日々雑談~2281~

 管理者と、去年(2017年)の映画でベスト5を抜き出した場合どうなるのかという雑談を。
 そもそも去年の映画ってどんなラインナップだったっけ……と互いに思い出しつつ話し合った結果、自分のベスト5は以下のようになりました。

・キングコング: 髑髏島の巨神
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
・マイティ・ソー バトルロイヤル
・仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
・レゴバットマン ザ・ムービー

 なお、これらは順不同。1位から5位の映画ではなく、良かった映画を5本抜き出した形です。こうやって書き出してみると、ヒーロー物が多いね。ちなみに管理者もだいたい似た感じですが、管理者versionはレゴバットマンが抜けて、代わりにパワーレンジャー。結局ヒーロー物だな!

 うーむ、あえてベストを抜き出すとしたら……ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスかな。同じMCUシリーズでノリも似ているマイティ・ソー バトルロイヤルとどっちにするか悩みましたが、前作よりコミックスとの二人三脚が上手く行っていること、それと同時に映画が面白くなるよう思い切った設定改変もしているというバランス感覚の良さを評価しました。
 スターロードやロケットやグルートのような「高い可能性はあるものの、出番のなかったキャラ」をコミックスと連動した大プッシュで人気キャラに押し上げたのも、コミックスでは惑星スパルタクスの王だったスターロードの父親を、ボスキャラに相応しい迫力を持つ惑星エゴに変更した思い切りもスゲエよ。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーは作品としても面白いけど、それとは別に実写化に際しての優れたシステムや手法の分析対象にすべきじゃないかな。

 番外は、ガールズアンドパンツァー最終章と破裏拳ポリマー。ガルパンは最終章の第一話という特殊なポジション、つーかここで入れたら、延々2018年以降のベストがガルパンで埋まりかねない。ポリマーはクライマックスの数分が100点満点で100万点ぐらいに盛り上がるという、評価に困る良さを持ってることですかね。ベスト5みたいな状況下だと、こういうの超入れにくい。でもクライマックスを観て欲しい!という気持ちがあるので、ここは番外として紹介。

 2017年は結構映画を観に行ったというか、ここで紹介していない当たりも多い年でした。2018年はどうなるかなーというか、もう新年一発目は観てきたのでした。キングスマン:ゴールデン・サークル、面白かったぜ! こういう映画が一発目だと、今年いっぱい期待が持てるってもんよ!

 

日々雑談~2345~

 時間がぽっかり浮いたので、キングコング: 髑髏島の巨神を観ておきました。モアナや超スーパーヒーロー大戦の影響もあってか、何時もは空いてる映画館も満員御礼。もちろん、キングコングも満員。席が取れない回もありました。混雑すると色々大変とはいえ、こうして盛況なのは何よりも良いことです。

 キングコングの感想としては……イメージビジュアルやポスターや予告。アレ、まんまです。おっ、怪獣がたくさん出るんだな。人類に逃げ場はないんだな。コング大暴れだな。これらイメージを観て思い描く印象が、そっくりそのまま出てきます。こうもストレートな映画って、そうそう無いと思う。

 世界観も制作も、ギャレス・エドワーズ版ゴジラ、通称ギャレゴジと繋がる作品なのですが、ギャレゴジの際に生じた「怪獣バトルが少ない」「見難い夜のシーンが多い」という意見を、しっかりフィードバックしている感じですね。怪獣バトルはもう無法地帯とばかりにガンガンやりますし、基本的に戦闘シーンは明るく見やすい構図。その上でちゃんと人間ドラマや夜ならではのシーンを組み込んでいるので、ギャレゴジの全てを捨てたわけではない。ギャレゴジの改良版の一つですね、キングコング。

 本当、イメージ通りの作品なので、予告やポスターにビビッと来たら、ぜひ観ておくべきです。パシフィック・リムにギャレゴジにシン・ゴジラ。近年の怪獣映画は、各々個性を貫き良作になっているんだから、実に素晴らしい話ですよ。