お知らせ

 本日更新分としてディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その18~に本編感想部分を追加しておきました。先立って公開したレッキングクルーの情報と合わせての完全版ということで。いかんせん手が回らず、このような形での公開となり申し訳ないです。
 アニメ公開前にコイツら出て欲しいな!の三傑、レッキングクルーが遂に四人揃って出たので、残りは二人というか一人とチーム一つ! デッドプールと、グレイト・レイクス・アベンジャーズ! ゲームや玩具展開を見るに、けっこうこの無茶、期待してもよさそうだぞ!? 

日々雑談~1693~

 魂ロワイヤルの第二弾に、新レアリティのアメイジングレア登場……。アメイジングと言えばスパイダーマン。第二弾からスパイダーマン参戦するらしいし、きっとスパイダーマンの事でしょうよ→オマエノシワザダタノカ!
 すっげえ! 公式なのに、最後尾一人だけ色違うから超コラっぽい! そしてつまりコレは……ディスクウォーズ本編への登場、期待してもいいってことでしょうか? ワクワクが止まらねえ!

大惨事

 夏コミ新刊、アメコミカタツキ Gorilla/stay night、9割りがた完成しました。ちくしょう、表記ゆれチェックが大惨事だ! Wordの限界を超えている! あとはもう、入稿するだけです。最も、新刊の準備が終わっても、搬入や当日の荷造りとやることはまだまだあるのですが。
 今日はひとまず、休んで明日に備えます。しっかし今日はまた、格段に暑いな!

お知らせ

 夏コミ新刊に向けてのラストスパート!というわけで、今日と明日の更新はお休みさせて下さい。ディスクウォーズのコラムやミュータント問題の話は、入稿後ということで。
 とりあえず需要はあったようなので、ちと無理気味でしたがレッキングクルーの情報だけは早めに書けてよかったかなと。というか、ブルドーザー死亡や、サンダーボールマジ天才は、管理者ですら「え!?」言ってました。そういやレッキングクルー、一時期ホント潰しの効き方を評価されていたせいか、結果近年の邦訳物の出演率がかなり高く。シークレット・インベージョンのような大事件から、スパイダーマン本や挙句の果てにはデッドプール本と、結構な頻度で登場。カメオレベル、モブレベルでも、出ないよりはマシさ。
 実はまあ、近年よりはるか前、1979年に出た光文社版マイティ・ソーに、カメオどころかレッカーメインのエピソードが一本載っていたり。まだ、レッキングクルーも結成されてないころのお話。本にはプレミアついてますが、国会図書館に行けばおそらく読めます。

日々雑談~1691~

 どんなに眠かろうが、12時まで粘れる魔法の言葉、今日はキン肉マン更新。ただし、日曜限定。そして今日はキン肉マン更新ないんだ……となると、どんなに元気でも力尽きる呪いに。諸刃の剣よ。

 2日ばかしサボってしまいましたが、昨日はなんでマーベルでミュータントって差別されるん?~前編~をアップしました。X-MENとアベンジャーズが同一の世界観に在る作品が地上波で放映された以上、これはきっとタイミングなんだと思い切って。いつかこうして纏めたかったテーマでもありますしね。後編は、差別する側から切り込んだ話になるかと。一般市民はともかく、反ミュータント組織の一員や代表レベルまで行くと、差別に理性と理屈を持ってくるから恐ろしい。

 夏コミ作業の隙間を縫って、ゴジラ観てきました。デカい、強い、怖い! ああもう、背びれが出てきて鳴き声を聞いただけで、胸に来るものが。Fateの桜ルート映画化と同じくらいに。というか、今日発表されたTYPE-MOON関係の情報、豪華すぎて追いきれてねえよ! そもそも桜ルート映像化というだけで、胸いっぱいで動けねえ! 動けねえよ!
 ゴジラの話は明日明後日のどちらかまで取っておきますが、ここからゴジラが始まるんだとゾクゾクさせてくれる作品でした。やっぱいいなあ、怪獣王は!

なんでマーベルでミュータントって差別されるん?~前編~

「人間は違う誰かを中々認められない。そういう生き物だ。だがアキラ、お前は大人になっても、今のその気持を絶対に忘れるな」

ふじい(以下F)「アベンジャーズのヒーロー達とは違って、X-MENのミュータントは何故差別されるのか。子供の疑問に対しての、アイアンマンの大人としての正しい対応です」

サイレン(以下S)「大人は疑問に対して何らかの答えを出して生きていくしか無いからな。仕方がない、しょうがない。理不尽への常套句だ」

F「おとなになるって、かなしいことなの……」

S「それはやめい」

F「でもこの疑問は、当然のことだよな。なんでアベンジャーズはOKで、X-MENはNOなのか。あくまで私見ですが、もしかしてここのせいじゃないかなーというポイントを挙げてみようかと。もしかしたら今後ディスクウォーズで答えが出るかもしれないし、その答えは自分が出した答えとは違うかもしれない。何より、他の作品で既に出ていることかもしれない。でもおそらく、一度触れておいたほうがいいことだからな……」

S「昔の地上波アニメでも最近の映画でも、触れられなかったり、そもそもアベンジャーズとX-MENが同じ世界に居ない作品も多いからねえ」

F「ディスクウォーズで取り上げられた今が一つのタイミングってことだな」

 

F「ミュータントが何故迫害を受けるのか。コレはある意味もう答えが出ているな」

S「前者は、自分と違う誰かを認められない~からのトニーの言だな」

F「もう少し進むとしたら、少し別のアプローチから考えてみればいい。逆に考えてみるんだ」

S「……アベンジャーズは、何故迫害されないか?」

F「それだ。人と違うから差別されるというなら、何故アベンジャーズは人とみなされているのか。個人的なキーワードは理屈だと思うのよね」

S「理屈?」

F「例えばディスクウォーズのレギュラーメンバーだと、キャプテン・アメリカは何故老化が遅いのか」

S「超人血清を摂取しているからだろ」

F「ワスプってなんで小さくなれるんだ?」

S「そりゃピム粒子の力よ」

F「少し視点を変えて、ファンタスティック・フォーの四人はなんで超人化したのか」

S「宇宙線を浴びたせいだよな」

F「じゃあウルヴァリンはなんで不死身で手から爪が出るんだ?」

S「そりゃミュータントだからだろ。……なるほど」

F「アベンジャーズのメンバーってさ、ほぼ全員超人になった理屈があるのよ。超人血清やピム粒子や宇宙線、不思議科学ではあるけど、その不思議科学が理屈としてあり、人が超人に変貌した理由となっているわけで。つまり、だから彼らは超人なんだ!という理屈があって、差別意識が緩和される。片やミュータントには、その理屈がない。理屈がないまま、人からミュータントになって、人間とは違う存在になってしまう。ミュータントにも放射能や宇宙的存在フェニックスフォースのような外的要因の存在は示唆されているけど、どれも断定できるまでの物じゃないし、これはこれで新たな問題が生まれてくるからな……」

S「人間は違う誰かを中々認められない。アベンジャーズには、違うことへの理屈があって、それが認める材料になるわけだ。そもそもみんな後天的能力者だからなあ、彼ら」

F「宇宙線を浴びるとかピム粒子を使うとか、現在もう一つの超人となる手段として確立されて、その方法で超常的能力を手に入れたゴリラとかマンドリルとかいるしねえ。手段として確立されるのは、デカいよ」

S「いや別に人も超人になってますよね!?」

F「生まれながらの超人ってことならマイティ・ソーがいるけど、ありゃ神様だからな。最初から人とは違う……そもそも神様がいるって感覚がよう分からんけど。異星人みたいな感じなんじゃないか? おそらく、最初から種としてのカテゴリーが違って、人種差別の対象にはならないと。超人種族インヒューマンズはミュータントに立場が似ているけど、彼らには異星人による先祖の改造という理由があるし、何より元来、人間と距離をおいている」

S「存在や居場所からして、人とは違うと区別されているわけか。あとさ……ミュータントよりマシな扱いだけど、ハルクって差別されてるよね?」

F「まあねー。ディスクウォーズのレギュラーメンバー中、一番風当たりが強いのはハルクだろうねえ。あと、ファンタスティック・フォーなら、明らかに人とは違う外見になってしまったシングも相当言われている。実のところ、理屈も完全に差別を払拭する材料じゃないからね。アベンジャーズも差別されにくいだけで、超人というだけで辛辣に接する層もいないわけじゃない。市民から見たミュータントやヒーローへの距離感や辛辣さを描いた作品と言えばマーベルズ。性質上、そういうのを見たい方は是非!と言えない暗部だけれどね。まあハルクやミュータントのもっと現実的な問題を語ることにして、とりあえず長くなったし、ここは」

S「後編に続くってか」

F「そうそう。ああ、あと、アベンジャーズのメインメンバーの中に、ミュータントとしての差別虐待を受けた非ミュータントのキャラが居るぞ。無能力時代、紛れも無く只の人だった頃に。つまり、ミュータント差別の経験者」

S「え? マジで!?」

F「結局のところ、ミュータントと比べたらアベンジャーズは……と、ミュータントがアベンジャーズの盾になっているふしもあるんだよな。なんとも、重いし辛い」