日々雑談~5884~
つい外食だと、いつもの店に行って、いつもの料理を頼みがちだけど、もしかしてこれって勿体ないんじゃないか?
変わった料理とは一期一会かもしれないし、もしかしたらその変わった料理が人生どストライクの好物かもしれんぞ?
というわけで、最近は外食に行くと、知ってるけど食べたことのない料理orマジでこれなんだ?となる初見の料理を頼むようにしています。あと、最近はいろいろ国際色豊かな料理店が出来てるので、なるべくそういう店に行く傾向に。まだまだ、食ったことのない世界の料理はたくさんあるぜ!というか、まあ当たり前ですが、大半が未知ですね。世界は広い。
ちなみに今回取り上げる料理は、メニューで見かけて「マジでこれなんだ?」となった料理枠です。なお、行ったのはスリランカ料理店。スリランカもネパールやインドと比べると珍しい店枠でしょう。チャーハンの隣りにあったから、主食だろうぐらいの情報で。猿の脳みそクラスのゲテモノでないかぎりは、おそらく食えますしね。料理として売りに出されている以上、多少の情報とそれなりの覚悟があれば、たいていどうにかなります。
人生で食べたことない料理を食べてみようシリーズ:コットロティ pic.twitter.com/D9deWvS3f3
— 藤井三打 (@nikuzousui) June 9, 2024
別名コットゥ・ロティ。スリランカの料理。薄焼きパンのロティ※を細かく刻んで、野菜や肉と一緒に炒めた料理。
※ロティはカレーと一緒に食べたりする。ナンの無いスリランカにおける、ナンポジション。
パンと野菜の炒め物と書くとなんじゃこれなんですが、小麦粉の生地と野菜の取り合わせとなると、要はお好み焼きですよね。本場だと、鉄板の上でヘラで刻みつつ炒めてるのですが、その姿は、まるでもんじゃ焼きを作っている最中。もともとは、ロティを作る際の切れっ端をどうする?ってとこから始まっているのもあって、カテゴリー的には気軽なB級料理。頼んだ時はビクビクでしたが、席に来た瞬間、これは気軽に行けると、一気に安堵しました。
柔らかく炒められた野菜に、パンの香ばしさ。ここに別添えのチキンカレーをかけることで味変も可能。いやあ、これは当たり。国境の壁すら越える、気安さがいい。もんじゃ程にしゃばしゃばでもなく、お好み焼きほどふわふわではない。もんじゃとお好み焼きの中間点は、スリランカにあったんだ。
いやあ、満足満足でした。そもそも、チャーハンもスリランカ式となると、果たしてどう仕上がるのか。また今度行ってみよう。