日々雑談~5924~

 ひとまず、フェニックスが飛行ユニットでなかったことに一安心。これ以上飛行ユニットが増えたら、もう対処のしようがねえぜ……。なんか対空能力が死んでたスクイレルガールや、対空能力が皆無だったシングに、対飛行ユニット向けの新スキルが追加されるみたいだけど。公式の映像だと、なんかシングがビューンと飛んでたよ。

 現状ハッキリしたのは、ジーン・グレイの役職がファイター(デュエリスト)であること。もともとファイター職は多いものの、ヴァンガードのエマ・フロスト、ストラテジストのウルトロンと来たら、そりゃジーンはファイターになるよなと。もっともジーンは万能寄りのキャラなので、調整すればどの役職も出来る感じではありますね。X-MENはヒーラーが現状皆無なので、ストラテジストのジーン・グレイも有り得るとは思ってたんだけど。

 プレイ映像を見て判断するなら、おそらくジーンは対空、対複数に優れた遠距離型。移動性能も高いので、高所からの奇襲も出来るタイプ。既存のキャラクターの中では、ムーンナイトが一番近いかな。機動力と隠密性のムーンナイト、火力のジーン・グレイってとこだろうか。弱点としては、HPがファイター基準なので、ガンガン攻めてくるシングやハルク、奇襲のプロであるアイアンフィストやスパイダーマンに狙われたら、あっさり落ちそうなところ。ただ、緊急離脱が出来る機動力はあるし、なんかプレイ映像を見てると、自動回復機能がついてそうなんだよな。なんだか、使いこなす自信は一切ないけど、敵にいたら死ぬほど厄介そうだぜ……。

日々雑談~5923~

 バクシンのバクシンに脳を焼かれて、ハルウララの有馬記念で頭を抱えつつ泣く。先日リリースされた英語版ウマ娘をプレイしている欧米圏の新人トレーナーを見ていると、なんだか自分たちが失ってしまったものを直視している気分になるよ。今ちょうど、無人島シナリオが「俺達強くなりすぎちまったんだ!」ってぐらいにインフレしているので余計に。

 あの頃に戻りたいが、手放して戻れるわけがない。なので、始めたての人たちの眩さを見て、じっと目を細める。それにしたって、シングレアニメで世界進出→英語版ウマ娘リリースの流れは鮮やかだな。ただ、始めも始めすぎて、チヨノオーもアルダンもヤエノもタマもいないけど。マーチとベルノは、ゲーム視点だと幻みたいなもんだし……。

 

 

 マーベル・ライバルズは南極基地で狂気山脈やってるヒドラや、様々な次元からアイテムや人を盗み出しているコレクターといった、既に明かされているシナリオの柱が複数本あったけど、今回はオーディンやバステトが恐れ、惑星クリンターで一度封じたはずのヌルが満を持して復活。ヌルとシンビオートに対抗するため、行方不明だったジーン・グレイが帰還。さらに、シーズン1にてドラキュラに敗れ、シーズン2の間、ワカンダでずっと休養していたブレイドが復活。ヘラもなにか企んでいるようだし、さてどうなるか。
 それはそれとして、ジーン・グレイが飛行ユニットだったらヤバいよな。何がヤバイって、現状のマーベル・ライバルズって、飛行ユニットのウルトロンが参戦したのもあって、飛行ユニット全盛期だし。対空能力が無いキャラは軒並みキツいし、拠点確保や回復が仕事のタンクやヒーラーはまだしも、対空能力が無いアタッカーの居場所は本当にない状況。ここでジーン・グレイが空飛んでたら、ゲームバランスが粉々になって払い清められて何も残らねえぜ。
 ブレイドも武芸十八般で何でも出来るタイプ=キャラクターとしての仕上がり方がわからないと、二人共どういう性能のキャラになるか、まったく読めねえわ。

X-MEN:アポカリプス感想

 遅ればせながら、X-MEN:アポカリプスを観て来ました。ファースト・ジェネレーション、フューチャー&パスト、新生X-MEN三部作の完結編となる本作。観た感想としましては、独歩ちゃんが「完成したんだよ、映画X-MENシリーズが……」と呟いてしまうぐらいの集大成。新三部作だけでなく、それ以前の映画X-MENシリーズで築き上げたものや、フューチャー&パストで歴史をひっくり返してしまった都合上やっておかなければいけない描写、そして過去作の小ネタと、物語的な要素もてんこ盛り。そして向上した撮影技術やジャンルの成熟により第一作のX-MENより目指していた理想が、アポカリプスとして形になった。シリーズの良い所を伸ばしつつ、一方悪い所も残っているものの、なんとか緩和するための努力もしつつ。シリーズと付き合ってきた人間にはたまらない最終作です。

 

 原初のミュータント、古代の神、数多の能力を内包する魔人。今作のヴィランである、アポカリプスの強ボス感よ。存在するだけで世界の脅威となり、複数のヒーローと単独で渡り合える強さ。このストレートなラスボスっぽさ、逆に新鮮。ここ最近はヒーロー同士のVSモノだったり、奸智計略を武器にするヴィランが多かったから……ストレートに悪いボスという意味ではデッドプールのエイジャックスも該当するんだろうけど、デッドプールは世界の脅威と戦うというより、野郎ぶっ殺してやる!な空き地の決闘っぽさというか、個人対個人で収まっている所もあるというか。あと単純に、エイジャックスの能力がデッドプールより多分下だよね? というのもあり。

 まー、とにかく、松平健が声を当てるだけの問答無用さはありますよ。スケジュールの関係で、今回観たの字幕だったんだよなあ。吹き替えの暴れん坊ミュータントっぷりも気になる……。

 

 今回の登場キャラは、日本でも馴染み深いキャラばかりです。具体的に言うと、テレ東X-MENやマブカプに出張っていたメンバー。誰もが人気キャラなだけあって、能力はシンプルに強力でビジュアルも元来特徴的なメンツばかりと、初見でもおそらくキャッチーよね。モブレベルのキャラはともかくとして、メインキャラには全員ちゃんと見せ場が用意されております。今作におけるクイックシルバーの高速描写は、アベンジャーズでの当人や他社の光速の男と較べても、群を抜いていると思う。あの余裕ある速さは、必見です。

 今までの映画では不遇だったサイクロップスも、新人ミュータントの一人として大活躍。コミックスでは弟なハボック先に出しちゃってどうすんだという疑問に対してのアンサーはというと、

ハボック「弟のスコットです」

 うん。こういうこと出来るのが、映画X-MENシリーズだ! そして、これでいいんだよ!

 

 映画X-MENシリーズは経験値を積み重ねる反面、ブランドイメージの固定化と作品数による観客の疲労と伸び悩んでいる面もあるのですが、このアポカリプスでは例えば過去作の映像を使うことで、過去に何があったのかを思い出しやすい、もしくは理解しやすいよう務めております。いやコレは正直、他のヒーロー映画でもやるべきだと思いますが。数年前の映画の話、ただぶっこまれても、人間そうそう覚えてないですしねえ。

 幸い、このX-MENのブランドイメージを補う作品として、新規層に強いデッドプールというスピンオフが生まれたので、経験値を活かすアポカリプス路線との両輪で盛り上がって欲しいですね。正直デッドプール、世間にX-MEN系の作品としてあんま認識されてないけど。
 まだイケる、X-MENシリーズはまだまだイケる。シリーズ最終作でありながらも、アポカリプスは今後のX-MENの未来に期待を持たせてくれる作品でもありました。

 

 以下ネタバレなので、一度隠しておきます。

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