日々雑談~5781~

 西暦2000年、プロレスリング・ノアが出来て、DDTでは蛇界転生が幅を利かせていた時代。この時代の俺が「ノアに武藤が入る」って聞いたら「マジか!?」って喜んで、「DDTに秋山が入る」と聞いたら「なんで?」ってなるだろうな。まあね、ノアに何が起こるか知らんので、無邪気に三沢と武藤の邂逅に期待するだろうしね。DDTと秋山は、どう考えてもそこに行き着かねえだろうな。頭から煙が出るくらい考えても、たぶんわからんでしょう。

 漫画界に例えたら、鳥山明がサンデーやマガジンで新連載を始めるくらいに凄いことなんだけど、プロレス界の地殻変動がいかんせん派手なせいか、驚いているけど、腰を抜かすほどにはいってない感じ。本当だったらひえええ……と椅子から崩れ落ちてもおかしくないほどの話なんだけどね。

 実際今、業界トップの新日本プロレスが自分のとこの選手とフリーや外国人のレギュラー選手で十分回せる状況なので、そりゃあ今の新日本の枠外にいるレスラーはどうするかって話よね。元新日本の武藤ですら、おそらく今の新日本の流れに無理やり入れるかと言ったら難しいでしょうしね。新日本に追いつき抜かそうとしているノア&DDTが、こうして枠外の優秀なレスラーを集めていくのは、至るための手段の一つ。追い抜こうとすることへの本気さが、今日改めて理解できたわ。

日々雑談~2240~

11月23日後楽園DDT

 プロレス見てきて、活力注入! 久々の後楽園ホールでのプロレス鑑賞、しかも今日は「後楽園だと地形効果が付くよ!」と攻略本に書かれるレベルで安定性があるDDTの大会。いやあ、安定性とクオリティ、共にハイレベルな興行でした。選手だけでなく、セコンドやレフェリーといったスタッフ全員が一丸となって“面白さ”へと向かい、リングだけでなく会場全体を意識した結果、後楽園全体が想像力のキャンバスに。路上プロレスで鍛えられた、視点の広さは伊達じゃない。

 後は、出る選手とカードの取捨選択の計画性ですかね。云年前に同じ後楽園で某団体の興行を観たことがあるのですが、選手の飽和と高齢化で、興行の大半が3人タッグマッチもしくはソレ以上の人数による試合になってまして。タッグマッチは人数が増えれば増えるほど、選手の消化だけでなく個々に休むタイミングが出来るのです。あと、試合が30分をゆうに越えるので、観ている方が疲れてくる。個々の見せ場も少なくなるし。多人数での試合にも名試合はあるのですが、それだけで興行を作るのは、ただテーブルから溢れるほどの大盛りメシを用意されるようなもの。美味いというより、食っていて飽きる。正直、後半の試合、こっちの体力がついていけず一部寝てたもの。
 その点、今日のDDTはシングルマッチをテーマにして、飽きの来ない攻勢+ちゃんとした時間配分をしていて良かったねえ。見事なフルコース。終わった後も、ちょうどいい腹持ちというやつです。

 真摯さと計画性を持ってして、完成度の高い興行が出来るプロレス団体。それが、DDT。昔からプロレス団体としては、良い意味で異端であり、業界から理解されにくい特別さをもつ団体だったのですが、それらが上手く昇華されて現在に至っております。いやいや、スケジュールに合わせての観戦だったけど、DDT観れて良かったわー。後楽園の椅子も柔らかくなってて、観てて楽だったし。もうちっと、積極的にいろいろなトコの興行観に行くようにしよう。見い出したものを、自分自身のやってることに流用できるってのもあるしな!