日々雑談~2036~

 おそ松さんの女性人気が高いと聞く度に、放映直前に流れる女性タレントが罵倒したり汗かいたりする5分番組がニーズ外しちゃってんじゃないかと、なんか不安になるな……。

 水木先生に思いを馳せていた結果、なんか無性に鬼太郎が観たくなり。悪魔くんでもいいんだけど、借りやすい&入手しやすいのは、新しめの第五シーズン(2000年代)や墓場鬼太郎だろうな。映画全集という形なら、第三シーズン(80年代)と第四シーズン(90年代)も結構見やすいんだけど。
 少年マンガチックと言われている第五シーズンですけど、確かに少年マンガっぽいです。ただそれだけではなく、ちゃんと原作のファクターや今までのアニメ鬼太郎の流れを、ちゃんと汲んでいる面も間違いなくあるかと。鬼太郎の属性を、人間寄りではなく、人間と妖怪の間、極端な善にも悪にも偏らない、純粋な中庸に定めたのは結構デカいと思うのですよ。第五シーズンの鬼太郎、一度助けても人間側が懲りない場合は、普通に人間見捨てるしね!
 そういやネコ娘も作中何回かツッコミ入れてたけど、第五シーズンの鬼太郎とねずみ男はシリーズトップクラスで仲いいと思うよ! ネコ娘や妖怪横丁の仲間がいる状況で、なんで二人で虫取りに出かけたり、大晦日二人だけでイイもん食ったりしてるのさ! あと地味に、騙し殺されかけた後に、二人で仲良く打ち上げに行く率高いし! なんなの、もう!
 従来の「これなら倒せるだろう!」という弱点が完全に補強されている敵妖怪や、回想に過去シリーズであったことを匂わせたりと、シリーズもののリブートやアレンジとしてもレベルが高く、観ていて勉強になります。観ている人間の裏をかく王道と言いますか。
 そういや、現在進行形のリブート作こと、ドラゴンボール超もえらいの突っ込んできましたね。確かにこのタイミングでの復活はあり得たものの、これも完全に裏をかかれました。あのカエルめ……。

日々雑談~2035~

 今日は少し時間が空いたので、足を伸ばして川越の狐宵祭を覗いて来ました。
 そうですねえ……地元商店街の協力による、狐オンリーイベントとでも言えば良いのでしょうか。開催地である蓮馨寺の講堂で各サークルが狐関係のグッズを頒布しつつ、境内には出店や様々な団体&サークルによる出し物が。商店街でのQRコードを使ったスタンプラリーもあって、中々一言で表現するのが難しく。雰囲気としては、おそらく鷲宮でのらき☆すたイベントや大洗でのガルパンイベントに近いんじゃないかと。いかんせん、鷲宮にも大洗にも行ったことはないので、伝聞による推測ですが。
 いやしかし、神社仏閣の狐は絵になりますね。境内の至る所にコスプレイヤーや狐面を被った人がいたのですが、これが実に絵になる。誰が誰だか分からず、ひょっとしたらホンモノが混じっているんじゃないかと思わせてしまう妖しさ。幽玄の一端を、きっと垣間見れたのでしょう。
 ところで、なんか狐の中に、フル装備のバットマン居た気がするんだよなあ。確かに頭のトンガリが狐っぽいけど、あの人蝙蝠だしなあ。ひょっとして俺、化かされたか?

 川越を歩くなんて、どれぐらい久々だろうか。十数年ぶりに歩いた菓子屋横丁周辺の観光地としての成長にもビックリ。昔は正直、数時間で回りきれるぐらいだったのに、これなら丸一日潰せる。まあ、結構な年月経ってて連続テレビ小説の舞台にもなってたし、デカくなって当然か。
 普通の人が見たら、ただの建物。でも知っている人間が見たらたまらない、そんな建物がこちらです。

かもめビリヤード跡地

 この建物こそ、仮面ライダーWにて翔太郎&フィリップの本拠地となった鳴海探偵事務所があった「かもめビリヤード」ですね。W放映後、この辺りには何度か訪れたことがあり、前は看板に布がかけてあって小物がそのままだったりと、若干かもめビリヤードとしての痕跡があったのですが……もう綺麗サッパリ消えてますね。Wを撮る予定は、少なくともかもめビリヤードが出る予定は無いんだなあと、少し寂しくもあり。でもまあ、平成ライダーVS昭和ライダーで、翔太郎と共に出番あったし、またいつかはあり得るか。なお、周りの建物の取り壊しと建て直しがあったようで、ちょっとだけ風景は変わっております。
 

日々雑談~2034~

 現在、冬コミの作業中です。今回は、プリズマ☆イリヤで頑張ってます。なお、今回はアメコミ関係のアレはなく、デッドプールも出てこないです。多分、たぶん。タブン……。

 謎気味のイベントだった、東京コミコンが、プレイベントの開催によりちょっとだけ明らかに。なるほど、コミックだけでなく、映画やドラマのような海外の文化を集めて、カルチャーとして一つのイベントにするのか。コミコン(コミックス・コンベンション)を名乗るからコミックス単体!となると、正直デカい箱が準備出来ても、ファン人口的にハコを埋めるのは相当厳しいでしょうしね……デカいイベントをやるという前提ならば、総合イベント化を目指すのは良策だと思います。
 今のところ、基本骨子は映画寄り、スター・ウォーズがメインかな。
 しかし今回のプレイベント、来日したレイ・パーク(ダースモール役)のライトセイバーアクションがとんでもないな! 流石というか、これを観るためだけにプレイベント参加してもいいクオリティだぜ……!

 作業の間にモンハンクロスをやってますが、狩技やスタイルの追加、新モンスターや新エリアがいい感じでフルスイングしてますね。復活モンスターや復活エリアも、だいたい覚えている感と新要素の入り混じり方が中々に絶妙。スラッシュアックスや操虫棍やチャージアックスで相対したことないモンスターも、多いですしね。手堅くすすめる+ソロ志向なので、ひとまず村クエを中心に進めております。
 個人的に、モンハンの“俺、ワンランク上に来たんだなー”と自覚する瞬間は、火山に行けるようになった時。だいたい火山特有の鉱石やドスヘラクレスが装備のストッパーになるのが、大きいんでしょうけど。しかし今回のニャンター、サポートと生存能力より何より、すっげえ採取に便利だな!
 とりあえず、現状の装備で与し易い、乱獲できる相手を探して、装備強化しないとなー……。鉄板の、クック先生か?

日々雑談~2033~

 バットマンVSスーパーマン 新予告編! 【ネタバレ注意】

 ……まさか、予告編にネタバレ注意と付けることになるとは思わんかった。これ結構、クライマックスというか、結構なところまで突っ込んでるよなあ。具体的に言うと、対決の落とし所とか。これは流石に、劇場公開まで隠しておいたほうがよかったんじゃないでしょうか!?
 全力全開で放出するスタイルなのか、はたまたこの予告編以上のサプライズがまだまだ秘められているのか。なんにせよ、ぶっ込んできたなあ。
 
 おそ松さんINナンジャタウンの開催は今月4日というか今日から……前々から準備していたのか、それとも放映後の女性人気を見て準備したのか。前者なら、人気男性声優というヒキ以外未知数だったのを見抜いていたということになるし、後者なら準備があまりに早い。どちらにしろ、フットワーク軽くてスゲエなあ、ナンジャタウン。

 今日は空いてる時間、ずっと先行で届いたこの本を読んでました。

CHAOS;CHILD とある情弱の記録 実品

 自分の書いた文章が、こうして本に。同人誌で体感したことではありますが、商業となりますと、やはり感慨があります。あと数日で全国の書店に並んで、カオチャファンや興味を持ってくれた人のお手元に届くのか……やべえ、また緊張してきた。発売日まで、持つのか!? 俺の心臓よ!

日々雑談~2032~

 一昨日注文した本が、昨日自宅に届きました。
 タイトルは貸本漫画集(1)ロケットマン他 (水木しげる漫画大全集)です。

水木しげる漫画大全集 貸本漫画集1

 他者の未完原稿を引き継ぎ、プレデビュー作品となった「赤電話」。単独デビュー作である「ロケットマン」。今でも現役なアメコミのヒーローを漫画化した「プラスチックマン」等など、水木しげる先生の原点とも呼べる貸本漫画時代の作品をまとめた一冊になっております。
 どの作品も、妖怪ものではなくSFなのですが、なんというか水木先生独特の怪しさや(いい意味での)適当さが至る所にあって、水木ファンならおそらくクスリとしてしまいます。ロケットマンのデザインがまんまスーパーマンな上に「君はスーパーマンだろ」とキャラに言わせてしまったり、話のシメが「今日は疲れていますから、ここで終わりにしてください」という身もふたもないものだったり。第四の壁も、基本ヒビ入ってます。
 そして幾つかのギミックや設定は、そのまま鬼太郎を始めとした後の作品に流用されています。宇宙から来た超人的な赤ん坊ベビーZが売れない劇画家の元にいすわる過程は、他者に寄生していた時代の鬼太郎と重なりますし、ベビーZの相手となる“喰らう水”水人間は、アニメ墓場鬼太郎にも登場した水神まんまです。人智を超えた不思議なものとして、水木先生の中では、SFも妖怪も、あまり変わらなかったのでは。そんなことを感じたりもしました。
 プラスチックマンの話は、いろいろ興味深いものだったので、また別の機会に語るとします。要素が色々混じった結果、プラスチックマンはおそらく水木作品でも屈指の混沌となっております。

 最後となりますが、ここで改めまして水木しげる先生のご冥福と、あの世の良き旅路をお祈りします。今の自分を形作っている作品はたくさんありますが、ゲゲゲの鬼太郎から影響を受けたのは幼少時。つまり自分の原初となっております。水木先生が居なければ、今の自分はありませんでした。水木先生、ありがとうございました。