪物性を持ってしまったウマ娘が怪物との付き合い方に悩む中、ドンナの場合は己の中の怪物性を隠さず撒き散らし、新人トレーナーである主人公やライバルであるヴィルシーナをも磨き上げていくと、おそらく今まで出てきたウマ娘の中でもっとも怪物を飼いならして有効活用しているタイプ。
ドンナ本人の心持ちもあるんだけど、ヴィルシーナにゴルシにオルフェーヴルと、とにかくおいそれと折れなかったり、同程度の怪物性を持つ存在がまわりにゴロゴロいるのもデカいよね。一番己の中の怪物に悩んでそうなウマ娘と言えばマルゼンスキーだけど、マルゼンさんの場合はとにかく好敵手がいないからなあ。同じ怪物性持ちのシンボリルドルフは、同程度の怪物のシービーや怪物に挑む英雄ことエースの追加で、だいぶ怪物性を律することができるようになったんだけど。やっぱ怪物に物怖じせず、ついに二人まとめて倒してみせたカツラギエースの存在はデケえよ。そうなるとマルゼンさんの場合は、自分のシナリオでマルゼンさんの怪物性に挑んでみせたサクラチヨノオーの存在が救いかね。
メジロラモーヌ? あの人、一番ドンナに似てるけど、ドンナほどストレートじゃないから。磨き方自体は丁寧なものの、表現やメッセージが遠回しな結果、心が折れる人間がどうしても増えるタイプ。むしろラモーヌとドンナが同世代だったらお互い磨きあって万事うまく行きそうだけど、そんな恐ろしい磨きあいをした日には、トレセン学園が吹っ飛ぶんじゃないですかね……。
総括すると、ジェンティルドンナは引いとけ! キャラ性能もストーリーも新時代だから!ってぐらいにはオススメです。性能もシナリオも、一歩先に踏み込んでいる以上、もうこれは新時代でしょう。サポカとの兼ね合いで石がカツカツな状況であっても、挑む余地がひねり出せるなら、挑んだほうがいいです。
問題があるとすれば、2ヶ月後に新シナリオなので、ここで石がすっからかんになるのはちょっとキツいというとこか。やっぱ暴君参戦は、新シナリオ併せか?