日々雑談~1948~

 もう夏コミ一週間前切ったのか……というわけで、こちら一先ず告知を。
 夏コミ3日目東“プ“-06bにて新刊Amecomi Katatsuki PUNISHER VS Kiritsugu Emiya~Side P~を頒布します。コピー本で頒布価格は100円。パニッシャー対衛宮切嗣という、対比されやすい直球カード。Side Pと銘打っているのは、シチュエーションや登場キャラや結末を変えたSide Eがあるよと言うことなのですが。現状ギリギリなので、こちら間に合うかどうか……。間に合わなかったら、夏コミ後、このサイトででも公開します。しかしこの2パターンの頒布は、コピー本でなければ難しい物。なるべく、実現したいですね。

 地上波アイアンマン3! 地上波ジュラシック・パーク! この、せっかくの地上波ゴールデンタイムでの洋画がかぶっている状況って、なんなんだろう……。共に話題性のある、地上波初放送と久々の古豪。どちらが視聴率を取れたのかは、少し気になるな。
 自分はアイアンマン3を流してましたが、なんだかんだで視聴は久々だったので楽しめましたね。春に出したディスクウォーズ本の元ネタの一つがアイアンマン3なので、それ以来……あんまり、久々で無い気がしてきた。
 映画アベンジャーズにて、未知の脅威を目にしたトニー・スターク。自分一人だけが知ってしまった脅威に、どう向き合っていくのか。全てを飲み込んでみせるキャプテン・アメリカや勇者であるソーや割り切れるホークアイではなく、トニー・スタークが見てしまったのが後々尾を引くことに。鉄条網に身を投げ出すのではなく、鉄条網に身を投げ出さなくても良い方法を考えるトニーにとって、全貌が見えない存在との邂逅は答えの見えない問題との遭遇に等しく。トニーを苛んでいた敵は、チタウリと言うより、漠然とした未知だったんでしょうな。地球を狙う敵が、チタウリだけって保証は、何処にもないもんなあ。
 アイアンマン3でこの苦悩には一区切り付けられましたが、真の解消はアベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンで描かれることとなります。でも、AOUで悩みより生じた絶望と希望が出てきて終わった感があるとはいえ、まだ根本的な解決には至っていないというか、コレはヒーロー続けている以上、永遠の課題だよなあ。
 

日々雑談~1941~

 夏コミ新刊一冊目が完成。パニッシャーVS衛宮切嗣がテーマなだけあって、書いているこっちもなんか心がすり減ったような。コピー本とはいえ、構想やネタや文字数は出来る限り詰め込んでみました。さあて、二冊目は何に……と言うか、手ぇ出せるかなあ。

 今週のアルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズは、みんな大好きリス回! 「なんかいつの間に居る?」なスクィールガール大活躍! 敵はショッカーにバトロック・ザ・リーパーにブーメランにグリズリーだ! なんだこのC級ヴィラン見本市! メズメロは……洗脳キャラとして結構頑張っているんだけど、その分、今回は洗脳に関する説明がすっ飛ばされて、若干分かりにくいポジションに。頑張っている辺りが、ウェブウォーリアーズ地上波放映ですっ飛ばされた辺りですしね。
 しかしこのC級勢揃いな絵面をやった次の回が最強クラスの戦闘民族インヒューマンズ回って、すげえ温度差だな!w

 いよいよマンガボックスにてアベンジャーズ/ゾンビ・アセンブルの連載が開始。第一話は短めですが、マンガボックスの性質上、小出しにしつつ掲載回数を増やすようにしていくんじゃないかと。
 今のところ、感じとしては映画アベンジャーズ準拠なマーベルゾンビーズ。もし今後、世界観を広げていくにしろ、まず入り口として世間への馴染みもある映画のメンツで揃えるのは良いこと。AOUエピソード0からのスライドというのもあるでしょうが、やはり認知度が高いのは映画のアベンジャーズですからねえ。
 あらすじでは誰かヒーローが感染することが示唆されていますが、一体誰が……ゾンビ化して脅威となるのは、元々のスペックが高いハルクやソーなのですが。悲劇の演出だと、一般人に近ければ近いほど、絶望世界のOPに相応しい効果が。誰がなるかで、この作品の今後の方向性が決まりそうな。うーん、そもそも絶望路線で行くのか、希望がある状況で行くのか、現状分からなすぎるな。前者ならそりゃオメエ、最終的に全員ゾンビよ。

日々雑談~1938~

 個人的に、今日はもうアカン!と思う暑さのラインは、扇風機の風が熱風になっている時。そして今日はそんなヤバい日でしたぬわーっっ!? 一応車内エアコンが使えるとはいえ、日差しが強いと車も殺人的な暑さになるんだよなあ。エアコンが効くまでの間は、外以上の地獄。皆様、水分補給は大切に、つーか腹を壊さない程度にはやり過ぎでOKです。乾きを見誤るよりは、ナンボかマシ。明日はもっと暑い予報とか、もう想像もできないわ……。
 
 夏コミ新刊なコピー本一冊目、AvsT~パニッシャーVS衛宮切嗣~の方、そろそろ纏まりそうです。しかしこの二人、パッと見のイメージは似ているものの、主義思考だけでなく、武器や相棒の選び方からして、意外と相反している部分も多いよなあ。もちろん、似通っている部分もあるのですが。そういう面を浮き彫りにするのが、当面の目標です。クロスする以上、なにか新しい物や視点を生み出してナンボよ。
 いやしかし、クロスというのは色々時系列や状況に違和が出てしまうのですが、なんとか薄めていくよう努力します。今回も装備や某キャラの登場時期的に、完璧はどうしてもなあ。最終的には、パラレルや別ユニバースで、なんとか納得していただければ……(弱気

夏コミに関してのお知らせ

 昨日は更新できず、すみませんでした。最近、様々な都合で少し忙しくなっておりまして。
 実のところ、今夏はおそらくずっとこんな感じのペースでして、今回の夏コミのオフセット新刊は無しです。正直なところ、例えば一本作り始めて完成に持ち込めるかどうかが怪しく、締め切りに間に合わず……なんて事も十分ありえます。小説の場合、数十ページ以上、中編クラスでないとオフセットは難しいですからね。
 なら新刊は出さないのか、答えはNOです。オフセットが難しいなら、別のやり方をすればいい!というわけで、夏はコピー本アラカルトです。短編の連作であれば、まず一冊作って、次に一冊と、いいところで区切れるので。それに金銭的にもローリスクな分、挑戦的な作品も作れる! というわけで、やれる範囲でなんとかやってみますので。目標は三種類!
 まず一冊目は、アベンジャーズVSX―MENことAvsXに倣っての、TYPE-MOONVSアメリカン・コミックス、TvsAとして衛宮切嗣VSパニッシャーを。
 魔術師殺しと処刑人、それぞれのターゲットであった悪魔の力を持つマフィア、ザ・フッド。フッドの策略により、殺しあう羽目になった二人は、果たしてどこに辿り着くのか。
 だいたいこんな感じの話となります。まずコレを短編として完成させて、出来る限り種類を作っていく感じで。VSだけではなく、+になるか&になるのか。続きは全て進捗次第。よし、やるか!
 

ぞんびぐらしな作品紹介~その1~

 今季期待のゆるふわ系日常アニメがっこうぐらし!がついに放映されましたね! いやもうどうなるか、わっくわくのドッキドキ。自分は未放映地域なのでネット配信待ちですが、是非とも本編を見つつ、客席も見るような感じで観たいですね! なんか管理者が「脚本陣のエクスペンダブルズっぷりな集まり具合がネタバレすぎる!」と言ってましたが、きっと彼、疲れているんですよ……。
 というわけで、前置きとはあまり関係ないですが、がっこうぐらし!放映に合わせまして、これから週イチでゾンビもの……ゾンビものかなあ!?という作品について、毎週このタイミングで紹介していこうかと。多分厳密にはコレ違うよね?という作品も、つーか第一回目からしてそんな感じなのですが、こまけえこたぁいいんだよ!精神で、幅広く、そして変化球を混ぜつつやっていきます。ゲーム、漫画、アニメ、映画……幅広く!

マーベルユニバースVSザ・パニッシャー(Marvel Universe vs. The Punisher)

Marvel Universe Vs. The Punisher

 早速一発目から、ゾンビものかどうか怪しい作品です。やはりウチの変化球といえば、海外コミックス。この作品に出てくるのは、ゾンビというより食人鬼。ウィルスに感染した瞬間、生者のまま食人衝動に駆られ理性を失っていく。体中に妙な刺青や人骨のアクセサリーをつけているものの、腐敗はなく死体でもなく。普通に首を切れば死にますし、心臓を撃てばお亡くなりになります。その後、頭だけで動いたり、むっくり起き上がったり出来るのは、あらかじめそういう能力を持っている場合のみです。人々が「ミート! ミート!」と叫びつつ襲い喰らい現代社会が破滅していく光景はゾンビものなのですが、腐敗やゾンビ自体の登場を問われると、少し厳しいかもしれません。先ほど言った通り、こまけえこたぁ(以下略
 犯罪者を狩るパニッシャーの標的、それはニューヨーク中のヒーローとヴィラン。ヒーローが自分の家族を殺したのではない、ヴィランが犯罪を犯したのではない。ヒーローは無数の家族を殺し、ヴィランは既に法の枠を超えている。肉を求め、NYに取り残された人々を喰らい続けている彼らを、処刑しなければならない。
 全超人VSパニッシャーのパニシャー・キルズ・マーベルユニバースとも、マーベルヒーローゾンビ化なマーベルゾンビーズとも違う本作。ただの人でしか無い男が、地獄以上のNYで食人鬼を狩り続けていく。既に世界は末期であり、アイアンマンもキャプテン・アメリカもマイティ・ソーももう居ない。孤軍奮闘という言葉がこれほど相応しい作品もなく。
 そして、そんな日常を続けるパニッシャーの元に訪れる、感染して狂っているしむしろ殺したはずのデッドプール、そして人を食い尽くし僅かな正気を取り戻したスパイダーマン。二人の来訪が、パニッシャーを更なる死地へと向かわせる。敵は食欲の一点において無数のヒーローとヴィランを配下にしたキングピン。キングピンの元にあるスパイダーマンの願いとは、そしてこの騒動の真実。原初の罪は、誰の元にあるのか。
 ライターはジョナサン・マベリー。ホラー界の重鎮でありベストセラー作家、優れたホラー小説やダークファンタジーを対象としたブラム・ストーカー賞の受賞やノミネートも数多い方です。そんな重鎮が描いた残酷な世界は、目を背けたくなりつつも離せないものがあり。実際自分も「マーベルゾンビーズ結構売れてるみたいですし、こっちも邦訳出したらウケるんじゃないッスかねー」と、以前がっこうぐらし!原作者の海法先生に酒の席で……まあ、これは置いておくとして。
 そして2011年、ジョナサン・マベリーはこの狂ったマーベルユニバースを描いた作品にて、ブラム・ストーカー賞にノミネート。だがその作品は、次作。時計の針は巻き戻り、感染初期。壊れ始めた世界にて、爪の男は生きるための戦いを続ける! そして更にそれより少し先、何故ヒーロー達の間にこうも感染が広がってしまったのか……!? マーベルユニバースVSシリーズ、それは三部作!
 というわけで、本日はここまでで。実はこの作品と三部作は以前紹介しておりまして、待ちきれない方はネタバレ全開ですがこちらこちらをどうぞ。そもそも、気が変わって来週別の作品を取り上げるよ!という展開もありえますので。いやまあ、流石に無いようには努力しますけど! とりあえず、暫くの間、お付き合いよろしくお願いします。これから先ちょっと忙しいし、まずはペース保てるよう努力せんとな……。