日々雑談~2162~

 本日所用のため、ちと軽めの更新にさせていただきます。
 とりあえず、明日辺りには映画デッドプール感想~バーリ・トゥードver #2~をアップできそうです。鉄は熱いうちに打て。週末までには#3まで漕ぎ着けたいところです。

 映画デッドプールに出ているキャラは、デッドプール創世記のキャラが多めな結果、最初期にデッドプールを担当したライターであるファビアン・ニシーザやジョー・ケリーが生み出したキャラが大半を占めております。そんな中、ぽっかり浮いているのがネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドとエンジェル・ダスト。この二人は、コミックスではデッドプールと極限まで無関係。ニシーザやケリーのラインからも外れております。そしてこの二人自体も面識は特に無いのですが、製作したライターに一つ共通点があったりします。
 ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドはグラント・モリソン。エンジェル・ダストはジェフ・ジョーンズ。二人とも、今現在DCコミックスの屋台骨を支えるライターが考案したキャラとなっております。日本で出ている本もバットマンやジャスティスリーグが主なのでイメージ薄めですが、ジェフ・ジョーンズもグラント・モリソンもマーベルコミックスにてX-MEN系の作品を担当している時期があったのですよ。

日々雑談~1754~

 ま、待った! アニメもそうだけど、最近マンガも新進気鋭や話題作が多くて、手が回らん! ひとまず、明日にはどうにか本屋に行って僕のヒーローアカデミア1巻を探さなければ! 発売日から品切れ報告多数な状況なので、いっそ重版を待ったほうがいいかもしれないけど……それでも! 探すだけの価値はある!

 少し前の話ですが、邦訳バットマン:インコーポレイテッドを購入しました。バットマン、世界を駆ける。目的は、バットマン株式会社の設立!? 始まりは日本、バットマン・ジャパン、死神男、ゴリラ博士! 桑田次郎版バットマンの血を受け継ぐヒーロー&ヴイランが次々と登場! バットマン・ジャパンに関してはヒットマン2巻の奇天烈アメコミキャラ事典でも取り上げております。現状、衣装はバットマンでもベースは月光仮面や怪傑ハリマオを彷彿とさせるミスター・アンノウン(不詳紳士)なバットマン・ジャパンことジロー・オサム。次に出る時の彼は、月光仮面やハリマオのイメージより、ちょっと時代が進んでますよ?
 入り口のバットマン・ジャパンはかなり取っ付きのいい作品なのですが、最終的にトリップ感あふれる方向性に突き進んでいくのは、良くも悪くもライターであるグラント・モリソンの癖。ンモー、モリソンさんまたメタファーやオマージュをバリバリ使って、神話作ろうとしてるよ。
 しかしバットマン:ブルース・ウェインの帰還におけるバットマンIN原始時代の時にも感じていたけど、最近のグラント・モリソン作品、入り口が分かりやすいというか面白くなるに決まってるだろう!な作品持ってきてるような? いきなり壮大な神話になるのではなく、かろやかにステップを踏みつつ、空の彼方に歩いて消えていく感じで。
 合うか合わないかが結構別れるタイプの作者さんだとは思いますが、合えばホント、魅惑のモリソンワールドよ。