日々雑談~1922~

 ガンバライジングの高レアカードはスキャンすると特殊な演出が入る例があり、例えばドライブタイプトライドロンやブレイドキングフォームのような最強形態はその形態への変身シーン、サイクロン号とセットな1号やマシンマッシグラーとセットのフォーゼは、乗機にのってこちらに来る演出。
 そして今回LRとして収録されたストロンガーにも、同様の演出が。チャージアップはバースト後、カブトローも未実装、ならばどうなるのか?
「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ 悪を倒せと俺を呼ぶ!」
 あーうん、俺、ストロンガー使い続けるわ! だってわざわざ、崖の上用意してくれてるんだぜ!

 アルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズにて、異世界のスパイダーマン編完結! スパイダーマンの数を絞った上で、きっちり彼らの物語を書いた上で、一ヶ月に纏める。凝縮された、ディケイド9つの世界編のようでしたね。特別編と見せかけ、グリーン・ゴブリンとの決着も描かれるという、アルティメット・スパイダーマンの一編としても見事な物でした。
 スパイダーマンの正体を知ってしまった以上、記憶が吹っ飛ぶならまだ幸い、場合によっては普通に死亡や行方不明になってしまったりも。スパイダーマン=ピーター・パーカーと見抜いてしまうのは、フラグなのです。偶に「俺は正体を知ったぞ! まあいい、このカードは次の機会に使ってやろう……」な例もありますが、最終的にはそれが使えない、もしくは手札から消失する状況に陥るので、結局フラグや。
 次回からは、どうしても放置気味だったニューウォリアーズや他のフレンズとのSHIELD学園編、個人的に設定からしてぶっ飛び気味な、マーベル元祖高速の男ウィザーが予告に出てきたので、色々と楽しみ。キャプテン・アメリカと同じ年に生まれ、かのミス・アメリカの夫だったりと、かなり面白いもの積み重なっているキャラではあるんだよなあ。

日々雑談~1915~

 アルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズ、今日出た異次元のスパイダーマンは中世の剣と魔法の世界スパイダーナイト。それにおそらく地上波初デビューな、ピーター・パーカーを継いだ少年マイルス・モラレス。しかしウェブウォーリアーズのグリーン・ゴブリンは本家アルティメットユニバース寄りだと思っていたものの、現行の魔獣イメージに近いアルティメット・ゴブリンと比べると、大人しめで小さい感じ。モラレス君も、大変だわ。

 昨日はアイドルマスター眼鏡アイドル筆頭、秋月律子バースデー!との話から、なんとなく昔の公式アンソロを何冊か引っ張りだしてみることに。日付を見たら2005年の冬刊行の物なので、おそらく最初の一冊に近い本ですね。アーケード版アイドルマスターの稼働、つまりアイマスが始まったのは、2005年の夏ですし。
 今読んでみると……既に現在に繋がる物を確立できているキャラや、少し方向性の違うキャラ、未だ模索中のキャラと、千差万別。まだこの頃、貴音や響どころか、美希すらいませんでしたからね。

律子・亜美&真美・真
稼働数ヶ月の時点で、今の形にかなり近くなっているメンツ。プロデューサー志向のアイドルに、イタズラ好きの双子に、ボーイッシュと、キャラが立ってる状態。2でも各々の方向そのままに進化しているのがポイント。あと律子は、プロデューサーの代役ポジションとして、かなりの便利屋に。

あずさ・やよい
完成度は上記メンツに並ぶものの、発展途上でもあった二人。運命の人に会うためにアイドルになったという経歴から、あずささん割りとバイタリティに溢れていた。今で言うなら、川島さんばりのガツガツさもあった。あと、楓さんの自由気ままさ。これは全員に言えることですが、この頃はアイドル数人しか居なかったので、キャラ属性がギツギツに詰められていたのですよ。今は数が増えた分、その辺は分散化。

雪歩・春香
キャラクターの組み立て期。例えば雪歩の場合、穴掘りやお茶好きに男の人が苦手と、将来の片鱗は垣間見えるものの、各作者の中でまだ固まっていない感じ。あと春香さん、ヤバい。没個性初心者向けでオールラウンダーすぎる。この後、閣下的なキャラ付けがされ議論を呼ぶものの……今だから言えるけど、正直アレが無かったら春香さん本当に危なかった。人事塞翁が馬。

伊織・千早
今に比べて、刺々しく扱いにくいキャラ付けな二人。これはおそらく、当時アーケード版におけるこの二人の難易度がぶっちぎってたから。主に、コミュニケーション方面で。朝の挨拶一つで、地雷撤去のような緊張感。普通に挨拶しても、テンション下がってドタキャンするんだぜ! 360版の登場や、テンション管理自体の難易度低下、匂わされていた千早の過去の判明と、ゲーム数作やアニメを経た結果、キャラの深みを得るのと同時に、丸くなっていった。タイムマシンで当時にワープしたら「なんであの私、あんなに不機嫌そうなんでしょうか……」「カルシウムが足りないのね。そうに決まってるじゃない!」と思わず本人も達も言うであろう、変わりっぷり。

小鳥さん
謎の美人事務員。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!

 ううむ、当時の本を読んで思い返してみると、やはり違う。ここから10年かけて、今の形に至るわけで。企業の安定、ファンの熱量、新たな発想。途中あったゴタゴタも含めての現在。また10年したら、変わってんのかねえ。とりあえず、終わってはいないな! ここまで安定したら、終われんよ!

ミニコラム:スパイダーマン・ノワール&スパイダーハムの話

 久々にアルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズをリアルタイムで視聴。ここ一ヶ月近く時間が取れなかったので、ホントに久々。水曜のディスクウォーズはどうにかなっていたのに、曜日が一日ズレただけでコレとは……。
 異次元のスパイダーマンシリーズ第二回、本日のスパイダーマンはスパイダーマン・ノワールとスパイダーハム。白黒とカートゥーン、水と油というか、30分にこの2つを詰め込むのかよ!?

 ノワール(NOIR)とは:フランス語で黒という意味。映画や小説などで犯罪者や闇社会を題材にした、作風も指し示す。

スパイダーマン ノワール

 ノワールと名付けられているだけあり、スパイダーマン・ノワールの作風は只管ハードかつ陰鬱な物。上記画像で拳銃を手にしているように、ノワールは銃も使い、殺害も視野に入れた若干冷酷寄りのファイトスタイル。ピーター・パーカーが変貌したのではなく、ピーター・パーカーですら、そうせざるを得ない世界観なので……ノワールでも“ベンおじさんの死“は描かれましたが、この世界のベンおじさんは怪鳥人間ヴァルチャーに寄り、はらわたを食われて殺されました。ノワールのヴィランは、超人よりも人間寄り、その代わり、狂気と悪意に欠けた分を全振り。すっごく簡単に言ってしまうと、バットマンのゴッサムシティみたいな感じです。つーか、普段からノワール並みのゴッサムって、逆に考えてみるとあそこマジすげえな……。
 ノワールはスパイダーマンだけのものではなく、あの世界にはパニッシャーもルーク・ケイジもウルヴァリンもX-MENもハルクもファンタスティック・フォーもアイアンマンもウルヴァリンも居る。超人はサーカスのフリークスとなり、常人は過酷な現実に立ち向かう。むせ返るほどの硝煙の匂いが、たまらぬ世界です。

ノワール一同

 一方のスパイダーハム。一発ネタに見えますが、80年代に一発ネタとして生まれ、そのまま30年以上生き続けている、一発ネタのベテラン選手。大馬鹿野郎の一員としてみれば、デッドプールの先輩的ポジションでもあります。
 アニメだと、変な蜘蛛に噛まれた豚でしたが、原作だと変な豚に噛まれた蜘蛛が変貌した存在。おもしろ放射能グッズで放射能を浴びて頭おかしくなったメイ・ポーカー(豚)が蜘蛛に噛み付いた所、蜘蛛が変貌して豚に。まだ混乱中のメイおばさんは、元蜘蛛の豚を自分の甥のピーターだと言い出し、ピーター・ポーカーここに誕生。オウ……ノウ……。
 長期連載ではなく、ポツポツと忘れた頃に出てくるスタンスなため、設定はわりと適当です。原作でも普通に蜘蛛に噛まれた豚扱いだったり、仲間のヒーローやヴィランのモチーフとしている動物が入れ替わってたり。しかし動物系ヴィランが何故か他の動物になったり、エレクトロが電気ウナギってまんまじゃねえか!なのがいたり、ミステリオはゴリラ化って、それ本家より強いんじゃね!?なのがいたり、コマ一つだけで、ホントどうしょうもねえなコレ!

スパイダーハムVSスインスター・シックス

 こうして並べてみると、一見陰鬱で狂気を孕んでいるのはノワールだけど、真の狂気はハムの方にあるような……子供にも向けたアニメでの、セット理由が狂気だったら嫌だなあ、おい。唯一の正気は、昔に比べてデザインが大幅変更されてたアイアンマウスか。

アイアンマウス

 もうディズニー傘下だから、こっちのデザインで出してみました!言うたら、次の日マーベル・コミックスごと更地になってそうなデザインですネ!

日々雑談~1906~

 少し出かけていたので、夜中にアルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズを視聴。今日から異次元のスパイダーマン編開始、先陣を切るのは未来の蜘蛛男スパイダーマン2099と、蜘蛛男ならぬ蜘蛛女のスパイダーガール。CGアニメというか、なんかゲーム版思い出すなーな2099の世界の描写にも驚かされましたが、スパイダーガールの世界も全キャラ女体化とえらく気合入っておる……マッチョデザインなグリーンゴブリンに比べ、従来のイメージに近いビジュアルの女グリーンゴブリン。ウェブウォーリアーズはかなり思い切ったデザインを取る時もあるのですが、隙あらばこうして従来の物も差し込んでくるというか。バルチャー回でも、こっそり禿頭+老人なバルチャーが出てましたしね。ホント、隙あらばだ。
 しかし、こうして反目しあって分かり合って、共に困難を乗り越えてく姿勢は、正にディケイド。平成ライダーの世界を巡っているディケイドを凝縮して数話にしたら、こんな感じになるのかしら。

 今日は時間が出来たので、中野から高円寺をグルっと回って、最後にヴィレッジブックス主催、阿佐ヶ谷で開かれていた『中島かずき、石川裕人、アメコミを語る』に参加。中野で管理者への誕生日プレゼントも買えたし、高円寺のすごろくやで新作のアナログゲーも仕入れられて、良い買い物が出来たかなと。すごろくやさんは、店員さんが懇切丁寧にルールから用途の紹介までしてくれて、アナログゲー買うなら一回言ってみたほうがいいねい。あと管理者の誕生日プレゼントに買ったコレ、見ているとなんか不安になるけど、あと数日したら管理者のトコ行くから、まあいいか!
 最後のトークショーは、日本の創作に広く携わる中島かずきさんに、海外創作の事情をよく知る石川裕人さんのトークと、アメコミの話だけでなく、日米の創作比較論も聞けて、色々と勉強に。個人的な命題の一つ、「アメリカ人、なんであんなにゴリラ好きなん?」への答えに繋がる材料をいただけたのは、予想外の収穫だったなあ。材料どころか、答えそのものを貰った気がする。
 新刊ラインナップの発表もありましたが、いや中々これは……自分もそうですが、おそらくこのサイトを見てくれている方なら、大満足の大フィーバーではないかと! 期待値ガン上げで大丈夫ですよ!
 具体的な内容に関しては……まあ、口にしていいとも悪いとも言われなかったので、だったら黙っていようかなと。とりあえず自分の口は、公式から何らかのアクションがあるまで、黙すということで。即座に大々的にネットにバーン!というのが恒例化すると“イベントで情報公開“自体の価値が下がっていくので、それが怖いというのもあり。イベントのウリになる以上、情報は金であり価値のある物。扱いは必要以上、そこまでは不必要だと言われるくらいに、慎重に取り扱いたいところです。

日々雑談~1901~

 アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ、今週はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー回+ノバのパワーアップ回。ノバ軍標準装備な金ヘルメットから、サムのトレードマークとも言える黒いヘルメットに。アイアンフィストやホワイトタイガーに続いて、三人目のパワーアップ。あとコレで残っているのは、パワーマン……誰か、カミソリ持ってきて!
 外見的に特に変わっては居ないものの、スパイダーマンも数多くのビークルを貰ったりアタッチメントの改良と、さすがは主人公と言わんばかりの順調なパワーアップを継続中。そしてまあ、来週からは増えるわけで。来週より異次元のスパイダーマン編開幕。近未来、性別反転、スチームパンク、騎士、後継者、ブタ……様々な蜘蛛男が、ピーター・パーカーを待ち構える!
 そういえば、本国の方で、このアルティメット・スパイダーマンの続編製作も決まったようですね。うむ、朗報。このシリーズも、今までのアニメと路線を変えた結果、当初は結構辛辣な意見も多く。個人的に一番ひでえと思ったのは「こういうのはデッドプールにやらせろよ!」う、うん、分からんでもないけどね!?w
 それはそれとして、こうして一定層の支持を得て、軌道に乗れたのは良いことです。ディスクウォーズもそうでしたが、どうしても新機軸というのは色眼鏡で見られやすいもの。そんな中、良さや人気で正々堂々歩き続けて見せる!というのは、挑戦した制作側にとっての本懐では無いでしょうか。