日々雑談~5597~

 日本なら、タイムスリップを身近にした作品としてドラえもんも並べたいところ。もしバック・トゥ・ザ・フューチャーやドラえもんが無かったら、タイムスリップはもっとわかりにくいシステムになっていただろうし、タイムスリップをテーマとした作品にGOサインを出す編集部や制作会社やスポンサー企業も少なくなっていたに違いない。両作品とも、厳密に言えばタイムスリップの解釈におかしいところはあるのかもしれないけど、物語の面白さや自由度に比べれば、厳密は次に来るもんだしね。論文ではなくて物語なんだから、それでいいのです。ぶっちゃけタイムスリップの正しさは、タイムスリップの実現までわからんし。

 ※上記のデッドプール&ケーブルのバック・トゥ・ザ・フューチャーめいた画像は、スプリット・セカンドのカバー。

 タイムスリップがテーマのヒーロー物と言えばアベンジャーズ/エンドゲームが目立っているけど、デッドプール2も覚えていて欲しい今日このごろ。デッドプール2の映画のクライマックスのような、デッドプールならではの適当タイムスリップもいいもんよ。

日々雑談~5596~

 行けるとこの映画館で今日までじゃん!と思って急いで行ってきたんだけど、そもそも上映時間も早くて朝、遅くて昼過ぎぐらいでねー……。映画館は再開したものの、今もレイトショーはやらずに早仕舞いなので。様々な業種に影響を及ぼしているのがコロナだけど、映画産業はおそらくトップクラスの被害を受けた業種の一つだわ。

 本当に滑り込みでハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYを観てきました。もうソフト化も配信もされてるんだけど、映画館でどうしても観ておきたかったんでね。

 映画スーサイド・スクワッド後、ジョーカーと破局したハーレイ・クインの物語。ジョーカーの恋人でしかなかった女が、ジョーカーの元から離れて、どうやって生きていくのか? どう生きていくのかというのは生活苦や比喩ではなく、アイツの背後にはジョーカーがいるからな……と今までハーレイに迷惑をかけられても我慢してきた連中が殺しにかかってくるというガチな意味です。そしてハーレイと言えば、歩く迷惑拡散装置、某アイドルに倣って言うなら、歌って踊れる本能寺。映画が始まってからほぼずっと、犬も歩けば棒に当たる勢いで襲われます。たぶん、近年における市民の嫌われ度合いナンバーワン主人公。

 一応主人公サイドのメンツとしては上記の通りになるんだけど、どいつもこいつも基本的に自分目線最優先というか……そもそも関係があっても顔見知り程度なので、しゃあないといえばしゃあないんですが。クロスボウ・キラーことハントレスなんか、物語の深いところに関わった上できっかけにもなっているものの、ほぼ全員の登場人物が誰? ってなるポジションだしな。
 でもその分、全員が危機を迎えたその時、ハマるわけがなかった凸凹がかっちりハマっていくのが楽しい。バラバラのメンバーが一致団結し危機を乗り越えていく、王道ではあるものの、ここまで王道らしくないのに王道をまっとうした作品は珍しいんじゃないかな?

 ハーレイ・クインが前に出た映画といえば、映画スーサイド・スクワッドなわけですが……世界観の背伸びをせず、個性豊かな不揃いな連中のチームアップをしっかり成立させると、華麗なる覚醒はスーサイド・スクワッドでやりたかったことと出来なかった理由を煮詰めて作った感じがするね。スーサイド・スクワッドがホームラン狙いの大振りなら、華麗なる覚醒はコンパクトなスイング。正直スーサイド・スクワッドは、メンバーの書き分けと話の規模のバランスが上手く行ってなかったからなあ……。華麗なる覚醒のメンバーは、居なくてもどうにかならないように見えて、じつは居ないと回らないと、バランス良かったよ。

 しかしまあ、もうデジタル配信されてるから、家での2周目に即雪崩込めるんだよな。コロナの影響で、劇場と配信の関係も変わっちまったわ。

日々雑談~5595~

 今日は更新が難しいと思ったものの、ゲームMarvel’s Avengersの情報が配信されていたので、ひとまずぺたりと。
 もう夜も遅いので、詳しい情報やPVは明日以降に確認します。しかし、ここ最近のマーベルはミズ・マーベル(カマラ)にスパイダーマン(マイルス)と、若者にとっての等身大ヒーローのプッシュに積極的ね。若手ヒーローがいなかったってわけじゃないけど、どうしても既にいる人気ヒーローを押しのけてってのは難しいわけで。初登場時のピーター・パーカーやリック・ジョーンズもこのポジションだったけど、作中の年齢&登場期間の関係で、流石にもう若手としての活動と扱いはねえ? 

 ピーター・パーカーは、読者目線の若き主人公、そのパイオニアの一人だけどさ。もっと幅広く創作史で言及されてもいいポジションよ。

日々雑談~5594~

 絶望の未来だ、ヤッター! 地球はおしまいだ!
 地球がおしまいで喜べるのは、地球防衛軍ぐらいのもの。地球に襲来してきた異星人プライマーとの死闘が繰り広げられた地球防衛軍5より、3年後の世界。総人口の9割を失った人類は、置き去りにされたプライマーの残党や繁殖を始めた侵略生物との新たな戦いに挑む……いやもう、9割全滅って時点で、最初から重いよ!? 地球防衛軍5のEDでそうなったのは知ってたけど、その続きで6!? 最初からもはやグッドエンディングが見えてないような、この状況。最悪の旅路の始まりは、来年か!

 それはそれとして、同時に発表されたデジボク地球防衛軍も気にはなる。そうかー、四角くなっちゃったかー……。

日々雑談~5593~

WWE「地獄の墓堀人」アンダーテイカーが現役引退

 WWEの重鎮ジ・アンダーテイカーが引退。墓掘り人やバッド・アスを行き来しつつ、出入りの激しいWWEにおいて1990年から今日までの30年間スーパースターとして在籍。アメリカに比べ、日本は団体の枠組みが強いとは言われてるけど、30年間ずっと同じ団体で目を光らすとまでなると、中々居ないわなあ……。いやそもそも、30年間続いている団体を探すだけで大変なんですが! 日本で似たタイプとなると、年齢キャリアにイメージカラーも一緒な蝶野正洋かな。アンダーテイカー、世代的には闘魂三銃士や全日四天王と同じくらいなのよね。亡くなった方や既に引退した方も居るとなると、引退も有り得る話か。

 ブロディと手を合わせて現役となると、藤波辰爾もそうだよなあ。ぱっと思いつくだけでこの二人がいるので、探せばまだ日本にもアメリカにも居る気がする。しかし、団体の重鎮となったアンダーテイカーのデビュー戦が、放浪の大物であったブルーザー・ブロディってのはなかなかおもしろい話。プロレススーパースター列伝だったら、巻き込まれて2~3人再起不能になってるエピソードが作られそう。