日々雑談~1651~

 HPのボタンの見直しや、長めのネタをやるためのツイッターアカウントの新規開設と、色々考えております。
 ……まあ、こういう裏方的な作業をしているとここに書けることがあまりないのですが。
 他に色々やることもあり、『X-MEN:フューチャー&パスト』も、今週末に見れるかどうか。しかしCMとかで使われている「アベンジャーズを超える最大のオールスター集結」の文言、制作会社が違うけど同じ出版社初だから許されるよね!という微妙なさじ加減のギリギリ具合ですね。プロレス的考察が、いくらでも出来そうな。こんなシビルウォー、こんなAvsX微妙に嫌だなあ……。

ランス9人気投票結果発表~!
 集計早! そしてわりと予想外してる!? 言い訳させてもらうなら、大筋は間違っていなかったものの、決定的な勘違いが数カ所あった結果、全体的にあれ?そんなに当たってないんじゃない?な予想に。いやー三人寄れば文殊の知恵だけど、ボンクラ二人じゃ足りなかったわ。
 ところで何故に悪徳政治家は、投票終了後に株をバク上げしてるんですか、アレ。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その9~

ディスクウォーズ:アベンジャーズ第9話!
船上での決戦、そして舞台は日本へ。キングコブラ、ディアブロ、ワールウィンドのようなOPにいない非レギュラー枠のヴィランはお縄に。てーか、キングコブラへの攻めがキツすぎて、死んだんじゃねえかアイツと思ってしまったよ! キングコブラ、ムジョルニアの一撃も全開くらってたし、本当にお疲れ様でした。サーペントソサエティは永遠です。
超人を管理するための法案、ロキの奸計から逃れた先は日本。カリフォルニア巻きは日本食じゃないよとトークした直後に、ニンジャが門番しているシルバー・サムライ宅が出たのは多分狙ってますよね? そのシルバー・サムライ(CV:西川貴教)とニンジャの日本感、全力でカリフォルニア巻き的ジャパンじゃねえか! そして多分、最初に顔見せしたサイクロップスやビーストに続く、ミュータントの登場。ミュータントのヴィラン、X―MENのヴィランとするなら、シルバー・サムライが初ですね。
おそらくシルバー・サムライは来週以降大活躍なので、今回は少しだけ原作に没入。今回ロキが成立した法案に似てるよ!?と色々な人がツッコんだ、超人登録法についての解説です。アメリカ版スーパーヒーロー大戦、シビル・ウォーのきっかけともなった法案自体にスポットを当ててみました。トニーさんの、雇ったヴィランに自分を襲わせての自作自演やヴィラン大量雇用やヒーロー投獄とかの行為はスルーしてですね、ハイ。

 

超人登録法

正義VS正義

正式な法案名はスーパーヒューマン・レジストレーション・アクト(超人類登録法)。この法案が連邦議会を通過したため、合衆国に在する全ての特殊能力を持った人々は政府に正体も含めた個人情報を登録し、SHIELDや政府の為に働く義務が生ずる。登録すれば国から給与も支給されるため、有り体に言えばヒーローの公務員化である。
この法案を推し進めるアイアンマン(トニー・スターク)と、法案に反対するキャプテン・アメリカ。二人の巨頭がそれぞれ別の道を選んだ結果、ヒーロー達は登録派と反対派に分裂。争いは激化していき、ヒーロー史上に残る内乱、シビル・ウォーが勃発することになった。双方の陣営に正しさがあった結果戦いは泥沼化してしまい、キャプテン・アメリカの死亡という最大の悲劇を招いてしまった。
そもそも法案が議会を通過した理由は、若手ヒーローチーム、ニューウォーリアーズとヴィランの戦いの影響で、コネチカット州スタンフォードにおいて600人あまりの人々が犠牲になった事件にある。登録法には若手ヒーローの育成プログラムも組み込まれており、悲劇を回避するための手段が多々盛り込まれている。また、ヒーローが公務員化することで、例えば戦闘中に壊れた物の保障などもやりやすくなる。
何より、この法案が通っていなかった場合、別に提出されていたもっと強烈に超人を縛る法案(脳改造手術なども含む)が代案として議会を通過していた可能性もあった。
一方、法案の不備としては、まず正体の登録や公表のようなアンタッチャブルな部分に触れているところがある。反対派の大半は正体非公表のヒーローであり、反対に賛成派の大半が正体を公表していると考えると、この問題の根の深さが分かる。最初登録側に属していたスパイダーマン(ピーター・パーカー)は、自身の正体を記者会見で公表するが、公表後に自分だけでなく家族も民衆やパパラッチやヴィランの悪意に晒された事により、愛する人を護るための秘匿の価値を知った。
そして登録法最大の不備は、正しい人間、清廉潔白な者により運用されるのが大前提となっている所にある。しばらく後、運用する側だったトニー・スタークは罷免され、代わりにノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)ら悪党が運用側のトップに立ってしまう。トニーはヒーローの正体に関する全てのデーターを破棄し、なんとかオズボーンからヒーローの正体を守り切るものの、最後のデーターの眠る場所、自身の記憶(シビルウォー周り全て)を喪失するハメになってしまった。また新人ヒーローを訓練するためのキャンプ・モハメドにも大量のヴィランが流入。カリキュラムには暗殺のような非人道的な物も組み込まれることとなり、理想は容易く瓦解した。
つまりこの超人登録法は、結果的に残念な物となったが、必要性も間違いなくあった。正しさが双方に存在した結果がシビルウォーという悲劇である。
激化していく前に止められなかったのかよ!?というのは正論である。実際に、それをもっと早く行っておけば! ここで分かりあえていれば!というタイミングが何度かあり、折衷案を生み出せる可能性もあった。だが、この戦いは政治的な思想による戦い、革新と保守の戦いでもある。新聞記事でもテレビでも2chでもTwitterでも、政治的話題の危うさはちらほらと見え隠れしている。分かりあえず熱くなりやすい話題、こういうものを正義同士の内乱の主軸においたシビルウォーのメインライター、マーク・ミラーは本当にイイ性格をしている。
なおこの法案はアメリカ国内の法なので、ディスクウォーズにおける他国への逃亡は超人登録法においても一番正しい回避手段である。よりによってアイアンマンが先導して逃亡したというのが、なんともこう皮肉めいたオチだ。

お知らせ

ようやく、山場を超えた……。最近更新も滞りがちでしたが、おそらく明日からは通常のペースに戻れると思います。今は気が抜けて、やることにすることもあまり思いつかない状態なので、一先ず床につきます。
ここしばらくは、ネットもほとんど追えない状況だったので、浦島太郎と行かないまでも、山奥程度には引っ込んでいた気分。さて、何から手を付けようか。