日々雑談~5732~

 やっぱ予想通り、アメリカ大統領選挙めっちゃ荒れてるな!
 結果の確定後も十中八九この状況は続くし、果たしてトランプもバイデンもこの状況を収拾出来るのか。この二人が駄目というより、史上に空想含めて、この状況を平和的な手段かつ即解決できる政治家っていないんじゃないか……? 

 

 一冊の週刊プロレスからプロレスの歴史を紐解いていく『有田と週刊プロレスと』の後継番組となる、『有田プロレスインターナショナル』が配信開始。事件や人物や団体にスポットライトを当て解説していく、有田と週刊プロレスとが入門編なら、大まかなテーマで男子に女子に時代も問わずプロレス界全体を参照していく有田プロレスインターナショナルは応用編。前作からの続投組の中では、同レベルの知識で有田を支えつつ、フリートーク寄りの方針転換にも適応できるケンドーコバヤシの存在感が強い。たぶん、週刊プロレス時代にゲストで来た時よりスペックを発揮できてる。しかしアシスタント役ポジションが倉持明日香からケンドーコバヤシに代わるって、そんなんある!?って代わり方だな。

 ペイントレスラー回と髪型回を見ましたが、これは確かに応用編。紅一点が消えたことと、フリートークとしての色合いが濃くなったことで、飲み屋のオッサンの会話感が増してるので、これをまず受け入れられるかどうかだろうね。週刊プロレスが番組だとしたら、インターナショナルはロフトのトークショーっぽい感じ。これはこれで好きだし、週刊プロレス同様、数をこなしていくことで慣れていくところもあるんだろうね。

日々雑談~5653~

 作業用に流していた有田と週刊プロレスとが『天龍源一郎、馬場に初フォール勝ち!』回(シーズン3 エピソード7)。ものすごくざっくり説明すると、当時ブームだった前田日明率いる第二次UWFの東京ドーム大会、その同日におこなわれた全日本プロレスの興行にて天龍源一郎がジャイアント馬場にフォール勝ちした件です。この時の天龍のコメントである「今日の勝利はドームより重い」は名言となり、このフォール勝ちが後に「ジャイアント馬場とアントニオ猪木の二人にフォール勝ちした唯一のレスラー」の称号に繋がることになります。

 いやしかし、この時期の馬場さんは既にご隠居ポジの大御所“馬場さん”に近い状態。天龍はそんな馬場さんに、シンプルな危険技パワーボムでフォール勝ち。有田と週刊プロレスとでも「やっていいんですか!?」といじられてましたが、個人的見解としてはいいんじゃないかと。だって、フォール負けしたはずなのに、試合後の馬場さん、超上機嫌ですし。かつて鉄人ルー・テーズと試合した際、自分が攻めたシーンよりも、テーズの必殺技であるバックドロップを見事に受けてみせたシーンを誇っていたように、馬場さんが重要視するのは受け。天龍のパワーボムが炸裂したシーンで見せている馬場さんの受けも、実に見事。技が上手いというより無骨な天龍、そして巨人体型の馬場さん。この状況下で見事に受けてみせた以上、それはもうピンフォール負けしつつの勝ちでしょ。

 馬場さんは徐々に全日本プロレスの第一線から退いていくものの、時折やらなければいけない状況で垣間見せる顔はやはり一流。そしてやり遂げた後には、やってみせたという自負がある。この秘めたナイフを研ぎ続けている感じ、ラスボスというより、裏ボスっぽいよな。

日々雑談~6673~

 その語り口は他分野にも流用できる、「有田と週刊プロレスと」にて、ついにWJがテーマとして取り上げられることに。WJとはなんぞや?な方は、是非番組を見て学んだ後に忘れてもらうとして、俺のようにWJがテーマと聞いただけで「あー……」となってしまった人は、本当にヤバイところを避けつつ、そつなくトークをこなす有田哲平の凄さに感心しよう。WJは笑えるとこだけでなく、ガチでヤバいとこも沢山あるので、そこはちょっと触れられないわけで。有田さん、上手く避けとるわ。

 しかし、長州力ファンにとっては黒歴史なものの、そうでないプロレスファンにとっては、WJは笑い飛ばすor反面教師のどっちかなので、おそらく黒歴史ではないんだよな。どうしてこうなったとしか、言いようがないわい。