日々雑談~2350~

 主人公は死んだものの、その死も残したものも無為ではなかった。
 ケジメを付けなければいけない人間のトップランカーには、ケジメを付けさせる。

 グッドエンドやバッドエンドに突っ込みやすいガンダムシリーズの中で、ノーマルエンドに行き着く作品は珍しいんじゃなかろうか。そんな、鉄血のオルフェンズ最終回。本気のバッドエンドというのは、作中の人物の生死よりも、主人公たちの成したことが完全無欠な無駄だったり、何も遺せなかったりするパターンだと思っているので、多大な犠牲を払いつつも未来へと繋がったオルフェンズは、個人的にはノーマルエンドな終わり方。
 その一方、こういう終わり方だと転生モノでのベストエンドを目指したくなるけど、いったい何処でどうすりゃいいんだろうな。フラグが最終回近辺というより、もっとずっと前にある気がする。例えば「マクギリスと穏便に手を切る」っつっても、1部よりは後に切らなアカンだろうしなあ……。ううむ、こうやって想像するのも、結構楽しいな、やっぱ。鉄血のオルフェンズ、嫌いになれない苦味があるガンダムだったね。

日々雑談~2104~

今週の鉄血のオルフェンズ感想
「戦争っていやだなあ」

今週の真田丸
「戦はいやにございます」

 前者はアグレッシブに血まみれ、後者は昏く血を流し、平和の大切さを教えてくれる日曜の2作品。2期の噂があるとはいえ、近いうちにオルフェンズが終わって、このサイクルも崩れるのか。寂しくなるけど、そのぶん血の量は減るな。
 まあうん、真田丸も沼田城で頑張る矢沢頼綱メインにすれば、オルフェンズを補ってあまりあるほど血がドバドバと。こっからしばらくあの人、押し寄せる万の北条兵を皆殺しにするお仕事期に入るし……。

>一年前に三冊並んで、未だに一冊鎮座している日本語版クライシスを見ると「この田舎で二冊売れれば上等じゃないのかアレ」(内一冊は自分が購入)と思ったりもします。ある意味勇者? >価格も専門性も高い本のリスクを承知しつつ仕入れている、地元の普通の本屋

 買ったらそれまでの買い切りでないかぎり、書店には損失を軽減する返本という手段もあるので大ダメージにはならないものの……やはりせっかくやってくれているのだから、それに応えてあげたい!というのも人情。それに、一回ダメになると、その系統の本の取り扱い自体がねー、中々。
 自分の事情と照らし合わせながら、双方と上手く付き合っていくのがベストなのでしょう。窓口の広さも大事ですが、多さもコレまた重要なファクターです。