日々雑談~2103~
街の本屋でフラッシュ:ローグズの逆襲を購入。出来ることなら、価格も専門性も高い本のリスクを承知しつつ仕入れている、地元の普通の本屋で買ってやりたいと思った結果、時間がかかってしまった……原書持っている上に、既に読み込んでいなければ耐えられなかったぜ。
タイトルはローグズの逆襲ですが、わりと今巻、フラッシュにとって大事なものである“ゴリラ”を随分と補ってるよなあ。徹頭徹尾ではないものの、ゴリラにはじまり、ゴリラに終わる。フラッシュ(バリー・アレン)とゴリラの関わり、それは幼少期サファリツアーにて、ゴリラに襲われた時から。一歩間違えればギャグのような因縁ですが、実はこの事件こそ今後の重大な伏線となるので、よければ覚えておいて下さい。真相を知った時、素で「えー!?」となったぞ、俺……まさか、まさか!?
あと個人的には、元ヴィランでありながらヒーローになろうとするパイド・パイパーも注目大です。スタイリッシュなアイテムに能力、そしてすれ違いになりかける恋愛。邦訳でゲイ設定のキャラが出てくることはあっても、実際こうして同性愛をじっくり描くシーンがあるのは、珍しいんじゃなかろうか。
改めて読むと、リスタートにあたって、フラッシュに必要なものが一気に集まっている本よねえ。