日々雑談~3563~
ここ最近、上手く更新できず申し訳ありません。徐々にペースを取り戻せるようにします。
聞いた瞬間一分間ほど思考停止するぐらいには、プロレス・スターウォーズの電子書籍化は大事件……待ってたぜー!https://t.co/s8N0EUv8x2
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年3月6日
プロレス・スターウォーズを知っている人間にとっては飯食ってる場合じゃねえ!と飛び出すレベルの大事件。プロレス漫画として、プロレススーパースター列伝に負けぬ知名度とインパクトを持ってはいたものの、列伝に比べ入手難易度が高く、電子書籍化もされていなかった本作。それが、Kindleで全巻配信&Unlimited対象になるという大事件。Unlimitedに加入していれば、無料で読めちまうんだ!(スピードワゴン風
プロレス・スターウォーズのあらすじ:プロレスブーム真っ只中の日本のプロレス市場を奪い取るため、アメリカのプロレス団体が連合を組んで攻めてきた!
あらすじとしては以上です。虚構と事実を織り交ぜたプロレススーパースター列伝と違い、事実をベースに虚構の物語を作り上げたのがプロレス・スターウォーズですね。流石に梶原一騎でも、事実のていで自由の女神は爆破しねえよ! 刃牙だって、ギリギリのところで我慢したし! スターウォーズだと、何の脈絡なく吹っ飛びます。ええ、開会式の花火みたいな気安さで。
当時の日本のプロレスを牽引していた、馬場、猪木、鶴田、藤浪、長州力、天龍……アメリカからの刺客となるのは、ハンセン、ブロディ、アンドレ、ホーガン、フレアー、レイス……名前だけで、わくわくするレスラーばかり。そんな彼らが、ただぶつかり合う! ジャイアント馬場VSアンドレ・ザ・ジャイアントや天龍源一郎VSミッシングリンクのような、レスラーたちの人生や伝説を見つめた上で描きあげた名試合がてんこ盛り! うはー! たまらねえ!
プロレス・スターウォーズは、今となっては各所が1980年代のプロレスの雰囲気を感じさせる資料でもあり……全日本のルー・テーズ杯の優勝&準優勝コンビ、越中&三沢のタッグって、ホントにこの時旬なコンビとしか言いようがない。 pic.twitter.com/ENxF8Pw3up
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年3月6日
プロレス・スターウォーズの連載が始まった直後、三沢さんと越中さんはメキシコ遠征に出て、その後、三沢さんはタイガーマスクに、越中さんは新日に移籍と、若手タッグとして組むことはまず無いことに。しかし対戦相手に、新日の越中詩郎としのぎを削る高田延彦の名があるのが面白いねー。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年3月6日
作中、日米の争いで大変な中、いつの間にかできてるジャパンプロレスやUWF。こういう作中の状況では難しい流れも、当時のプロレスの情勢に合わせようとした結果、作品に組み込まれています。この時代(80年代)は、日本のプロレスを牽引してきた2大勢力である新日本や全日本とは違う、第三の選択肢が生まれかけていた時期ですしね。実際に生まれるのは、少し先のことですが。いい時代にあった、いい連載だった……。