日々雑談~5858~
「三沢さん起きてくれ」最後のバックドロップかけた男、12年の死闘…2009年6月https://t.co/5K4tu928XD
この事故はノアだけでなくプロレス界に大きな影を落とすことになったけど、斎藤選手があれからずっとリングに上がり続けていることは、いわば一つの光ではないかと。— 藤井三打 (@nikuzousui) December 13, 2021
ちょうどタイミングよく読売新聞の紙面でも読めたのですが、三沢光晴という男のあり方、齋藤彰俊のレスラー人生、12年前から今日ここに至るまで、そしてその先にも目を向けた良い記事でした。三沢さんがもしもの時のために遺した言葉がある以上、きっと今の齋藤さんのあり方は間違っていないはず。そしてその一方で、知人との会話の中とはいえ、既に三沢さんが、自身に不慮の事故が起こった場合のことを真剣に考えていたのには、やはり深い悲しみが。あの当時の三沢さんは、傍から見てわかるくらいにコンディションが悪かったので。自身の体調の悪さを自覚していなかったとはまず思えない以上、おそらくこうなる可能性を察していた部分もあったのではないかと。三沢さん没後のノアの状況を見るに、おそらくわかっていても、自身が矢面に立ち続けるしかなかったのでしょう。だからこそ、本当に悲しい。
12年前はもうこのサイトやってたよな? と思い出して探してみたら、ちょうど三沢さんが亡くなったニュースを聞いた時の記事が。こっ恥ずかしいくらいに文章が若いのはさておき、本当にね、信じられなかったんだよね、当時。まだ詳細が分かってない時は、いったいどんな危険なバックドロップだったんだ! とか、何やったんだ斎藤!? とはなったけど、詳細をいざ知ったら、これはそういう問題じゃなかったんだなと。たとえタイムスリップできたとしても、一個人で解決できる問題ではないし、避けられる悲劇ではなかった。だからこそ、斎藤さんがすべてを受け止めつつ、現役レスラーとして活動し続けてきたことは、やはり悲劇の中にある救いだったのだと思うのです。