日々雑談~6646~
【カルデア広報局より】
2019年7月4日(木)18:00より期間限定イベント「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」を開催予定!
イベント限定の「★4(SR)長尾景虎」をゲットしよう!詳しくは→https://t.co/IxLHKl2VbI #FGO #FGO4周年 pic.twitter.com/jIl2DswS9O— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) 2019年7月3日
つ、ついに来やがった……ランサー 長尾景虎! アヴェンジャー 魔王信長! そしてバーサーカー 森長可!
長尾景虎が配布なのはよかったが、魔王信長と森長可は期間限定ガチャという辛さ。森長可は手に入りやすい星3だが、運が悪けりゃ星3だろうが手元に来ない。実際、ユガ・クシェートラピックアップ2を結構引いてる管理者の手元に星3のアスクレピオス来てねえもんな! アスクレピオスは恒常のストーリー召喚に追加されるとはいえ、そもそもストーリー召喚はなかなか引かねえからなあ……。
魔王信長も欲しいものの、やはり絶対押さえたいのは鬼武蔵こと森長可。織田家随一の狂戦士として、数々の戦場や日常で彼が残したエピソードは各々でググってもらうとして、ものすごく面白いのにゲームやアニメにあまり出てこない戦国武将の一人。どうしても、弟の森蘭丸が目立つのよね。
本能寺後の織田家武将の行動だと神がかっているとしか言いようのない秀吉が目立っているけど、信濃からほぼ兵力の損傷なく美濃への撤退に成功している森長可も相当なもんですよ。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年7月3日
信濃撤退時に国人衆の人質皆殺し事件が起きているけど、アレは国人衆が離反かつほぼ交戦状態となったので、森長可でなくても殺すよなあと。実際、自分側についた出浦盛清は厚遇し、居城に殴り込んで拉致った木曽義昌の嫡男は安全圏に着いた時点で開放しているわけで。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年7月3日
注:居城に殴り込んで拉致った木曽義昌の嫡男
無茶苦茶に思えますが、鬼武蔵の逸話では日常茶飯事です。— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年7月3日
毛利という巨大な敵が背後にいたとはいえ安全圏が近かった秀吉と違い、本能寺の変により回りの味方が一気に敵もしくは潜在的な敵になったのが信濃にいた森長可。この状況で手早く美濃に帰還し、帰還後は即自分の足場を固めている辺り、やはり長可はただの狂戦士じゃあねえよ。同じ東国組の滝川一益は木曽義昌の領地の通行にだいぶ苦戦しているし、河尻秀隆にいたってはそこに至ることもなく生命を失ったわけで。まあ、信濃の森長可がハードモードだったとしたら、滝川一益(上野国=群馬)と河尻秀隆(甲斐国=山梨)は超ハードモードな場所にいたわけですが。むしろ、恐ろしく手こずったとは言え、滝川一益はよく帰ってこれたな。
信長や秀吉という大大名により、領地を切り取るのではなく与えられる官僚型の武将。信長配下の森長可はこのタイプの武将の魁であり、信長や子の信忠の腹心として働いてきたわけですが、逸話の破天荒さや本能寺後の嗅覚の良さは従来の戦国大名そのもの。天下統一事業により、増えていく官僚型武将と、減っていく独立志向の戦国大名。森長可はこのハイブリッド種だったのではないかなと。しかし、エリートとして育ってるのに、ホントなんで天然物の戦国大名らしいトコあるんだよ、コイツ……。