日々雑談~3505~

 デッドプール2に触れることが出来なかった、可愛そうな子どもたちに愛の手を!
 撮り直しのシーンがある時点で観ないという選択肢がお亡くなりになってしまったので、どうにかして観るしかないのである。日本でも期間限定の公開、もしくはソフト化もあると思うんだけどね。

 ところでコレ、過激シーンを減らすことで、中国での上映も可能にする一手だったりするのかねえ……中国市場を考えることで表現が柔くなったら元も子もないけど、現在トップクラスの映画市場である中国にアプローチしないってのも勿体無い。

 なんだかんだで、ヒーロー映画なら1億ドル以上の儲けが狙える中国市場。ヴェノムも中国で2億ドル以上儲けることで世界的ヒット作の位置までたどり着いたわけで。ヴェノムは全米がイマイチ振るわなかったけど、これだけの成果を出せば、続編アリで進められるでしょう。炎上発言の結果一夜にして全てを失う中国市場の極端な振れ幅や、ヴェノムの続編で出す気満々のキャラがR指定すぎて規制とのかみ合わせ超悪いという、不安材料も無いわけではないですが。

 どんな作品もシリーズも、上手く続いてくれればいいんですがね。しかし今年は、アメリカでバカ受けのブラックパンサーに中国で売れたヴェノム、そして大御所アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーと、将来に繋がる興行データーが取れそうなヒーロー映画がたんとあるなあ……。

映画デッドプール2~もう一人の○○~

 映画デッドプール2のDVD&Blue-ray発売記念ということで、映画に関わる小ネタを投入。
 もう流石にネタバレを警戒する時期ではないと思いますので、今回はオープン仕様にさせていただきます。

 

 

もう一人のX-Force

 デッドプールのリクルートにより、X-Forceとして集結。そして華麗に散っていった男たち。ベドラム、シャッタースター、ツァイトガイスト、バニッシャー……有名無名にブラッド・ピットも混じった彼らの共通点はミュータントであること、そしてコミックスにてX-Force在籍経験があることである。でも、全員が同時にX-Forceに在籍したわけではない。ケーブルの手で鍛え上げられた若手ミュータントたち、ウルヴァリンがX-MENにも極秘で結成した暗殺チーム、名声と金を得るために無断でX-Forceを名乗ったミュータントの集団……X-Forceと呼ばれるチームは複数あり、彼らはそれぞれ別々のX-Forceに所属していた。

 ケーブルはX-Forceの創設に関わっており、その後出来たX-Forceにも複数回参加。ドミノやデッドプールもX-Forceの参加経験者である。そんな中、近年X-Forceに参加したキャラクターがデッドプール2には出演している。それは、コロッサスである。

 X-MENにおける主要キャラの一人であり、本隊在籍のイメージが強いコロッサスも、実はX-Force在籍経験者となる。上記画像のようにケーブルやドミノと一緒に組んでおり、ここにデッドプールが揃えば、コミックス版デッドプール2なメンツとなる。もっともデッドプールはこの直前に存在し解散したX-Forceに所属していたため、結果的に三人とは入れ違いになっている。

 このX-Forceとしてのコロッサスの姿を知っていると、デッドプール2でコロッサスがデッドプールを助けに来たこと。ラストシーンでデッドプールやケーブルと共に歩く一方、そこからX-Force在籍経験がないネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが離れていたこと。コロッサスがX-Forceに加入する光景が予感できること、デッドプール2のクライマックスからラストシーンの見方が少し変わってくるだろう。

 これは完全に余談だが、実は映画公開前、デッドプール2にツァイトガイストが出ると知った瞬間、彼が出オチのように死ぬことは予感していた。なぜならコミックスにおける彼もまた、初登場回が死亡回となった、ある意味出オチキャラだったのだ。

 最初で最後の活動シーンや回想や生前のエピソードである程度キャラは立っているものの、名前を聞いた時パッと出てきたキーワードは出オチであり、当時彼に関する話をボカしていた理由もキャラ紹介がネタバレに繋がるという警戒からである。そしてその勘は的中したものの……他のメンバーも出オチに引きずり込まれるとこまでは、大惨事すぎて予想できなかった。

 

 

もう一人のピーター

 デッドプール2のどうしてこうなった!要素の一つであるピーター。

 映画でポン!と生まれたキャラで、コミックスにおける云々もあるわけなく、特に何も書くことのないおっちゃんと言ってもいいものの……彼のピーターという名前にはちょっとだけ注目してみたい。ピーター(Peter)は一般的な名前であり、若干スペルは違うものの、フランスではピエール、スペイン語ならペドロと多彩な読み方を持つ名前でもある。マーベルにおけるピーターと言えば、スパイダーマンであるピーター・パーカーが有名だろう。だが、このデッドプール2にはもうひとり“ピーター”がいる。それは、コロッサスである。

 またコロッサスかよ!?と思っても、どうか話を聞いてほしい。まだ二回目なので、天丼には至ってないはずだ。
 コロッサスはコードネームであり、本名はピョートル・ニコライビッチ・ラスプーチン(Piotr “Peter” Nikolaievitch Rasputin)。ピョートルはロシア語圏におけるピーターであり、つまりはコロッサスもピーターということになる。特にどうということはないと、書いてる当人が思うくらいどうということはないが、頭の片隅にでも入れておいてほしい。

 ロシア出身のコロッサスの名前に入っている、ラスプーチンの6文字。コロッサスは、帝政ロシア末期に名を残す怪僧ラスプーチンの子孫である。おそらく、ラスプーチン大活躍なFGOの第二部をコロッサスがプレイしたら、嫌な汗が出ること請け合いである。

 ラスプーチンの怪しいイメージと鋼鉄肉弾戦なコロッサスのイメージはいまいち一致しないが、コロッサスの兄弟であるミハイル・ラスプーチンや妹のマジックは、それぞれワープやブラスト、魔術を使いこなすと、怪しきグレゴリー・ラスプーチンのイメージに近い。

 こう見ると、むしろ肉弾戦が主なコロッサスが一族の中では異端に見えてくる。なお、コロッサスにミハイルにマジックは、全員能力は違えども、強力なミュータントである。このラスプーチンの一族は、とてつもなく強いのだ。

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日々雑談~3447~

 燃え尽きたぜ……真っ白によお……。
 これで一区切りはついたはず。というわけで、申し訳ありませんが本日の更新は軽めで。
 気力がもう無いものの、最近の更新の傾向はよくないということで、今後のことをいろいろ考え中です。

 つーかほら、ついに出たしね! 何をやりたいのか……そりゃあ当然、コレってもんよ。

日々雑談~2421~

 台風どうなってんだよと疑いつつ、体内時計の調整も含めて、今日はもう寝るしかない。朝方にしておかないと、明後日ヤバいからね!
 コミケ視点で見ると、前日設営や西からの前乗り遠征組に影響がありそうだったんだけど、こんなにスピードが遅いと、東北から来る人たちにも、影響があるんじゃないか……。もう、様々な方の無事を祈るしかないです。

 

 そんなわけで、こちらでもヒロアカ超面白かったよという宣伝を。付き合いで観てくれた、ヒロアカ未見の管理者も「必要な情報は教えてくれたし、面白かった」と高評価だったので、ここからヒロアカに挑んでみてもいいと思う。今の所、今年の映画のベストスリー、特にヒーロー部門なら代表になりかねない勢いなんだけど。アニメや「造り手側のファンへの理解」という選び方なら、マジンガーZ / INFINITYとも並ぶ。ワンオフなポジションってことで競合のしようがないピーターラビットとはまず争わんけど! あのウサギ、どんなヴィランよりも俗っぽい邪悪さがあるよね。

 デッドプール2? デッドプールに関しては、正常な評価が出来ないので、殿堂入りということにさせてください。デッドプール2がクソ映画だった場合でも、ゲラゲラ笑っている気がするもの。結果がどうなろうとも、デッドプールという時点で加点100億。いや、贔屓目抜きで面白かったんだけどさ!

日々雑談~2411~

 今日で今年も半分終了、下半期に突入かー……。長いようで短いような半年間、表や裏でいろいろとやっていたので、それなりに充実はしていた気がする。たぶん。

 あと今年の上半期は、ボンクラ映画ラッシュもあって、かなり週末映画館に足を運んでいたような。とりあえず、ぱっと上半期ベスト3を決めるとしたら、こんな感じかな。

 ヒーローの勇姿、復活、終焉。ヒーローをカッコよく描くというテーマを追求し尽くした一作。
劇場版 マジンガーZ / INFINITY

 一般的なイメージな可愛さに全振りせず、意外と殺伐としている原作を現代風かつ映画にした、オンリーワンのウサギ映画。
ピーターラビット

 ぶっちゃけ当サイト的には無条件で殿堂入りでいいですよね?
デッドプール2

 管理者とも相談しましたが、肉雑炊的ベスト3は上記3本です。ダブルロック様なジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルランペイジ 巨獣大乱闘も評価高いんですけどね。ジュマンジは、誰にでも汎用的に薦められるファミリー映画としてならば、今年という枠を取っ払っても近年トップクラスかもしれない。

 ゲームもそうだけど、今のうちに上半期に触れたものは纏めておこう。でないと、年末になかなか思い返せないし、今年のベストが下半期の作品ばかりになっちまう。