日々雑談~5722~

 なんというかさ、今年ずっと閑散としていた映画館に人が集まってるってだけで嬉しいのよ。どんよりしていた状況を照らす、ほのかな光って感じで。様々な業種でこんな光が見えるようになった時こそ、コロナの収束なんだろうね。
 そして映画の内容も凄く良かったよ。鬼殺隊の柱の一人、炎柱の煉獄杏寿郎を文字通り柱とした物語。煉獄さんのキャラがまたいいんだ。炭治郎たちだけでなく、観客も、つまりは誰もが惚れる男。そんな男が物語の柱なんだから、そりゃ面白いに決まっている。アニメならではの演出や描写や声も極上。上映後、すすり泣きが聞こえてきたけど、そりゃね、俺も危なかったですよ。つーか、泣いても良かったかもな。
 欠点というと、ガルパンやタイバニにあった3分でわかる◯◯みたいな前説がないままポンと物語が始まることぐらいかな。でも、あれだけ流行ってて、この間、2週連続地上波をやったばかりなので、無くてもいいのかもしれない。

 そういえば、ちらほら品切れも出ている入場者特典の煉󠄁獄零巻ですが、この辺り(田舎)ではまだもらえましたね。もし欲しいなら、都会よりもちょっと離れたところのほうが狙い目かもしれません。でも、なんか感触的に、田舎でも今週末まで持ちそうもないような。週末は危うくて、来週はまずアウトだろうなあ。

日々雑談~5721~

 鬼滅の刃の勢いがあるのはわかってたけど、それでも三日間で46億ってアンタ……。第一作目のアベンジャーズ(36億)やインフィニティ・ウォー(37億)でも、40億の壁を超えられなかったっていうのに。X-MEN系列のトップとトップクラスなデッドプール(20億)とデッドプール2(18億)を合わせても追いつかないって、どんだけよ。
 しかしこう、数字で見ると、日本でもジョーカーは超大ヒットだったんだな。R指定ヒーロー枠の二番手デッドプールや、DC映画の二番手ダークナイト・ライジング(19億)と比べても、ダブルスコア以上の大爆発だぜ。こりゃまたスゲエな。

日々雑談~5715~

 最近、どうも更新ペースに遅れが出ていて申し訳ないです。急用や寝落ちがどうにも重なってしまい……なにか、しっかりとした張りを用意しないとまずいのかもしれない。

 

 フジの土曜プレミアムで鬼滅の刃の総集編やってましたが、アニメとしてのハイクオリティは当然として、実に間が心地よいアニメでしたね。アクションにも会話にもBGMにも、見ているこちらの目を惹き付ける間があり、魅せる工夫があるわけで。例えば、剣で相手を切るシーンでも、切った瞬間に炭治郎の意志の強い目が映ればこちらにも力が入るし、切られた手鬼のあっけにとられた顔が映ればおおっ!となる。改めてこうしてアニメを見ると、こりゃあ売れて当たり前よね。漫画も漫画で、アニメとは違った魅せ方をしているし。いやあ、来週が楽しみだ。

 

 FGOの邪馬台国イベント、新選組局長として芹沢鴨が出てきたけど、いいデザインしてるよなあ。実際の近藤勇の面持ちに似せつつ、そこに傲岸不遜のイメージを追加、Fate風に言うならオルタ化。そこに芹沢鴨のイメージたる鉄扇をもたせ、分かる人にはひと目で分かる工夫もプラス。こうさ、見て分かるって気持ちいいよね。

 新選組の局長と言えば(諸説あるものの)、近藤勇と芹沢鴨。芹沢でなく近藤一人が局長となったことが、新選組にとって大きな分岐点となったのは、史実に様々な創作含め間違いないことでしょう。誰か、本当だったらこの二人の上にいるはずの取りまとめ役だった、殿内義雄※にも優しくしてあげてください……。

※殿内義雄 後の新選組となる壬生浪士組において、幕府より取りまとめ役を命じられた事実上のトップの一人。もう一人は、家里次郎。ただ命じられたものの、強力な権限も腹心もない状態で、既に派閥を持ってた近藤や芹沢の上に立てという無理ゲー状態。主導権争いの末、殿内は近藤たちに暗殺され、新選組(壬生浪士組)の粛清者第一号となる。家里もその後、切腹を強いられ死去。やはり、無理ゲーすぎた。